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犬のトラウマって改善できるのかな?

投稿日:2016年7月8日 更新日:

私達人間にも社会で生きている限り、何らかのトラウマを抱えていますね。

それは、個人個人によって違っています。

人間の社会に例えると、トンネルの車の渋滞が怖い、窓のない部屋に入れない、水への恐怖心から海やプールへ行けないなど。

これらは、私のトラウマなんですが、小さなころに起きたことが発端でした。

原因も分かっているのになぜか、治ることはありません。

 

 

【犬にもトラウマってある】

こゆきは雨の日の散歩が嫌い、傘・ほうき・長い棒などを持った人が通ると、必死に逃げてしまうんです。

最初は、単なる「怖い」からキライなのかなとも思いましたが、実は今から数年前に原因がありました。

雨の朝の散歩の途中で、小学校低学年の女子5~6人に囲まれてしまったのです。

一人の子供が「かわいい~」と言ったら、友達がみんなで近寄って来て、こゆきを囲んでしまいました。

手には、傘を持っていました。

女子達は悪気があったわけではなく、かわいいから、こゆきに寄ってみたかったらしいということだけのことでした。

雨下校時

周りを傘という、こゆきからすれば長い棒を持った女子に囲まれてパニックに陥ったようです。

ぐるりと周りを囲まれたということも加わり、恐怖心が大きくなったのでしょう、出口がなくなってしまったのですから。

 

それから、小学生、傘、ほうきを持った成人にも恐怖心が生まれたようです。

晴れた日の散歩の途中でも、下校途中の小学生に出会ってしまうと、大変です。

後ろを振り返り振り返り、小学生の集団から、小走りで少しでも遠くへと離れようとします。

また、「かわいいね」と言われて手を出されたのも、怖かったのかもしれませんね。

ほうき 逃げる

 

【トラウマは解消できる】

飼い主として、一番知りたいのは、トラウマを解消させてあげたいということですね。

小さな子供は、何をするかわからないので、時間がかかるかもしれませんが。

 

動物病院の医師の話を聞きました。

小さなころに起こった、ささいな出来事からのトラウマは、比較的徐々に解消されるとのことです。

でも、大人の犬になってから受けた怖い事から起きたトラウマは、なかなか根が深いそうで、原因となったものへの恐怖心を取り除いてあげたり、同じような怖い思いをさせないような環境を作ってあげることだそうです。

その時の怖い記憶を呼び起さない工夫と、飼い主の努力が必要だそうなんです。

そうすることによって、徐々に「怖くないんだ、大丈夫」という気持ちになり、自信がついてくるそうです。

 

その話から、今では朝の登校時と下校時の時間帯を外して散歩にでかけています。

また、道路の向こう側から小さな子供が近づいてきた時には、道を1本手前で曲がり横道にそれるなど、直接出会うことを避けることをしています。

 

 

【犬は人間以上にデリケートで予知能力も発達】

犬に感情がないという人もいますね。

「しょせん、動物なんでしょ」なんて言われたこともありました。

でも、私はそうは思いません。

むしろ私達より、デリケートで家族が言い争いをしている時などは、そっとその場を離れて見えない聞こえないところに身をひそめています。

その時の犬は、シッポを下げて、顔は悲しそうな表情ではありませんか?

一番嫌いなことが家族の仲が悪いことです。

 

一番大好きなことは、笑って過ごしている家族がいることです。

そういう環境の中では、犬も優しい気持ちになります。

危険予知や「カン」が発達している犬という、パートナーは私達よりずっとすぐれた能力と感情を持っているのです。

こんな素晴らしいパートナーに出会えたこと、なんて幸せなんだろうと思ってしまいました。




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