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犬のデンタルケア。正しい歯磨きの考え方を学ぼう!

投稿日:2014年11月3日 更新日:

こんにちは。11月8日は「良い歯の日」。みなさん、毎日歯磨きしてると思います。
ワンコも毎日歯磨きしてますか?
実は犬の健康トラブルで一番多いのが「歯」だそうです。
だから、この連載でも「歯磨き・歯周病・口臭予防」についての記事を書いて来ました。

旅行先で歯磨きするさくら

旅先でもきちんと。
毎日続けるのが大切。

【犬のデンタルケアの考え方】
犬は人間と口腔環境が違うため、生息できる細菌が異なります。
そのため犬に虫歯はほとんどなく、かわりに歯周病にとてもなりやすいです。
人間も、毎日歯を磨いていても虫歯になったりしますよね?私もですが…。
それで歯医者さんに行って歯磨き指導とかを受けて「人間の歯磨きの正しい方法」を覚えました。
もちろん「犬には犬の歯磨き・デンタルケア方法がある」があります。「人間とは違う」これ非常に重要です。

  • 歯周病は歯茎で発生するので歯茎を気にしよう
    人間は歯の表面ならどこでも虫歯になるので歯の全体を磨きます。でも意外と歯茎の部分ってノーマークでは?
    人間でも歯周病予防に重要な「歯と歯茎の境目」、ここが犬のデンタルケアの最重要部分です。
  • 歯石は悪くない、歯垢が悪い。食べかすを除去しよう
    歯石は既に固まってしまっているので、それ自体が何かするということはありません。
    (ただし歯石は表面がざらざらしているので、食べかすや歯垢が付着しやすいから気をつけましょう)
    しかし、歯垢にはたくさんの細菌が住み着いていて、歯と歯茎の境目に炎症を起こす原因になるのです。
    そして、歯垢になるのが何かというと、ズバリ「食べかす」
    「食べかす」が「歯垢」になると歯周病を引き起こすので、これをきちんと除去しましょう。
  • 歯は抜けたら終わり、後悔しないようにケアしよう
    「独学で犬の歯をマメに磨いてたけどやっぱり数本抜けてしまった」というのは7歳、トイプードルのママさんです。
    私は、このママさん、偉いと思います。7歳で数本に防げたんですから。
    でもご本人は「毎日磨いてたのに…申し訳ない」って言っていました。
    「できる限りのことをやって可哀想な思いをさせたくない、後悔したくない」。それはみんな一緒ですね。

【スケーラーを使うのは止めましょう】
「歯石をスケーラーでとってるから大丈夫」という方がたまにいます。
ですが、上に書いたように、歯石自体はもう何もしないのです。
そしてスケーラーはとても扱いが難しく、誤って歯の表面や歯茎に傷をつけてしまうことが多いです
そうなるとますます口腔環境が悪化し、炎症が起こりやすくなります。しかもなかなか気がつかないのです。
何より、歯石をとるよりも歯周病を防ぐことが重要なので、実はスケーラーはあまり意味がないんです!
プロの指導を受けた方やよほどの理由がある方以外、利用はあまりおすすめできません
※ショードッグなので歯をきれいに見せるためなどの特殊な理由の場合は別です。

【で、歯磨きのコツ!】
歯磨きの方法は以前に書いたので読んでね!

■こちらが小型犬向け。基本です。
犬の歯周病・口臭予防に毎日。歯ブラシで歯磨きの方法!

歯磨きをするチワピンさくらの写真

最初はゴニョゴニョするだけでもいいのです。

■こちらが大型犬と、歯磨きがどうしても苦手な子向けです。
犬の歯周病・口臭予防(2)歯ブラシを使わない歯磨き方法。

歯磨きガムを食べるさくらの写真

歯磨きガムの注意もあります。

今回は、上記に付け加えての説明です。大切だからよく読んでね!

  • 犬の歯磨きは歯と歯茎の境目を重点的に行う。
    先ほども書いたように、犬は「歯周病になるけど虫歯はほとんどない」ので、歯の上などはそんなに気にしなくていいです。
    そのかわり「歯と歯茎の境目」を気にしながら、そこに食べかすが残らないように丁寧に磨いてあげましょう
  • 歯ブラシは柔らかいものを選ぼう。
    犬って硬いものを齧ってるから大丈夫…、そんなことはないです。
    牛の蹄や硬いオモチャを齧っていて犬歯が折れちゃった!そんなこも少なくありません。
    特に歯茎の部分も軽くブラッシングするので、柔らかい素材の歯ブラシを選んで、軽い力で丁寧に行ってあげましょう
  • 硬いオモチャより布のオモチャ
    犬の歯周病・口臭予防に毎日。歯ブラシで歯磨きの方法!
    でもご紹介しているように、布製品を齧らせるのは歯垢や食べかすを除去するので効果的です。
    でも時々「硬いオモチャや牛の蹄で歯石を取ってるから大丈夫」っていう人がいます。
    硬いものを齧っているだけでは歯石は取れませんし、上に書いたように、歯石をとってもデンタルケアとしてはあまり意味がありません。
    歯のことを考えるなら引っ張りっこロープなどがオススメです
    (布製品はとっても汚れがちだからできれば毎日洗ってキレイに乾かしてね!)

    犬用ロープの写真です。

    ロープはワンコ大好き。
    頑丈なので安心なオモチャ。

  • 獣医さんに行ったら歯も見てもらおう
    私は「フィラリア・ノミダニの薬」をもらうために、3ヶ月に1回はさくらを獣医さんに連れて行きます。
    半年分買っておいてもいいのですが、3ヶ月に1回は定期検診のつもりで連れて行っています。
    そこでは耳、目、肛門などを見てもらい全身の触診、そしてもちろん歯の状態も見て頂きます。
    実は奥歯に一カ所歯石がついていますよ、と指摘されてショック。
    「でもね、もう歯石になってるし、この場所なら問題ないです。何にもありません。
    とにかく一日1回でいいから歯磨きして、食べかすとって下さいねー」と優しく言われました。

歯磨きが苦手な子にはスプレータイプもあります。
苦手な場合はこういうものを使って毎日シュッシュしてあげて下さいね。天然成分を使っていて身体にも安心だからオススメ。

歯磨きサプリとさくらの写真

くんくん、ぺろーり。
無味無臭だから気にならないみたい。

フルボ酸100%歯磨き「ハミガキサプリ」
↑さくらも愛用。大型犬から小型犬までオススメです!

歯は一生の健康を保つのは人間と一緒だけど、犬は人間みたいに歯医者さんで治療を受けることができません。
抜けたら生えてこないし噛み合わせも悪くなるし、放っておくと別な疾患を呼んでしまうので本当に怖いです。
改めて正しいワンコのデンタルケア、今日から早速行いましょう!

歯磨き大好きなさくら

えぐえぐ、うっとり。
歯磨き好きにもできますよ。

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