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主従関係は出来ている?!反抗的な態度にげんなり・・・

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ワンちゃんを飼っている方にとって、最低限のシツケは大切ですよね。

シツケが出来ているということは、主従関係も構築されているといえるでしょう。

今回は、《主従関係》についてお話させて頂きます。

 

では、主従関係に役立つ最低限のシツケには、どんなものがあるのでしょうか・・

●お座り

お座りをさせることは、落ち着きがなくなったり、興奮している状態のワンちゃんを落ち着かせることができますので、重要です。

●待て

お散歩などの際に、興奮して逃げ出し行為や、誤って道路に飛び出してしまったりするのを防ぐ効果がありますので、覚えさせるといいでしょう。

●お手

これは、最低限必要ではないでしょうが、飼い主の言うことを聞かせるシツケの一貫ということで、練習しても良いと思います。

●呼び戻し

こちらも、出来れば教えておくと、道路への飛び出しや、他のワンちゃんや人への突進などの危険を防ぐ為にも良いでしょう。

 

上記以外でも、色々と飼い主の言うことを理解し、指示に従えるワンちゃんがいますが、羨ましいかぎりです!

 

主従関係を築く上で、シツケが大切だと上記でお話しましたが、では・・主従関係が出来ていないと、どんな問題があるのでしょうか?

ワンちゃんは、本来群れで生きる動物です。

野生の場合は勿論、明確に序列があるそうなんですが、リーダーシップをとれる頼りになる強いものに従うのです。

人間社会で、人間と暮らして行くなかで、ワンちゃん自身、自分の順列を考えます。

「自分は何番目?」そうしたときに、家の中に頼りになる強い者が居ないと、「自分がリーダーになってこの者達を守らなければ!」と、使命感に燃え、頑張らなければならないのです。例え、とてもビビリで、引っ込み思案なワンちゃんでも、です。

 

 

そんな、リーダーがワンちゃんになってしまうと、色々問題が起きてきます!

●言うことをきかない

興奮状態などの場合に、落ち着かせようと《お座り》や《待て》をしようとしても、リーダーは自分なわけですから、子分の言うことを聞くわけがありません。

落ち着かせるつもりで、大声で叫び続けても、興奮状態を悪化させるだけに・・

●要求吠えをし続ける

これはも、主従関係の逆転の典型のようです。

自分は、食べたい!遊びたい!お散歩行きたい!なのに、子分が言うことを聞かなければ、リーダーは頭に来て怒りますよね?

言うことを聞くまで、吠え続けます・・

●食べ物やオモチャに触ると怒る

リーダーのものは、子分は触れません。

触ろうものならば、勿論逆鱗に触れてしまいます!

酷い場合は、噛まれるケースもあります・・

●留守番の後は、部屋は荒れ放題

人間の家族でも、子供が親に黙って外出したら叱られますよね。

リーダーであるワンちゃんにとって、子分である人間が、自分の許可なく外出するなんて!!

勿論、許されることではないのです・・

怒り狂って、家中の物を破壊し、怒りを爆発させますよね。

ワンちゃんには、ワンちゃんの理由があるのです。。でも、それを許していては人間との共同生活は困難になります。

反抗的にならないためのも、主従関係を構築していくことは大切なのです。

では、主従関係を築く為に、どうしたら良いのでしょうか・・

●ご飯の際には、《待て》

ご飯をあげる時に、催促されるがままに出して、「遅くなりまして!どうぞ、どうぞ~」と出してしまっては、子分のままです。

可愛いお顔で、(ちょうだい!ちょうだい!)なんて、されたら、直ぐにでも食べてもらいたくて、急いで出してしまうのですが・・・そこで、心を鬼にして、《待て!》をさせてから、《よし!》の合図が出るまで待たせます。

そうすると、(この人間から、ご飯貰うんだ~言うこと聞いてみよう)と、なってくれるかもしれません。

●お散歩に行くときに《待て》《お座り》

お散歩が大好きなワンちゃんは多いですよね、「お散歩行こう~」の声に、興奮状態になってしまう子もいるでしょう。

然し、これも、ピョンピョン跳ねたり、ワンワン吠えたり、楽しみにしている姿を見ると、可愛くて可愛くて、「はいはい~直ぐに行きましょう~~」という気持ちで、飼い主自身も、テンションがあがってきますが、ここは、一呼吸して・・

玄関を出る時に、興奮状態の愛犬に《待て》《お座り》をさせ、まずは飼い主が外に出て、落ち着いた状態になってから、外に出すようにしましょう。

そうしないと、興奮状態のまま、リードを引っ張られ、どちらの散歩か分からない状態になりますし、他のワンちゃんや人とのトラブルにも繋がります。

愛犬は、興奮状態から一度頭を切り替えさせて、(落ち着かないと、大好きなお散歩には行かれないのか・・言うこと聞こうかな)と、思ってくれるかもしれませんね。

●オモチャや食べ物を途中で辞めさせる

これは、ちょっと危険も伴いますし、気難しい子ですと、2度と近寄らなくなるので、どの子にでも試すのは厳しいかもしれませんが・・

例えば、お水を飲んでいる時に、少なくなって来たら、注ぎ足しますよね、無くなる前に器を引き、水を足してあげるのもいいかもしれませんね。

オモチャなども、ちょっと汚れがついた場合に拭いてあげるのも、途中で一旦辞めさせることになり、いいかもしれません。

要は、食べ物やオモチャに対する執着を減らし、あくまで、飼い主の好きなときに触れるようにすることで、(これは、自分のじゃなくて、飼い主のなんだ。あ、でも取っちゃう訳じゃなくて、また返してくれるから、大丈夫だ)と、飼い主の物だという主張と、取り上げる訳じゃないという安心感を与える練習になるでしょうね。

 

上記も、一例ですが、飼い主とワンちゃんとの主従関係を築く上で、練習してみても良いと思います。飼い主自身が、いつも穏やかな威厳を持ち、落ち着いていて、安心感を与えてあげれば、愛犬は(自分が頑張らなくても、飼い主に従っていればいいんだ~)と、思ってくれます。

毎日の、お散歩、スキンシップ、ご飯、これらは主従関係を構築する上に、欠かせないルーティーンであう。色々な場面で愛犬が反抗的にならずに、従いたくなるような飼い主を目指して頑張りましょう~!




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