夏が一番、草が生い茂ってるというイメージがありますよね。
でも、秋も凄い。花を咲かせたり実を付けたりするためにどんどん成長します。
秋の雑草の風物詩と言えば「ベタベタ、ベトベト」で嫌われる「オヒシバ」。
イネ科の植物で、このベタベタが犬の皮膚に付くとなかなか取れないし、
アレルギー反応を起こして皮膚炎になっちゃう子も多いです。
秋は他にも様々な植物の花粉や種などで犬の皮膚に負担をかけて、
真っ赤に炎症を起こしてしまうことが多いので本当に気をつけたいです。
さくらのお友達、ミニチュアピンシャーのステッピーちゃん。女の子。
写真で何となく分かりますよね。とっても敏感肌です。夏場は草負けで、秋は花粉などで皮膚炎…。
スムースコート(超短毛種)はお腹周りには毛が生えていないので、皮膚を保護するものがありません。
だから皮膚のトラブルが発生しやすく、この季節は特に日々のお手入れが欠かせないのです。
【秋のお手入れについて】
お腹周りや口の周りに赤い発疹が出来たり、草に寄る擦り傷が出来たりしていたらお手入れ必須。
【毎日のお手入れ】
- お腹やお顔をお湯で洗います
目に見えない花粉等が敏感なところにたくさん付着しています。
これをお散歩から帰ったら全部とってあげる必要があります。 - その他の部分は蒸しタオルで拭きます
もちろん、被毛にも色々付着してるのできちんと撤去。
蒸しタオルだとベタベタなんかも取れて便利ですよ。 - 最後に乾いたタオルでフキフキ
最後は水分をできるだけ除去するように乾いたタオルでよく拭きます。
身体を洗ったわけではないので、ここではさほど神経質にならなくてOK。
【毎週のお手入れ】
この季節に限った事ではないですが、週に1回はシャンプーしましょう。以下が注意点です。
- 薬用シャンプーに気をつけよう
「薬用」と聞くとなにか色々良さそうですが、多くが刺激が強いです。
皮膚炎の状態はいわば「皮膚に小さな怪我をたくさん負っている状態」。
そこに刺激の強いシャンプーを使うと悪化してしまう場合が少なくありません。 - 低刺激で添加物の少ないシャンプーを選ぼう
以前にも説明した通り、犬の皮膚は人間よりずっと弱いです。
ですので、人間以上に肌に優しいものを使い、日ごろから清潔にしておくことが重要です。
シャンプーのやり方はこちらで説明しています。ぜひ読んでね。
【犬のシャンプー方法】自宅ででラクラク!
使ったシャンプーはこちら。お肌に優しい素材。
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