こんにちは。今日もワンコ大好き!Aliel&C。代表の岡田麻衣子です。
アリエルサンタから、みなさまにメリークリスマス♪
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【被毛のタイプに合わせて3種類作りました】
前回は「犬のトリートメント」についてお話しました。ちょっとだけ振り返ってみましょう。
【スキンケア発想のトリートメント】
「トリートメントって髪のためのものだから、むしろ地肌につけないものでは?」
確かに人間用や一部の犬用トリートメントはそういう前提で開発されています。
でも、犬は人間と違って、全身が被毛で覆われていますから、当然トリートメントは肌を避けることはできません。
「だったらスキンケアの考えで作ればいいんだ!」ということに気づきました。
「シャンプーで皮膚と被毛を洗うなら、トリートメントで皮膚と被毛に良い成分を補おう!」
アリールアンドシーでは、被毛のタイプに合わせて3種類、配合成分を変えています。
これには大きく、二つの理由があります。
- 犬種によって被毛の種類が違う
- スムースコートはスキンケア重視
今回は、上に挙げた記事の後半を詳しくお話します。被毛の仕上がりからトリートメントを選ぶことがワンコに重要だということです。
(記事をまだ読んでない方はぜひご覧下さいね!)
【犬種、毛質を体質にした3タイプです】
「犬」ってひとことで言っても、その種類は様々。
2キロに満たない超小型犬から、60キロ超の超大型犬まで。
フレンチブルドッグのようなスムースコートも、アフガンハウンドのような超ロングコートもいます。
(アメリカンコッカースパニエルのアリエルも、カットしないととっても長くなるんですよ!)
トリマーのみなさんはこの当たりは毎日のお仕事でも詳しくご存知だと思います。
例えば、絹糸のように細くて艶やかな被毛が魅力のヨークシャーテリア。
大型犬の人気犬種、ゴールデンレトリバーも、豊かに金色に輝く被毛がとても素敵ですね。
このような犬種は、その艶やか、シルキーな毛質の持ち味を活かした仕上がりにする必要があります。
そして被毛がきしんだり、切れたりしやすいので、トリートメントがとっても重要になります。
特にゴールデンレトリバーのようなダブルコートの犬種は非常に抜け毛が多く、絡まりやすい難点もあります。
だから、このようなトリートメントになりました。
- しっとりと滑らかな仕上がり
- 指通りがよくなることで抜け毛が落ちやすくする
- 柔軟性を持たせて被毛のストレスを減らす
フワフワモコモコの被毛が大人気のトイプードル。可愛いテディベアカットはほとんどバリカンを使わずにモコモコに仕上げます。
こういうワンコはストレートの被毛の子向けのトリートメントを使うと、ちょっとふんわり感が損なってしまうことがあります。
ロングコートチワワやパピヨン等の犬種も、ボリューム感を出したいですよね。
だからここでは以下の性質を強化。
- 毛と毛の間に空気を含ませてふんわり感アップ
- 毛が立ち上がるようにコシの強い仕上がり
- 毛玉ができないようにつるりとした手触り
そしてもうひとつ重要なのがケアが皮膚に直接影響する、ロングコート以外の短毛ワンコ。
スムースチワワ、ミニチュアピンシャー、柴犬等の和犬、ラブラドールレトリバー、パグやフレンチブルドッグ等の短頭種も、みーんな!
スムースコート、ミディアムコートと言われるワンコたちです。
(犬と生活するHAPPY LIFE!に登場するさくらちゃんはここです)
被毛とともに皮膚の状態が、環境の変化をダイレクトに受けるのがこの子たち。だから、被毛以上に皮膚の状態を重視。
「スキンケア発想」の原点なのがこのトリートメントです。
- 皮膚の保湿効果アップ
- 皮膚や被毛にできるだけ負担をかけない成分
- 化粧水のようにつるつるお肌を維持
- 被毛はナチュラルなサラサラタイプ
【色々試して頂くのも楽しいです】
例えばマルチーズちゃん、短くふんわりカットされる方が多いと思います。
でも、実はマルチーズはとても被毛が長くなるので、ショードッグなどはビロードのコートのようにする子もいます。
こういう場合は滑らか感を重視したT°24ナリッシングトリートメントを使って頂くとしっとりシルキーな仕上がりになります。
また、プードルちゃんも同様です。
大人気のテディベアカットで丸いスタイルにするのは問題なくT°23ボリュームアップトリートメント。
一方、最近は耳だけを長めに残すカットも人気ですよね。まるで髪を結んでいるような可愛さです。
そこだけちょっとストレート風にしたい…という場合は、部位によって耳だけT°24を使うなど、トリートメントを使い分けるのもアリです。
もちろんトリマーさんも参考にして下さいね。ぐっとイメージ通りの仕上がりに近づくと思います。
トリートメントを知ることで、より一層ワンコのことが理解できることは間違いないです。
早速、あなたのワンコの被毛をチェックして、トリートメントを検討して見て下さい!
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※犬には個体差がありますので、すべての犬の皮膚に適合しているとは限りません。
※疾病を持つ犬、外傷のある犬は、必ず飼い主さんに医師の診断を仰ぐようにお願いして下さい。