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犬のフード、ドライとウエットどちらが良いの?

投稿日:2015年6月15日 更新日:

こんにちは!
この連載では「犬の健康」を主なテーマに扱って来ましたが、そろそろみんなが気になる「フード」について触れていきます。
周りを見ていると、みなさん様々なフードを使い、それぞれ工夫を凝らして、ワンコの食事の用意をされていますね。そして「どのフードを選ぼうか、どんなものをトッピングしようか」と日々悩んでる方も多いです。かくいう私もさくらをお迎えしてから一年近くフードジプシーを経験してきました…(笑)。
※フードジプシーとは、いくつかの理由でフードからフードへと彷徨う飼い主のことです。これについては「フードのローテーション」の記事で改めて触れますね。
今回は基本中の基本である「そもそも何を選べば良いの?」についてです。特に新しい子をお迎えした方、パピーの飼い主さんは読んでおいて頂きたいと思います。
(専門家の方や詳しく勉強されてる方には当たり前の内容かもしれませんが、この機会に再認識するためにも読んで頂ければです)

これ全部製法が違います。 ドライフード、ウエットフード、 フリーズドライのお肉。 本当に悩むところです。

これ全部製法が違います。
ドライフード、ウエットフード、
フリーズドライのお肉。
本当に悩むところです。

【日本で定義されているフードは4タイプ】
日本でペットフードの品質管理等を行う業界団体「ペットフード公正取引協議会」では水分含有量によって4タイプに分類しています。
以下引用しますね。

  • ドライフード
    製品水分10%程度以下のフード。水分含有量が13%以上では、カビが生えたりするので12%以下に保つ必要があり、安全性を配慮して多くは水分含有量10%以下の表示をしています。
  • セミモイストフード
    製品水分25~35%程度のフード。発泡していないフードで、品質保持の為に砂糖や防カビ剤等の添加物を使用。水分保持のために湿潤調整剤を使用します。
  • ソフトドライフード
    製品水分25~35%程度のフード。発泡しているフードで、品質保持の為に酸や防カビ剤等の添加物を使用。水分保持のために湿潤調整剤を使用します。
  • ウエットフード
    水分75%程度のフード。品質保持の為に殺菌工程を経て、密封容器に充填します。密封容器には、缶詰、アルミトレーやレトルトパウチ等が使用されます。

ペットフード公正取引協議会サイトより引用
http://www.pffta.org/seizo/seizo1-3.html

【添加物に注意しよう】
水分含有量別にタイプが分かれていることがこれで分かりましたが、水分を含んでいる以上はその品質保持のために添加物が必要になることを忘れてはいけません。
上記の内容からは、

  • セミモイストフード、ソフトドライフード
    品質保持のために防カビ等、水分保持のために湿潤調整剤を使用
  • ドライフード
    品質保持のために水分含有量を極端に減らしている
  • ウエットフード
    品質保持のために殺菌、密封している

ということが分かります。
「ならドライフードやウエットフードなら添加物がなくて絶対安心!」ということではないのですが、セミモイスト、ソフトドライのタイプは「上記に該当する添加物なら使ってオッケー」って言われているので堂々と使っているということです。
これら添加物がすべてワンコの健康被害に繋がるとはもちろん言い切れないのですが、心配であればこれらのタイプのフードは選択肢から外した方がいいでしょう。
以下、今回は多くの方が一般的に使っているドライフードとウエットフードについて説明していきます。

【ドライフードのメリット、デメリット】
多くの方が使っているドライフード。ここでは栄養素や製法などではなく、ドライフード全般について説明しますね。

■メリット

  • とにかく保存期間が長い
    ウエットフードなどは開けたら数日で使い切らなくてはならないのに比べ、ドライフードは長期間の保存ができます。
    (でも置き場所の環境などによっては品質が劣化してしまったりするので要注意!)
  • 他に比べると安価です
    ドライフードの中では高いと言われていても、やっぱり他に比べると全然安い!大型犬の飼い主さんは特に大助かりです。
  • ワンコの好き嫌いが少なくなる
    ドライフードは嗜好性がウエットフードやおやつなどに比べると遥かに低いので「ワガママで食べなくなっちゃった」ということがあまりないです。
    万が一何かのトラブルがあってドライフードしかない、という時でもぱくぱく食べてくれて安心です。
  • 選択肢がとにかく豊富
    世界で一番使われているのがドライフードなので、国内外の様々なフードがたくさん流通しています。
    ですので、特殊な療法食や穀物を使わないグレインフリー、日本ではなかなか普及していないオーブンベイクド製法など、本当にたくさんの種類のフードから自分のワンコに最適なものを選ぶことができます
  • 歯垢がつきにくい
    歯垢は「食べかす」と「口腔内のばい菌」「口腔内のミネラル」で発生してしまうものですが、ドライフードはそもそも食べかすがつきにくいので他のフードより遥かに歯垢がつきづらいです。(とはいえ「つかない」わけではないので、歯磨きは必ず行って下さいね)

■デメリット

  • 好き嫌いが激しい子は食べないことがある
    これはフードのデメリットというより個体差なのですが…。上に書いたように好き嫌いがある子はなかなか食べてくれません。
  • 水分が少ないので水分を取らせる必要がある
    デメリットというか注意点。これ意外と知らない方多いんですが、ドライフードは極端に水分が少ないので胃の中で胃液を吸って膨張し、その際に水分が足りずにワンコの身体に負担がかかってしまうことがありますので、ドライフードを与えるときは水分を補ってあげましょう。
  • 流通量が多いので粗悪品に注意
    これもフード自体の問題ではないのですが、輸入品で極端に安価に売られている場合は正規流通ではない場合があります。
    いまではかなり少なくなりましたが、それでも未だに「湿度が高く衛生状態の悪い船便で長期間に渡り輸送」されて販売される場合もあります。
    そういう状態だと、手元についた時にはすでにかなり品質が劣化していることが多いですので、こういったことを防ぐために必ず以下を行って下さい。

    • 賞味期限を必ず確認する
    • フードの袋の状態を確認する(破損、染みなどの汚れ等)
    • 輸入者の表記を確認する
    • 開けてみて臭い、状態を確認する

異常が見られる場合はワンコに食べさせず、必ず輸入者に問い合わせて下さい。

【ウエットフードのメリット、デメリット】
ではウエットフードはどうなの?というと、こんな感じです。

■メリット

  • ワンコの食いつきがいい
    水分が多くいいにおいのするウエットフードは、どんなワンコでもみんな大好きです。小型犬によく見られる「イヤイヤ食べ」や「フードをオモチャにしながら食べる」という話も、ウエットフードでは聞いたことがありません
  • パピーやシニアに最適
    まだ生後2ヶ月程度のパピーは、ドライフードの場合はふやかしてあげる必要がありますが、ウエットフードならそのままあげることができますから、手がかかる時期はとってもらくちんです。
    またシニアになって鼻がよわくなったり顎の力がよわくなってドライフードは食べなくなったワンコは、ウエットに移行する子が多いですね。かなりのシニア犬でも、ウエットなら喜んで食べてくれています
    (私が実家でお世話していたミックス犬「テリー」も晩年はウエットを喜んで食べていました)
  • 水分がたっぷりなのでそのまま与えられる
    ドライフードの項目にも書きましたが、ワンコだって人間だって食べるものには適切な水分が必要。ウエットフードなら水分がたっぷり含まれていてそのままあげられるので、水分を気にせず済みます。
  • 旅行などの携行がらくちん
    レトルトパウチや缶詰なので、ちょっとしたお出かけや旅行などに持っていくのにとても重宝します。ドライフードのように、毎食別に計量して袋に入れて…という手間がありません。
  • たまに使うと大喜び!
    普段ドライフードをあげてる子に、たまのお祝いの時にウエットフードを上げると大喜びします!

■デメリット

  • 偏食になる子が多い
    いわゆる「ワガママ犬」になってしまい、ドライフードには見向きもしなくなる子が結構います。本当に結構います!ずっとウエットフードを続けられるなら問題ないのですが…。
  • 歯垢がつきやすい
    柔らかくて歯につきやすいので、歯垢のつき方はドライフードの比ではありません。毎日の歯磨きは絶対欠かさないで下さいね!
  • ドライフードほど選択肢がない
    ドライフードほど多くの種類があるわけではないので、健康上問題のない子ならいいのですが、特に内臓に疾患がある場合は普通に手に入るものでは対応できない場合があります。フードが適切かどうか、獣医さんに実際にラベル表示を見せるなどして指示を仰いで下さい。
ドライフードを中心に、 いくつかトッピングしてます。 最後にたっぷりの水分を。 夕飯が一番楽しみなさくら。

ドライフードを中心に、
いくつかトッピングしてます。
最後にたっぷりの水分を。
夕飯が一番楽しみなさくら。

今回はフードについての最初の回なので、選び方の基本である「ドライ」「ウエット」のお話にしました。手づくりご飯も含め、これからしばらくフードにも触れて行きます!

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