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お迎えする前に知っておきたい!ワンちゃんの生理、ヒートとは?

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女の子のワンちゃんをお迎えしたなら意識しないといけないのが「ヒート

ヒートとは発情期の事で、発情前期に入ると生理が始まります。

 

犬にも生理があること自体に驚く方もいるでしょう。

人と犬の生理は同じものではありませんが、生理出血のする動物は少ないようです。

(ちなみに、猫に生理はありません)

 

ヒートってどんなもの?

 

個体差はありますが、ワンちゃんの生理は生後6か月~1年頃から始まります。

その後年に2回という周期で繰り返します。

 

生理痛というものは人間特有のものであり、ワンちゃんに痛みはないそう。

女性にとっては少し羨ましいという気もしますね(笑)

 

 

【イヌの生理のサイクル】

 

発情前期(約8~10日)

子宮内膜の充血による出血

 

発情期(約10日)

排卵…妊娠可能な期間は4日間程度

 

・発情後期(約2カ月)

無症状

 

無発情期(5~10か月)

 

となっています。

 

ヒトの場合だと

排卵日は1日のみ → 子宮内膜が剥がれ落ちることによる出血(約1週間)

同じように出血があっても、順序や生理そのものの意味が少し違うんですね。

 

 

では実際、ヒート中どのような症状があり、どんな注意が必要なのでしょうか。

 

 

発情前期

陰部が腫れたように膨らみ、出血が始まります。

小型犬の場合は出血量が少なく自分自身で舐め取ってしまうこともあり、飼い主が生理に気付かないこともあります。

お尻を気にしていたり、頻繁に舐めているようであれば確認してあげてください。

 

この時期の症状は

・おしっこの回数が増える

・食欲がなくなる

・ソワソワと落ち着きがない など。

 

 

マーキングと言うとオス犬の行動のように思いますが、ヒート中のメス犬もマーキングをします。

そしてその尿に含まれるフェロモンにオス犬が寄ってきます。

しかし、まだこの時期はオス犬を許容する段階ではないため、お散歩中などにオス犬を近づけないよう注意しましょう

 

 

発情期

出血量が少なくなってきます。

発情期に入って3日程で排卵が起こり妊娠可能期間に入ります。(4~5日間)

 

オス犬を許容する期間になりますので、妊娠を希望していないのであれば特にこの時期は注意が必要です。

 

 

 

発情後期

陰部の腫れや出血が引いていき、ヒートは終わっていきます。

 

この時期まれに「偽妊娠」する子がいます。

偽妊娠とは妊娠していないのに、妊娠しているような行動をすることです。

おもちゃやぬいぐるみを可愛がったり、おっぱいが張る、など。

 

我が家の次女「みやこ」もこの時期ずっとおっぱいが張っていたのでもしかすると偽妊娠していたのかも…?

 

 

数週間で治まっていきますので、心配はいりませんよ^^

(あまりにも続くようで心配な行動がみられる場合は動物病院で診てもらいましょう)

 

 

出血による汚れが心配・・・

 

先ほども書いたように小型犬であれば舐め取ってしまい出血による汚れがほとんどないこともあります。

ですが、走ったりジャンプしたりすればポタポタと血が落ちてしまったり、

お座りして床を汚してしまったり、何かと大変なものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初は嫌がる子もいるかとは思いますが、おすすめは布製のサニタリーパンツ

ワンちゃん用のナプキンをセットして履かせるだけで見ためも可愛いです。

 

 

 

 

 

お留守番などでトイレが心配…という場合はワンちゃん用のオムツなども販売されています。

赤ちゃん用のオムツの方が安いため、しっぽの部分に穴をあけて履かせることもできますよ♪

嫌がって噛んでしまったりボロボロにしてしまうようでしたら、こまめに汚れを拭きとってあげればそれほど問題はありません。

 

我が家のシーズー姉妹は生理中に足やお尻付近を触られるのを嫌がり、噛みついてくるのであまり拭かせてくれませんでした。

デリケートな時期ですので、ワンちゃんの負担にならないように気を付けてあげたいですね。

 

 

お散歩はしてもいいの?

 

散歩をしてはいけない!という決まりはありませんが、注意は必要です。

オス犬が寄ってきて怪我をしてしまうこともあるかもしれません。

それくらい強力な物だということを理解しておいてください。

 

注意することは、一般的なお散歩の時間をさけるなどの工夫、絶対にノーリードにしない

ドッグランなどほかのワンちゃんが集まる場所へ連れて行かない、など。

愛犬だけでなく、周りの飼い主さんやワンちゃんへ迷惑をかけないためにも気を付けましょう。

 

 

避妊手術

 

ワンちゃんの生理ついてお話してきましたが、将来的に出産を希望していない場合、早めの避妊手術を考えてみるのもいいかもしれません。

獣医さんによっては、一度目の生理が来る前の手術は体に負担がかかると言われることもありますし、生後1年未満でも手術を受けられるところもあるでしょう。

手術の時期は、ワンちゃんの犬種や体調、体力によってもかわってくるかと思いますので、しっかり相談してくださいね。

 

 

 

 

 

ヒート中は飼い主さんにとっても気を使い少し大変な時期にもなりますが、愛犬を危険な目に合わせないように、正しい知識を持っておきたいですね!

次回は避妊・去勢手術について詳しく書いていきたいと思います♪

 

 

 




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