こんにちは。前回に続いて、みんなが気になる「フード」についてです。今回はドライフードで、フードの種類・銘柄を変更する時に気をつけること。特にパピーやシニアのワンコの飼い主さんにはとても重要な事柄なので、ぜひ読んでおいて下さいね!
【フードを変える理由はいろいろ。】
成犬をお迎えして数年、という方以外は、ほとんどが「フードを変えた経験がある」と思います。かくいう私も何度も変えているというか、いくつかのフードをローテーションしています。フードを変える代表的な理由としては以下のようなものが挙げられますよね。
- 成長・加齢に伴う変更
パピーからアダルト、アダルトからシニアと、ほとんどのワンコがその年齢に合わせた栄養価のフードを食べていると思います。 - ダイエットなど体型、体重の矯正
ダイエットしてるワンコや逆に痩せ過ぎのワンコなど…。特に肥り気味のワンコの飼い主さんには、ダイエットフードがとても人気なようです。 - アレルギーなど体質による場合
これが最近とても多いです。パピーの頃にはなかったのに途中からアレルギーが出たり、お引っ越しなどで環境が変わってから出たりと様々で、また食物の中のアレルゲンが特定できない場合もあります。 - 食いつきが悪くなった
サイズを問わず食いつきの悪いワンコはとても多いです。フードをオモチャにしながらのダラダラ食べや、フードに見向きもしなくなるという子も…。いわゆる「ワガママ犬、贅沢犬」であることが多いのでしつけのやり直しが必要ですが、どうしても嫌いな場合は変えざるを得ない場合もあります。
【変更する際の選び方】
変更する商品を選ぶ際はいくつかの注意点があります。「どれを選んでいいか分からない!」という方はこれに沿って選んで頂ければ大丈夫ですよ。
- うたい文句を確認する
特に「食いつきが悪いワンコ」の場合は味気ないフードを嫌う場合が多いです。嗜好性が高いものかどうか「味・香り」「食いつき」などのうたい文句を確認して下さい。「栄養価を重視したいんだけど…」という方もいると思いますが、食べないワンコに一時的に与えるものだと割り切ってあげた方が、結果的には良いようです。 - 原材料・成分表を確認する
犬のフードに含まれる代表的なアレルゲンは以下のようなものです。
牛肉・乳製品・小麦粉・大豆・トウモロコシ・小麦粉・各種添加物
中には少数ですがラム肉、鶏肉など、多くのフードに利用されているものがアレルゲンである子もいますので注意が必要です。できれば
原材料全表示のもの
ヒューマングレード
国産の原材料
のものを使っていると安心できますね。量販店などにない場合も多くありますので、ネットで探して見ると良いと思います。 - まずは小さなパックでお試し
経済的だからと、どうしても大きなパックのフードを買ってしまう方もいますが、最初は絶対にやめましょう。何よりワンコの体質に合わない場合は残ったら全部無駄になってしまいます。
最初は最低容量のものを購入、最近は安価なお試しパックを出しているところもあります。お試しパックは食いつき、アレルギーなどのチェックができますのでとっても便利です!
犬の雑穀ごはん 成犬用800g
↑卸用のサイトですが原材料も掲載されているので見てみてくださいね。800gという少なめの容量も嬉しいです。
【切り替えは徐々に行いましょう】
お友だちのチワワちゃんやラブラドールレトリバーちゃんなどで、ある日突然違うフードに切り替えたり、事情があって一日だけ違うフードにしたりしたことがあります。両方とも翌日お腹がゆるくなってしまったので、犬のサイズの違いはあまり関係なく、突然フードを変えるとお腹がびっくりしてしまう子が多いです。
- 一日目は1/3
- 二日目は2/3
- 三日目は全量
といった感じで徐々に切り替えを行いましょう。
※ちなみに我が家のさくらは胃腸が頑丈なようで、お泊まりに行った時に初めてのフードでも全然大丈夫でした…^^;