段々冬らしい寒さになってきました。皆さん体調を崩されていないでしょうか。
これからは寒さのせいで風邪を引いたり、お腹を壊してしまったりと体調を崩す人が増えてくる季節です。愛犬たちも寒さでお腹を壊したりしてしまうのでしょうか?
今回は愛犬の下痢についてお話していきます。
【下痢の原因】
犬の下痢の原因は主にストレスと食事によるものと言われています。
例えば、食べ過ぎによるものや普段と違う食べ物を食べたという理由でお腹を壊す子もいますし、異物の誤飲によるものもあります。
過剰なスキンシップやトリミング後の疲れによるものなど、普段と違った状況の時に過度のストレスがかかる事で下痢になってしまうことがあります。
他には寄生虫や内臓の病気という可能性もあります。
寄生虫の場合、子犬や老犬など体の弱い犬に下痢や貧血、体重の減少が見られることがあります。
内臓の病気の場合、下痢や嘔吐が続いたりするので注意が必要です。
あとは体質的に下痢になりやすい子もいますので、普段からよく観察してあげましょう。
【回数や色の観察】
下痢をしてしまったら、回数や色を見ましょう。ゆるい便が一度出た程度ならそれほど重症ではないので、一日観察して特に異常がなさそうなら問題ない事が多いと思います。
しかし、一日のうちに何度も下痢をする時や血が混じっていて黒っぽくなっている時、回数は少なくても元気がない時は病院に行った方が良いかもしれません。
血便や変な便の時は、便を袋に保存するか写真に撮って病院に持っていくと症状が伝わりやすくて良いそうです。
【家庭で様子を見ている間】
様子を見ている間は食事を与えず、下痢による脱水症状を防ぐために水分を与えましょう。
この時、温かい水やミルクなど普段与えていないものをあげるのではなく、普段通り常温のお水をあげましょう。水は新鮮なものを沢山飲ませましょう。
食事を与えないことによって吐いてしまう場合は普段通りのフードを少しだけ与えましょう。
室温を犬にとって快適な20℃前後に保ってあげることも重要です。
【病院を受診する際】
下痢が続いて動物病院に受診する際は、
- いつから続いているのか
- 下痢をした回数
- 食欲の有無
- 元気があるかどうか
- 何か変わったことがあったか(散歩中の誤飲や食事を変えた等)
これらをメモしておき、先生に伝えることが重要です。
下痢に限らず何か異常があった時は、いつもと違う、という飼い主さんの感覚がとても大事なので、普段から愛犬の健康管理はバッチリと言えるようにしておきたいですね!