こんにちは。12月中旬になり、全国的に冬模様になりました。
この記事を読んで下さってる方は沖縄県以外はほとんど寒い毎日を送っていると思います。
「犬は暑さに弱く寒さに強い」というのは絶対ではない!ということで、
これまで「寒がる犬もいる」「防寒対策」についての記事を書いて来ました。
まだ読んでない方はぜひ読んで下さいね!
パピーや小型犬の冬の健康・寒さ対策。
寒がり傾向の犬種や寒さ対策グッズなどを説明しています。
犬に冬場に服を着せる理由はあります。
犬って服着た方がいいの?どんな場合?どんなもの?な疑問に答えます。
でも、悩む場合もありますよね。
- 犬が寒がっているのか分からない
- 寒さに強い犬種のはずなのに?
ここでは、寒い場合の目安を書きましたので参考にして下さいね。
【こんな様子だと寒い可能性が高い!】
ワンコは言葉が話せなくても、寒い場合はその様子で分かります。
- 震えている
チワワ等の小型犬に多い震え。
全身が冷えきらないように筋肉を小刻みに動かして身体を温めている状態です。
人間が寒い時に震えるのと全く同じ減少です。
震えは明らかに体温が低下している証拠です。 - 動きが鈍い、動かない
夏場は活動的でも、どうしても冬になるとワンコも動きが鈍くなります。
人間だって、寒いとあんまり動きたくないですよね…。
でも極端に動かなくなったり、丸くなったままだと寒すぎる状態で、健康にもよくないです。 - 遊び、散歩に消極的になった
上記と同じ状態です。動きたくないから遊ばないし、お散歩も寒いから行きたくないんですよね…。
【真冬のお散歩に気をつけたいワンコ】
小さい子は当然ですが、意外と大きい子でも注意が必要な場合があります。
健康に長生きしてもらうために、以下に該当する子は気をつけてあげて下さい。
- 小型犬、パピーのお散歩は暖かい日に
チワワ等の小さなワンコ、つるつるスムースコートのワンコ、パピーなどは、寒さそのものがダイレクトに身体を冷やします。
なので、早朝や夕方などのお散歩に連れ出すと体調を崩してしまう子も少なくないです。
お散歩はできるだけ、暖かい時間帯に連れて行ってあげて下さい。
特に寒い地域で積雪が多い場合は、無理して遠くのコースを歩かなくても大丈夫。
動物も季節によって行動範囲が変わるので、春が来たら遠出して上げて下さいね。 - 大型犬のシニアも要注意
大型犬はその大きな身体を維持するために心臓に負担がかかってしまう場合があります。
グレートデン、バーニーズマウンテンドッグ、グレートピレニーズ等の超大型犬は7歳を迎える頃は立派なシニア犬です。
寒さに強いと言われる犬種ですが、気をつけて上げて下さいね。
レトリバー種などでも冬場に心臓の疾患が見つかる子がたびたびいますので気をつけて下さい。
【お散歩時の注意点です】
- 室内と室外の温度差に気をつけよう
特に心臓が弱いワンコ、シニアやパピーのワンコは、室内外の温度差が大きすぎる場合、心臓に負担がかかってしまう場合があります。
お散歩に行く時にいきなり室内から外に出すのではなく、玄関にしばらくいるなど、温度差が急激にならないように気をつけましょう。 - お洋服をきせてあげよう
フワフワのセーター生地やフリース生地など、空気を含むものはワンコにもやはり暖かいものです。
大型の長毛種以外のワンコは、できれば服を着せてあげましょう(小型犬は必須の場合もありますよ)。
薄いTシャツだけを着せるというのは、濡れて冷えてしまう場合があるのでNG!
セーターの上からコートやダウンなどを着せれば完璧です。 - お洋服のサイズに気をつけよう
服のサイズが小さすぎると動きづらいし血行が悪くなって身体が冷えてしまいます。
逆に大きすぎるてもぶかぶかで歩きづらくて嫌なもの。サイズは必ず適切なものにして上げて下さい。 - 雪、氷を避けよう
身体が冷えやすいし肉球に負担がかかってしまう冷たい雪や氷。
氷の破片で怪我をしてしまい、雪に血が点々と…というのは冬場に時々見る光景ですが、痛々しいですよね。
肉球を怪我するとなかなか治らないので、避けた方が懸命です。
※外飼いのワンコや、雪国で毎日雪の上を走っているようなワンコはその限りではありません - 寒い地域では無理にお散歩をしない
外気が氷点下まで下がるような地域は、特に小型犬にとっては命取りともなります。
小型犬、パピー、シニアのワンコは真冬は無理にお散歩に連れて行かない方が懸命です。
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