あなたはとワンちゃんの関係は良好ですか？
甘えん坊で飼い主のことが大好き！こんなになついているんだから関係が悪いはずがない！
なんて思ってませんか？
主従関係や信頼関係は犬を飼うことにとても重要なことです。
出来ていないな、と感じたら今からでもしっかり主従関係を築いていきましょう。
【問題行動を起こしていませんか？】
問題行動とは、人間社会でルールを守れていないこと。
言うことを聞かない、無駄吠えする、噛みつくなど。
「強い者に従う」というのは犬の習性です。
これは単純に「強い者」というわけでは無く、「このリーダーについていけば安心だ」という意味なのです。
ですので、飼い主がしっかり「リーダー」になっていないと不安になったり、自分の方が立場が上だと判断したり、問題行動を起こす原因になってしまうのです。
【なぜ、主従関係が大切なのか】
たくさんの動物やペットの中でも犬は、より人間社会に関わることが多いのではないでしょうか。
昔から人と犬はとても近しい存在です。
現在ではお散歩だけでなく、ドッグカフェやドッグラン、ワンちゃんの教室、旅行までも一緒に行けたりしますよね。
ほかの人やワンちゃんに接する機会が多いため、ワンちゃんの問題行動は「迷惑」になってしまいます。
主従関係が成り立っていなければしつけもできません。
ワンちゃんたちは生きてく上で主従関係が大切なものだということを理解しています。
共に生きてくために、大切なことなんですね。
【どうすれば主従関係を築けるの？】
犬種や性格によって違う部分もありますが、一番はやはり甘やかさないことです。
ダメなのは、わがままをなんでも許してしまうことですね。
「おやつほしい！わんわん！遊んで！ここから出して！」
くぅーんと悲しい声を出されたから、うるさく吠えられたから、可愛くまとわりついてきたから、つい甘やかしてしまう…
うーん、さすが！あざと可愛いですね！！甘やかしたくなります！
ですがここは心を鬼にしましょう。
「わーい！鳴いたらおやつもらえた！！ママ優しい～♪」
という風に見えますか？
いいえ、
「ボクが吠えたらお菓子くれた！チョロイな！！」と言われているとでも思いましょう(笑)
実際、冗談でもなく、要求を聞き入れてしまうとワンちゃんは自分の命令に飼い主が従ったと捉えてしまいます。
飼い主が命令に従ってしまえば主従関係は逆転してしまいます。
そしてもう一つ大切なのが「生活時間を人間に合わせる」こと。
決まった時間にお散歩へ行く、ご飯を与える。
一見正しいように思えますが、これは「犬の生活に時間を合わせている」ことですよね。
仕事で家族の夕飯が遅くなってしまったなら、ワンちゃんもその時間でOK
毎朝決まった時間にお散歩へ行かなくても飼い主の時間で行けばいいのです。
これを規則正しく決めてしまうとどうなるでしょうか。
どうしてもご飯が時間に与えられないとき、都合でお散歩の時間が変わってしまった（または行けなくなってしまった）とき、ワンちゃんは吠えて要求します。
生活を人間に合わせる、飼い主の行動についていく、それが身につくとずいぶん違ってきますよ♪
いくら主従関係が大切だからといっても、ワンちゃんにストレスを与えてしまってはいけません。
遊ぶときにはおもいっきり遊び、褒めるときは大袈裟なぐらいほめる。
要求吠えやわがままにオドオドせず、ドンと構える。
「安心できる飼い主」であることが大切です。
犬を飼う、と言いますが、犬にも感情や性格があります。
私は「犬を育てる」「共に生きる」という表現が正しいのではないかと思います。
ワガママ犬、ダメなワンちゃんって言われたくないですよね。
でもそんなワガママに育てたのは飼い主です。
主従関係を築けばより良い生活が出来ます。
そして私たち飼い主だけでなく、ワンちゃんたちにととっても「リーダー」がいることは安心し、心地よい生活ができるということです。
できれば子犬のころから実行しくべきなのですが、ワンちゃんは賢い動物ですので、時間はかかってしまうかもしれませんが必ず主従関係は築けます。
しつけができない、言うことを聞かないと悩み諦めてしまう前に、飼い主とワンちゃんとの信頼関係、主従関係を見なおしてみませんか？
