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可愛くてしょうがない愛犬、でも臭いが・・・なんとかしたい!

投稿日:2018年4月3日 更新日:

皆様の愛してやまない愛犬、可愛くて可愛くて仕方ない!でも、ちょっと《臭い》が気になる・・そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

どんなに可愛い愛犬も、臭いはなんとかしたい。しかし、犬にとって《臭い》は大切なものなのです。よく、ワンちゃんをお風呂に入れると、そのあとに自分が使用しているクッションや布団、毛布、ぬいぐるみなどに体を必死に擦り付けている様子をみます、その不思議な可愛いともいえる行動は、自分の体臭が消えてしまうと縄張りを見失ってしまうんです、犬はお散歩の際にもマーキングをしますよね、あれも(ここは自分の縄張りのひとつだよ)という意思表示であり、自分の臭いを残すことで他の犬に自分の存在を知らせる。なので、飼い主としてはシャンプーをして良い匂いになったと喜んでいるのに、わざわざ必死に落とそうとしているのは、当たり前の行動なのです。

そうは言っても何ヵ月も何年もシャンプーをしてあげないのも、皮膚病の原因になる場合がありますので、多少の匂いは別として一月に一度くらいのシャンプーはした方が良いようです。勿論、病気や年齢の問題がある場合はドライシャンプーや濡らしたタオルで拭くくらいで良いでしょう。反対に皮膚病により頻繁なシャンプーが必要な場合もありますが・・

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ここで、《臭い》が出やすいと言われる犬種を記載させていただきます。

◎体が大きい犬種やヨダレが多量に出る犬種

・セントバーナード、ニューファンドランド、レオンベルがー

◎皮膚が脂っぽい犬種

・シーズー、アメリカンコッカースパニエル

◎シワの多い犬種

・パグ、フレンチブルドッグ、シャーペイ

上記は一例ですし、例外の子もいるでしょうから、ご参考までに・・これらの犬種の子は、特にブラッシングをマメにしたり、シャンプーも低刺激のものにしたり、シワの間も優しく念入りにケアしてあげると良いようです。

では、いつもとは違う、鼻を突くような《臭い》がする場合はどうでしょう?すぐに病院に行かれることをお勧め致します。どんな病気の恐れがあるかをご紹介させて頂きます。

◎肛門脳炎

これは、肛門腺という臭いがある分泌物を出す部分が炎症を起こすと、肛門付近から異臭がするそうです、自分でも肛門の4時と8時の辺りを押し出すように絞ると出せるのですが、自身がない場合は動物病院でお願いすると対応してくれると思います。大型犬ならば排便の際に一緒に出すことも出来ると聞きますが、小型犬は自分で出すことが出来ないそうなので、出来れば病院で月に1回は絞ってもらうといいでしょう。愛犬がやたらお尻をを気にして舐めたり、お尻を擦っていたりしたら、肛門腺が溜まっていると考えてください。

◎脂漏症

脂漏症には、遺伝性の原発性脂漏症と二次的な持続性脂漏症があり、アレルギーやマラセチアなどから併発するものがあります。特徴として、かなりキツイ刺激臭と肌のベタつきやフケがあります、痒みも酷いので掻き壊しから、皮膚がボロボロになってしまうこともありますので、早めに病院に行くことをお勧め致します。

◎その他、運動不足や環境の変化など心的要因によるストレスで、体臭がキツくなる場合もあるそうなので、愛犬の些細な変化も見落とさないで下さい。

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それと、口臭も歯周病や舌の病気など、色々な病気の可能性もありますので、マメな歯磨きや歯磨きガム、キャベツの芯やデンタルオモチャなどで、ケアをする習慣をつけるようにすると良いでしょう。

 

私事ですが、愛犬が皮膚病で現在治療中です。初めて家に迎えた日に、先住犬と違ってかなり《臭い》がキツイなーと思い、翌日お風呂に入れたのですが、入れた側から臭うんです、おまけに肌のベトつきも酷くて、ネット検索したところ、犬種によって脂っぽい子がいるとのことでしたので、そういうものなのね・・と思っていたのですが、どんどん《臭い》がキツくなり耳をしきりに掻くようになり、不安に思い病院につれていきました。そこでは内耳炎だと診断されたのですが、体臭については脂漏症気味なのかもしれないとのことでした。そして暫くすると身体中を掻きむしり出しベッドや毛布が血だらけになり、あわてて休診でない病院へ・・そこであまりに酷いということで、麻酔をしての全身バリカンと皮膚の顕微鏡検査が行われ、アカラスとマラセチアと内耳炎と診断され、かなり悪化しているので暫く治療が必要となり、1週間から10日に一度の通院で注射2本、薬湯、耳の治療を行って、自宅でも病院に行く間に1回か2回、自宅で薬湯に入れ、朝晩の飲み薬、一日に何度か体を拭き、皮膚に良い食事を作り、一日何度も掃除をして、どうにか悪臭の元になっている皮膚病撲滅に挑んでおります。

《臭い》は、本当に健康のバロメーターになるので、体臭、口臭、糞尿臭に注意していると、病気の早期発見に繋がるかもしれません。

同じ悩みをお持ちの方も沢山いらっしゃるでしょうし、本当に大変ですよね、でも愛する我が子のために諦めず頑張りましょうね!




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