こんにちは。これまで何度かワンコの足まわりケアのお話をしてきました。
肉球記事は2回書きました。最初は基本の、なぜ必要か?です。
犬の足裏・肉球ケア!毎日お手入れしてあげよう。
人間は靴を履いているけれどワンコは履いてないので素足です。
しかも夏は大変熱く冬は大変冷たいアスファルトの上を歩くことが多いので、常に過酷な環境にあるのです。
そして低温と乾燥により、さらに肉球にストレスがかかる冬は対策必須です。
冬は必須の肉球ケア。肉球クリームを使おう!
空気が大変乾燥する冬は人間のお肌と同じく犬の肉球にも大変負担がかかります。
一度ひび割れてしまったりすると長引いてしまい、とっても可哀想ですよ。
そしてこちらは前回、絶対忘れちゃいけない爪切りの記事。
室内犬は爪のチェック!伸びてたら爪切りしようね!
身体が軽くお散歩で爪が削れない小型犬は特に詰め切り必須です。
怠っているとフローリングですべったり姿勢が悪くなったりとっても危険なのです!
足裏にはもうひとつ、ケアが必須な部分があります。
「肉球の間に生えてくる足裏の毛」
室内犬はこれをお手入れしないと、フローリングですぐに滑ってしまって危険です。
またお散歩中にゴミや草の種がひっかかり絡まって不衛生ですし、怪我の元となります。
長毛種は当然のこと、我が家のさくらのようなスムースコート(超短毛種)でもできるだけカットしてあげましょう。
【足裏カットに使う道具】
足裏をカットする道具は2種類あります。バリカンがあれば望ましいですがなくてもできますよ。
- 被毛カット鋏
被毛を部分的にカットするための小さな鋏。手になじむ位のサイズが扱いやすいです。
人間のむだ毛処理用の鋏でも代用できます。 - 犬用部分カット用バリカン(あれば)
バリカンは鋏より安全性が高く、カットに要する時間もかかりません。
高いものではないので、頻繁にカットされる方は購入を検討されてもいいと思います。
※ただしとっても小さなワンコの場合はバリカンだとカットしづらいので鋏が向いています。
【足裏をカットしよう!】
以下の手順でカットして行きます。
- カットが必要な長さかな?
小型犬であれば、肉球を若干毛が覆い始めたらカットのサインです。
中型犬〜大型犬の場合は、半分程度がひとつの目安です。 - カット開始!
肉球を軽く押しつぶすようにすると刈りやすいです。
バリカンの場合は1ミリでセットし、軽く肉球に当ててカットして行きます。
鋏の場合は肉球の周りを刈り込むようにチョキチョキします。 - 肉球の間もカット!
小型犬の場合は肉球の間も軽く刈ってあげて下さい。
でも無理して怪我をさせてはいけないので、できる範囲で行って下さい。
※中型犬・大型犬は足裏のクッションの役割になっているのでこの行程は必要ありません。 - 足の上もカットしよう!
ロングコートの場合は足の横や上に生えている毛が地面まで垂れてしまうことがあります。
とても汚れやすいのでこれもカットしてあげましょう。
足の形が分かる程度に短くすれば大丈夫です。 - 指の間は触らないよ
人間の指と指の間って薄い皮がありますよね。同じように犬にもあります。
これを傷つけてしまう恐れがありますので、指と指の間はカットしません。
※危険だから絶対にやらないで下さい! - ひとつ終わるごとにご褒美♪
足の裏は犬が特に触ってほしくない部分のひとつなので、結構嫌がるワンちゃんも多いです。
終わるたびに少量のご褒美で、モチベーションを上げて行きましょう!
以上、2.〜6.までを繰り返して終了です。
遊びながらささっと終わらせられる簡単なケアなので、定期的に足裏観察してカットして上げて下さい。
ただし前回の爪切りと同様に、足回りのケアはとても嫌がる子が多いので、ワンコに寄ってはサロンでやって頂くことを検討しても良いと思います。
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