先日の地方向けのテレビ報道で、県内のある村で毒キノコが大量に発生していたとのことです。
今まで毒キノコが発見された時は、キノコ採りの人達が森の奥深いところで見つけていましたが、今度発見されたものは、私達が通るような場所だったとい
います。とても危険ですよね。
ある公園の誰でも通る、地域センターのような建物の歩道の木の下の草の陰で見つかったそうです。
そうなると心配になるのが、ワンコの散歩ですよね。
散歩の時、男の子がマーキングしているのは、車止めや木の根元ですね。
知り合いの男の子の匂いを嗅ぎわけて、気の根元へよく近づきますから注意しなければなれません。
しかも触れただけでも腫れあがり、食べると死に至るという強烈な毒キノコのようです。
どこか、しめじにしていますよね。 でも素人判断は危険です
【発見されたキノコ】
「ドクササコ」という毒きのこのようで、普通の毒キノコを食べた症状とは、違った症状の中毒を起こすそうです。
食べると目の異常、吐き気、体の抹消部分が赤くなり火傷をおったように腫れて激痛が走るそうです。
これは、人間に起きる症状ということなので、その量を犬に置き換えてみたら、とても怖いものですね。
極端に考えると、道路の真ん中、歩道でも草の生えていないところを選んで散歩させないといけないかもしれません。
これが県内で発見つれた毒きのこ、「ドクササコ」という名前だそうです。
これが有名な公園事務所のそばの木の根元の草の陰で発見されていました。
怖いですよね。
【ヒガンバナという毒を持つ花】
これからの旬な花と言えば、ヒガンバナ、これからお彼岸の時期に一斉に真っ赤に咲きほこる姿は圧巻ですよね。
近くで見るより遠くから見た方が「赤のじゅうたん」のようで、見事な光景です。
でも、このきれいな花にも毒があります。
開花するのが7~10月という時期で、秋分の日の前後3日くらい咲く花ということで、このような名前がついたとされています。
不思議なもので、ヒガンバナはお彼岸に合わせたように咲くということには、ある理由があるそうです。
ヒガンバナは、リコリン、ガラタミンなど約20種類の有毒アルカロイドを持っているそうです。
ヒガンバナの球根には毒素があり、地中のネズミ、もぐらなどに効果があるそうです。
球根を食べると、下痢や嘔吐を引き起こし、重症になると呼吸不全や全身のけいれん、中枢神経麻痺という症状を起こすそうです。
人が亡くなった時、昔は今のように火葬して埋葬するわけではなかったので、地中に土葬ということで遺体を埋葬していました。
ところが、地中には、さまざまな生物がいて遺体が傷つけられてしまいます。
墓地という場所がら、土葬された遺体を守るため、毒素のあるヒガンバナを周りに植えたそうです。
そのため、お墓の周りには今でもヒガンバナが植えてあるところが多いようですね。
また、田畑の作物を守るため、あぜ道や畑の周りにヒガンバナを植えて作物を守るということも昔の人の知恵だったのでしょう。
今でもたんぼと小川の淵にヒガンバナがたくさん咲いている光景を目にします。
散歩の途中にも、歩道にヒガンバナがたくさん咲いているところがあります。
今までは、「キレイだね」と私も花に触れてみたりしていたのですが、これからは、そっと遠くから眺めるだけにしようと思います。
きれいな花には毒があるって感じですね。
もし、ワンちゃんが誤って花に触れてしまったり、口に入れてしまった時は、動物救急病院へ行くことをおすすめします。
これからも楽しく幸せにワンちゃんと暮らすために。