こんにちは。3月に入って西の方では春一番が吹いて来ました。
ここ東京でもいつの間にか若草が茂って小さな花も見られるようになり、毎日のお散歩も気分が上がりますね!
日ごとにお散歩が気持ちよくなるはずのこの季節、でも多くのワンコが悩むことがあるのです。
そう、草や菌による皮膚トラブルが大発生の季節なのです!
【春になると発生します】
以前書いた「草かぶれ」に関する記事から引用です。
秋の雑草の風物詩と言えば「ベタベタ、ベトベト」で嫌われる「オヒシバ」。
イネ科の植物で、このベタベタが犬の皮膚に付くとなかなか取れないし、アレルギー反応を起こして皮膚炎になっちゃう子も多いです。
「じゃあ春の大敵は何?」というと、本当に数えきれない位の多くのものが大敵です。
- 草木の新芽
新芽は成長するためにたくさんのホルモンや分泌物を出しています。これがワンコの皮膚に触れるとアレルギー反応を起こすことがあります。 - 花の花粉
春は花の季節。ですが、先日の記事で書いたように、犬にも花粉症がある位です。人にも犬にも、花粉はアレルギーの元!この時期はくっつかないように注意してあげましょう。
その症状、犬の花粉症ではないですか? - 様々な菌、ウイルス
地表や土の中にはたくさんの菌やウイルスがいます。
寒い時期はあまり活動せずにじっとしていてくれているから良いのですが、暖かくなると一気に活動を開始します。中にはダニなどもいて、ワンコの皮膚に直接被害をもたらしてしまうものもあります。
少し時期が経って慣れてくるまでは、ワンコの皮膚が敏感な状態なので、毎日きれいにしてあげないと新しいアレルギーを引き起こしてしまうこともあります。
【お散歩中の対処法】
まずお散歩中の対処法は以下になります。
- 服を着る
直接皮膚に草木や土などが触れないようにお洋服を着せます。服には花粉や雑菌がついてしまいますので、この時期はマメに洗いましょう。 - 花粉や雑菌が活躍する時間帯は避ける
ぽかぽか陽気のこの時期は日中の散歩が最高なのですが、花粉症やアレルギーのワンコはそうも言っていられません。環境に慣れてくるまでは朝や夕方にお散歩しましょう。
【お肌のケアの対処法】
秋の草むらは犬のお肌の大敵!皮膚ケアをしっかりと。から「毎日のお手入れ」を引用します。
- お腹やお顔をお湯で洗います
目に見えない花粉等が敏感なところにたくさん付着しています。
これをお散歩から帰ったら全部とってあげる必要があります。- その他の部分は蒸しタオルで拭きます
もちろん、被毛にも色々付着してるのできちんと撤去。
蒸しタオルだとベタベタなんかも取れて便利ですよ。- 最後に乾いたタオルでフキフキ
最後は水分をできるだけ除去するように乾いたタオルでよく拭きます。
身体を洗ったわけではないので、ここではさほど神経質にならなくてOK。
その他、効果的な方法を以下に書き記しますね。
- 週に1回はシャンプーを
低刺激のシャンプーは洗浄力がマイルドなので、肌本来の潤い成分を残しながら汚れだけを取り去ります。
だからといって「ガシガシ」洗うのは厳禁!優しくマッサージするように洗って、すすぎは十分にしてあげて下さいね。
(ワンコの皮膚はとても薄くて敏感なのです)
↓洗い方はこちら!
【犬のシャンプー方法】自宅ででラクラク! - 肉球クリームを使おう
肉球クリームは「肉球だけ」と思っていませんか?意外な裏技として「皮膚の露出している部分に薄く塗る」というのがあります。
(我が家のさくらはとても皮膚が敏感なので、毎日塗っていますよ)
皮膚に塗るとバリアした状態になるので、皮膚に汚れやばい菌が直接付着することがなく、外部からの刺激をうけにくくなります。
皮膚が赤くなったりぶつぶつができてしまっている子は一度試してみて下さい。全然違いますよ^^アリールアンドシー:肉球ケアクリーム
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