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留守に出来ない~吠えたり壊したり?!飼い主の態度次第かも

投稿日:2018年3月22日 更新日:

犬と暮らしている方の悩みの中で、愛犬が「お留守番出来ない」という話はよく耳にします。今回は、愛犬の留守番について書かせていただきます。

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まず、留守番が出来ないとは、どういうことなのか?どうなってしまうのか?例をあげます。

◎飼い主が出掛けようとすると興奮状態になり、暴れだす

◎泣き叫び、吠え続ける

◎普段は間違えないトイレを、わざと違う場所にしまくっている

◎ティッシュやリモコン、クッション等々、部屋を破壊する

◎嘔吐、下痢、呼吸困難など体調不良になる

上記は一例ですが、どれを取っても飼い主にとって頭を悩ます行動です。「どうしてこんなことするの❕」と、感情的に叱ってしまうかもしれませんし、「うるさい❕」と怒鳴り付けてしまうかもしれません。

では、どうしてこんな行動をしてしまうのか?飼い主が日頃可愛くて可愛くて、要求吠えをすれば要求に答えてしまう、震えたりすると心配して直ぐにかまいまくってしまう、何かあると直ぐにだっこしてしまう、いつでも一緒で寝るときも一緒・・・そんな日頃の対応で、愛犬は『ママやパパは、自分の言うことを何でも聞いてくれる』と、思い込んでしまいます。犬は飼い主の動向を観察しています、自分がイタズラをすれば自分に関心を向けてくれる、自分が震えたりすれば心配して抱っこしてくれる、吠えれば振り向いて話しかけてくれる、《分かっているんです》言い方を変えれば、見透かされているんです。

もともと犬は群れで生活する動物です。だから、人間と暮らしていても、『群れ』なんです。

群れというのは必ずリーダーがいます、そのリーダーが問題なんですよね、前述でも述べましたが、愛犬が望む通り、思う通りに飼い主が動きます、それは言い方を変えれば指示に従っているのが飼い主なんです。犬はリーダーが居ない群れでは(自分がリーダーにならなければ!)と、弱い犬でも使命感を持ってしまうようです、ですからリーダーである自分が許可していないのに、子分である飼い主が許可もなく外出する・・・という感覚になるのでしょう。イライラが募り物に当たったり、吠えまくったり、当て付けのようにトイレを間違えたり、犬にとっては自分に従った行動をとらない飼い主に怒り、勝手な行動が納得がいかないのです。

ただ、これは全て飼い主である私たち人間がリーダーとして接していない可能性があるんでしょうね。日頃から吠えてもイタズラしても頑として無視したり、怒るのでなくダメだと分かるまで根気よく叱りぬくなど、徹底した態度をとらないといけないかもしれません。そうはいっても、可愛くてしょうがない愛犬を無視したり叱るのは辛いものです、心を鬼に出来るのか・・・難しいです。

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ここで、「お留守番」出来るようにするのに効果的だとされる、幾つかをご紹介させていただきます。

◎テレビやラジオ、電気などをつけっぱなしにして出掛ける

◎出掛ける前にお散歩を長めにしてあげる

◎大好きなオモチャやオヤツに夢中になっているうちに出掛ける

◎ゲージやサークルに入れて(無理矢理ではなく)出掛ける

◎「行ってくるね」「お利口にお留守番してね」など、声掛けしないで出掛ける

留守番をさせるとき、心のどこかで(可哀想)(申し訳ない)(離れたくない)など、飼い主である自分の気持ちが弱気になります。そこで、言葉をかけて出掛けようとすると、愛犬は〈嫌なことが起こる〉と刷り込まれていきます、なのでいつも通りを装い、ちょっと外に出るだけで直ぐに戻ると思わせる言動が大切です。必ず戻るという安心感を日頃から与えるようにすることは重要です。また、外出前に沢山運動させることによって疲れるので眠くなる、オモチャやオヤツに集中させることで気を散らす、など色々な方法があります。勿論個体差がありますので、ご自分の愛犬に合った方法を模索することが一番です。

私事ですが、ご多分に漏れず私自身が分離不安で、愛犬を置いて出掛けるのが辛くて寂しくて、哭かれたりしがみつかれたりすると、自転車にのせ、外食も外出も愛犬同伴が必須でした。そんな毎日、多少の不都合はあってもそのままでおりました。然し、世の中何が起こるか分かりません、二人暮らしの夫が体調を崩し病院に行き、そのまま入院となってしまいました、前々から決まっていればペットホテルや知人やペットシッターに依頼することも出来ましたが、あまりに急な上に、その日から毎日、入院した主人の看病をするため病院に通わなければならなくなり、心配ながらも愛犬は置いていくしかなく、哭いている声に後ろ髪引かれながら、毎日留守番を余儀なくされました。

そして可哀想だと思う余裕もなくアタフタと病院に通い続け暫くすると、部屋のドアの前で《待て》をさせると、少しクウンクウンしましたが、そのあとは諦めて窓辺やソファで待ってくれるようになりました。人間である私だけが分離不安で、犬である愛犬は必ず帰ってくると信じてくれたのか、なんの問題もなく待てるようになりました。分離不安だから・・・と心配した時期もありましたが、結局は私だけが分離不安だったようです。普段から最低限のシツケはして、それ以外は大好きだけどダメなものはダメだと譲らないようにするくらいで、叱ることはほぼありませんが、飼い主自身も愛犬を信じてあげないとですね。

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普段から、ちょっと外に出て直ぐに戻るなどの練習をしたり、気をそらせる作戦も良いかもしれませんが、愛犬がリーダーになる主従関係ですと、飼い主の外出が不満であり不安なんです。愛犬にしてみれば「飼い主は勝手に何処に行ったのか?無事に帰って来るのか?いつ帰って来るのか?」そんな気持ちで見送り待っているかもしれません、飼い主がリーダーシップをとり安心感を与えてあげると、愛犬はリーダーである飼い主を信じてゆったり待つことが出来るようになるのではないでしょうか。

 




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