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分離不安・・て何?どういう症状なの?

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今回は、分離不安についてお話させて頂きます。

「分離不安」は、言葉通り、[離れることへの不安]です。

人間や犬など、群れで生きている生き物は、他の者への依存が少なからずあるものです。赤ちゃんやペットとして飼われている動物は、食事・排便・外出・病気・怪我など、一人では何も出来ません。なので、自分を守り、面倒を見てくれる相手に依存しなければ生きていけないのです。

ペットとして生活するワンちゃんの場合は、尚更で、成長しても自分で食事の用意も、排泄物の片付けも、お散歩も、病院も行かれず、飼い主無しで生活するサバイバル能力が無いので、一人になるなんて死活問題なんですよね。

では、分離不安は、どういう症状や状態を言うのでしょうか?

●主に、飼い主が出掛け、留守にされたワンちゃんに見られるのですが

・出掛ける際に、泣き叫びしがみついてくる

・ずっと吠え続けたり、遠吠えする

・飲まず食わずになり、食欲不振

・嘔吐

・排泄を、至るところにする

・下痢や血便

・震え

・脱毛

・過呼吸

・クッションやティッシュなど、破壊行為

等々、問題行動のみならず、体調まで不調になってしまう子もいます。

 

 

ワンちゃんは、飼い主が自分を置いて出掛けてしまうことに対し。。

「捨てられちゃうのかな」

「もう、帰って来ないのかな」

「どうして、独りぼっちにされたのかな」

などと、飼い主と離れることに、不安と恐怖で一杯になるんでしょうね。

 

そんな愛犬に、不安感や恐怖心は必要ないのよ~と、根気強く教えてあげることが大切です。

 

では、どうしたら、分離不安を治せなくても、軽減してあげられるでしょうか?

○まずは、ゲージに入れて、鳴かなくなるまで、暫く待つ

○慣れてきたら、ゲージに入っていても、ゲージから出していても、玄関の外に出たり入ったりを、出ている時間を、1分から5分、10分・・・などと、増やして行き、「外に出ても直ぐに戻ってくる」と、インプットさせる

○そして、更に慣れて来たら、近所に買い物に行ったり、お留守番の時間を少しづつ増やし、ちょっと長めに外出していても、必ず戻ってくるのだと、安心させてあげる。

 

ワンちゃんは、頭が良い上に、繰り返し同じ事をしたり覚えたりするのが、とても長けた動物です。なので、何度も繰り返し練習することで、ちょっと離れても大丈夫と学んでくれるのです。

 

ただ、ここで注意点があります。してはいけない飼い主の言動があるのです。それはなんでしょうか?

○留守番させる日に、可哀想だからと、特別な食べ物を与えたり、特別な事はせずに出来る限り、いつも通りにしましょう

○外出する際に、「お出掛けするけど、ごめんね」「お留守番出来る?大丈夫?」「じゃあね、バイバーイ」などと、声がけするのも、愛犬に[これから、独りぼっちにするんだよ~]と、敢えて伝えていることになり、不安感を助長してしまいます

○帰宅時も、注意が必要で、独りで寂しい思いをしていたであろう愛犬が可愛いし、申し訳無いしで、飼い主自身も大歓迎でお迎えしてくれる愛犬に会えて嬉しいのは勿論なのですが、帰宅早々、「ごめんね~会いたかったよ~お留守番頑張ったね~」などと、涙の再会をしてしまうと、愛犬も興奮してしまうし、この外出が大事なんだと思ってしまうかもしれません。

なので、お留守番させる際には・・・

○愛犬といちいち、アイコンタクトなどをせず、外出の準備を着々と行い、声がけしたくてもグッと我慢して、しがみつかれてもスッとかわし、何気なくドアから出ていきましょう。

涙は、ドアの外で。。。

○帰宅する時は、ドアの外で一呼吸して、トイレから出てきたくらいの気持ちでドアを開けましょう。そして、愛する子が、大歓迎をしても、ぐぐぐーっと我慢して、「ただいま」くらいの一言で、部屋に入り、愛犬の熱烈歓迎が落ち着くまで目を合わせず、落ち着いたらそっと撫でたりして、何でもない事なんだと思わせてあげましょう。

 

兎に角、ワンちゃんは飼い主の言動をいつでも注視しています。

飼い主自身が、留守番させる事に不安や罪悪感を持っていると、その心の内を直ぐに読み取り、愛犬が不安を抱くことになります。

 

私の体験談ですが、先住犬がかなりな分離不安で、留守番させられる日は、朝から私の普段と違い気配を感じとるのか、ずっと付いて歩き、落ち着きが無くなり、リードにしがみつき、自分も連れていってもらう気満々で玄関で待っていたりして、目を合わせないようにサッと外出していたのですが、ほぼ、必ずと言って良いくらい、トイレの脇に排泄していたり、嘔吐したり、酷いときは、外出直前に過呼吸になったり・・結構、困ったちゃんでした。

後輩犬が来てからは、以前よりも諦めてくれるようになり、窓辺でずっと待っていてくれるようになりました。

でも、やはり大切な愛犬が、悲しげに泣き叫んだり、しがみついて来たり、体調崩したりすると、心が折れてしまうんですよね。。

飼い主が外出し、留守番すると言うことが、何でもない事であり、必ず帰ってくるんだと安心させてあげ、出来る限り、愛犬のストレスが無いように、お留守番させてあげる努力をしないといけませんね。

 

 




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