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ワンコはみんな泳げるの? 災害から身を守るためには

投稿日:2016年9月19日 更新日:

今年は、8月から毎週のように台風が日本へ来ています。

それも今までとは違ったルートでやってくるという異常気象ですよね。

そして、今日も西日本に近づいている大型の台風がいます。

 

例年と違っているのは、大雨が容赦なく降り続くことですね。

よく気象予報士がいうところの「線状降水帯」という恐ろしい現象が起きています。

その下では、何時間も同じ地域に大雨が続き、地盤も緩くなって危険な状況になっているのです。

 

また、都市部では、ゲリラ豪雨という、10分前までは晴れていた空が急変して真っ暗になり土砂降りの豪雨となって中小の河川が氾濫、マンホールからの逆流、地下街への浸水など恐ろしいことばかりですね。

ほんの数分間で、道路は川になり、命の危険すら感じてしまいます。

車も当然動けず脱出も困難といった状況、私達人間ですら身の危険を感じてしまう水の恐怖、こんな時ペットを安全に避難させるにはどうしたらよいものか? と考え悩んでいました。

 

【犬は誰でも泳げるの?】

とても不安で、疑問に思っています。

犬は誰でも泳ぎが得意、というわけではなさそうです。

それは、犬種による違いのようなんです。

「泳ぎが得意ということ=水が大好き」ということになります。

よく、川で泳いだり遊んでいる犬は水を怖がりませんね。

一般に「レトリバー種」と呼ばれている、ゴールデンやラブラドールは、山や川辺での狩りのために改良された犬なので、水には慣れていて怖がらないのです。

中には、ラブラドールには、足に水掻きがついている犬もいるほどです。

また、同じような猟犬として改良されてきた、セッターポインター、スパニエルなども水を怖がらず泳ぎが得意なようです。

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【泳ぎが不得意、水が怖いという犬】

泳ぎが不得意という犬は、水が嫌い、濡れることを嫌がる犬のようです。

犬種でいうと、テリア、ビーグル、ミニチュアダックスフンド、パグなどです。

これらの種類の犬たちは、森などでの狩りのための猟犬だったので、川や水辺に入る機会がなかったので、泳ぎを必要とすることはなく不得意になったようです。

雨の散歩で、濡れることを嫌がる犬も泳げない可能性が大きいかもしれませんね。

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うちのこゆきは、雨の散歩が大嫌いなので、水たまりに足がちょっと入っただけでも、脚の水を振り落としています。

無理なのでしょうか・・・心配です。

 

 

【体型から水が怖い】

脚が短い犬種は、水深が浅くてもすぐに顔が埋まってしまう危険があります。

そのため水が怖いのかもしれません。

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【シャンプー・シャワーなどでの嫌な記憶がある犬】

幼犬のころ、シャワーやシャンプーで怖い経験をした犬は、シャワーや水の音を聞いただけでもトラウマになっているケースも多いようです。

こんな場合、少しずつ水に慣れさせるため、弱いシャワーを少しかけてみながら、徐々に慣れるようにしてあげることで解決するケースが多いですね。

そして飼い主さんとの約束で、「怖がらなかった=ほめてもらえた」というように良い方向に持っていくと慣れるでしょう。

 

【濡れてパニックを起こさないために】

水が怖くて濡れるのが嫌な犬には、バスタブに浅くお湯を入れて脚から徐々に慣れさせていきましょう。

だいたい胸が隠れる程度まで慣れたらOKだと思います。

【「犬かき」ができるような練習を】

だいたい慣れたら家庭用のバスタブに膝くらいまで、お湯を入れて私達も一緒に入りワンちゃんの体の下へ腕を入れ、脇の下から肋骨の間を覆うようにダッコして浮かせます。

そのまま静かに腕をまわしながら静かに水の中へ入れると、ワンちゃんの体が浮き、自然に手足が動きます。

その時、私達の腕はあくまでも離さないでサポートすることが大事なことです。

こうやって犬は自分の体が『浮く』ということを覚え、怖くないものだとわかるようになります。

体が浮いた犬は、自然に手足を動かし水をかきます。

この時も、体を支えてあげることを忘れずにすることが大事です。

初めは、慣れないことでパニックになっても、「水に浮く」という感覚を覚えれば、自然にゆっくりですが「犬かき」ができるようになります。

コツは、上手く後ろ足を使うことです、後ろ脚を使わないと沈んでしまうからです。

初めは、後ろ脚にも注意して見守ってあげると安心ですね。

 

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【ドッグサークルの中には犬用プールがあるところも】

有料の大きな施設の中には、プールのあるところもあるようですね。

これからの災害から身を守るためには、かわいいペットにも最低限の命を守る方法を身につけさせておきたいものです。

犬のためのイミングクラブのようですね。

 

東日本大震災の時、ほとんどの家では外犬は、鎖から離し逃げられるようにしたそうです。

それでも背後から迫る津波の恐怖、必死に逃げ惑う犬、怖くて目を伏せてしまいました。

 

台風の大雨・川の氾濫ということに慣れていない東北では、どのようにしたら身の安全が守れるかが大事なことになってきていますね。

東北は、地震が多く地震対策の準備は、万全にしている家庭も多いようですが、水害に関しては大きな災害がなかっただけに、対岸の火事というように油断していたかもしれません。

去年の9月のある川の氾濫を教訓として、人間もペットも生き延びられる最低限の身の守り方を知っておいたほうがいいですね。

 

水、雨がキライなうちのこゆきを少しずつ慣れさせて、せめて「犬かき」だけは熟知させたいものです。

 

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