こんにちは、季節はすっかり夏本番!蝉さんの声も響き渡って気持ちもウキウキしてきます。
でも暑ーーーーい!人間も暑いですが、ワンコには大変厳しい季節ですよね。これからどんどん暑くなって、早朝や夕方のお散歩の時間もすでに30度を超える時期になります…。
お散歩中の暑さ対策や気をつけることをまとめましたので、ぜひ参考にして下さいね!
【お散歩の時間帯を復習しよう!】
もちろんみなさん既にやっていると思いますが、大切なことなので念のための復習です。
- 日中は外に出さないで!
ここ東京では、真夏は朝7時から夜19時まで、晴れの日は猛暑です。よほどの事情がない限り、ワンコを室外に出さないようにしましょう。 - 早朝・夜間でもアスファルトは気をつけて
特に夜間は涼しくなってきても、まだアスファルトが冷えておらずにかなりの熱を持っていることも多く、犬の身体の温度を上げてしまい、体温調節が難しくなります。また熱いアスファルトは肉球にダメージを与えますので、舗装していない道路があったらそちらを利用しましょう。
【お散歩に行くときの対策】
お散歩に行く早朝と夜間なら絶対大丈夫ということではなく「まだマシ」という状態なので、できるだけ以下を行ってワンコの身体の負担を軽くしてあげましょう。
■身体を冷やすグッズを身につけよう!
- 水で濡らすメッシュ素材の服
ワンコの夏用メッシュ素材の服は、大抵水で濡らして着用させることが想定されています。すぐに乾いてしまうので、お散歩中に上から水をかけてあげて下さい。 - 冷え冷えベスト
水で全体を濡らして軽く絞ると、構造上保水してくれるので高い冷却効果を期待できるベスト。冷やす範囲が広いので一番安心できます。 - 冷え冷えバンダナ
バンダナは、冷え冷えベストと同様に水で濡らすタイプ、小さな保冷剤を入れるタイプ、凍らせて使うタイプなどがあり、ベストを嫌がる子でも着用できるのが嬉しいです。
冷やす面積は小さいものの、直接頸動脈を冷やすことができるので効果は大きいですよ!
上記を上手に組み合わせるとより快適にお散歩できます!
■お水は凍らせて持って行こう
ペットボトルに半分程度水を入れ、少し空気を減らした(ペットボトルを凹ませた)状態で、冷凍庫に斜めに入れて凍らせて下さい。お散歩時に常温のお水を入れれば、お散歩中はキンキンに冷えていてくれます。
夏場はお散歩中にかなりお水を飲むので、冷たい水で身体の中から冷やしてあげて下さい!
【お散歩から帰ったら】
お散歩から帰りました、あっついあっつい。どう頑張っても体温は上がっています。
人間は多分このタイミングで冷たい飲み物をガブガブ飲みますが、ワンコの身体も熱くなっていますので、物理的に冷やしてあげましょう!
- 濡れタオルで拭いてあげよう
水分は皮膚の上で蒸発して放熱して体温を下げますが、人間であればこの役割を「身体を冷やすための汗」が果たしてくれています。
ですが、犬は「身体を冷やすための汗」をかかないので、濡れタオルで拭くだけでもかなり違って来ます。
※犬は汗かかないって言われてますが、かかないのは「身体を冷やすための汗」で、かいている汗もあります。こちらの記事を参考にしてね!
犬が臭いのは汗をかくから!犬の体臭のお手入れ方法 - 冷たいシャワーを使おう
別に全身を洗わなくても、お腹の部分だけでも良いんです!浴室で30秒、拭くのに1分の我慢で体温はすっかり元通り。特に大型犬などはこうやって大胆に冷やしてあげて下さい! - 氷をあげよう!
ワンコ用のシャーベットなども売っていますが、これ遊びでなくてワンコの夏場の健康維持のためにとっても良いんです!うちのさくらは普通の氷が大好きなので、お散歩から帰ってくると小さいかけらを数個カリカリ。人間が冷たいものを飲んで身体を冷やすのとおんなじです。
お散歩中の夏場の注意事項、簡単にまとめてみましたが、いかがでしょうか。これからどんどん熱くなるけど、気持ちよく毎日のお散歩を続けたいですね^^
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