子犬を家に迎えた時から始まるのが、トイレのしつけ。
これが上手くいかないと成犬になってからもずっとトイレ問題に頭を抱えることになってしまいます。
かくいう我が家もオリーブを迎えた時から生後8ヶ月になる今まで沢山のトイレ問題に悩まされてきました。夜間にしてしまったおしっこやウンチを踏んでしまったり、その上で寝転んでいたり…この状況が何日も続いてしまった時は本当に参ってしまって何度も嫌になってしまったものです。
ですが、犬にはそんな主人の悩みなどどこ吹く風。しかしここで匙を投げてしまってはせっかく構築中の信頼関係も壊れてしまいますよね。
そこで今日は正しいトイレトレーニングの方法をご紹介したいと思います。
ちなみに成犬になってからも諦めることはありません。成犬でもトイレを十分覚えることができます。
【トイレの場所を決めよう】
人間にとっても環境の良いトイレの方が良いように、犬にとっても良いトイレ環境があります。
まずトイレトレーを用意してそこにトイレシーツを敷きましょう。最近はトイレを誘導するような匂い付きのトイレシーツもペットショップに売っているので利用してみましょう。
そして用意したトイレトレーをサークルの中に置きます。普段サークルの外に離している犬の場合は、飼い主さんがしてほしいと望む場所に設置しましょう。
犬は足裏の感触でトイレする場所を決めていることが多いので、トイレシーツなどの床とは違う感触を利用してトイレトレーニングを進めましょう。
【トイレのタイミング】
水を飲んだ後やご飯を食べた後などが排泄のタイミングである犬は多いと思うので、そういった時は注意深く犬の様子を観察してみましょう。排泄したくなった時、犬はクルクルと回りながら床の匂いを嗅いで回ります。そのしぐさが見られたらすぐに設置したトイレに連れていきましょう。
上手く排泄を始めたら、「トイレ」など決まった言葉を掛けることでその言葉を聞いただけでトイレに行けるようになる犬もいるようです。排泄が成功したらすぐさま褒めてあげましょう。犬はキレイ好きな動物で足がおしっこで濡れたりすることを嫌うので、トイレシーツは汚れたら新しいものに交換した方が良いです。
【もしトイレに失敗したら】
トイレ以外の場所で粗相してしまっても怒らないようにしましょう。私もうっかり怒ってしまうのですが、怒ってしまう事でおしっこやウンチをしてしまったこと自体が悪い事だと思ってしまう危険性があります。そうなってしまうと飼い主が見ていない場所で隠れて排泄するようになってしまい、もっと厄介なことになってしまいます。
何度失敗しても必ず上手くできる日が来ます。諦めずに成功した時は褒めて、失敗した時はサラッと何も言わず片付ける。難しい事かもしれませんが、これを続けていきましょう。
私の経験上、悪さをして怒った後の方がトイレの失敗が目立つと思います。犬なりに怒られて拗ねて「悪い事しちゃえ」という気持ちになるのかもしれません。
だからこそ褒めて育てることが愛犬にとっても飼い主にとっても大切なのかもしれませんね。
トイレトレーニングを成功させて、愛犬との暮らしをもっと豊かにしましょう!