こんにちは!
シャンプーの記事を何度か更新して来ましたが、今回はそのあたりも含めて
- 犬のシャンプーのコツ
をまとめてみました。普段自分が愛犬さくらをシャンプーしている時に無意識にやっていることや他のワンコを見て普段気づいたことなど、備忘録的に書き留めてみた感じです。みなさん、中にひとつは「あ、そうかも!」って思うことが必ずあると思いますよ!
【犬を洗う頻度】
- あまり洗わない、は間違い
古い躾け本などに書いてある間違った情報が未だに常識として通用していることがあるから要注意です!
「犬はあまり洗わない方が良い、自然の犬は身体を洗ったりしないから」これは間違いです。
人間だって毎日シャワー浴びるようになったのはここ数十年。100年前のヨーロッパなどはほとんど身体を洗わなかったのです。じゃあ100年で体質が進化するかといったらそんな早く生き物が進化するわけがありません。それでは人間が毎日身体を洗ってはだめなのか?…違いますよね。
皮膚疾患などで獣医さんから制限があるワンコ以外は、1週間に一度は定期的に身体を洗ってあげましょう。 - 臭わないから大丈夫…他人には臭ってます
飼い主は慣れてしまっているから気づかないけど、結構臭うワンコ、いるんです。シャンプーしないからというのもあれば、元々の体臭っていう子もいます。
いずれにしても定期的にシャンプーに入れてあげればかなり軽減されます。
ここで気をつけたいのが「自分が臭わない、犬友に臭うって言われないから大丈夫」という過信です。
実は犬を飼っていない人で「この人犬飼ってるな」って敏感に気づく人は結構います!そういう人は家に足を踏み入れた瞬間に「この家犬臭い!」って感じるそうです。
家に染み付く臭いは「排泄物を適切に処理する」のは当然ですが、やっぱり犬は毛が生えている以上、どうしても「獣臭い」感じはあるそうです。
自分や犬を飼っている人が臭わないからといって安心しないように、よーく臭いを嗅いでみて「少々生臭い?」って思ったらシャンプーしましょう!
【シャンプーのやり方のコツ】
- 被毛はもちろん、地肌もね!
特にロングコートのワンコは被毛が長いので、地肌が疎かになりがち。
被毛はもちろん大切ですが、地肌を洗わないと「犬そのものから出る汚れ」やフケなどがいつまでたってもなくならず、挙げ句の果てには臭いのもとになることが…。
地肌を洗うと自然と被毛も綺麗になり抜け毛も取れて来ます。被毛より地肌を優先して考えましょう。 - 小型犬でも部分洗いが基本です
小型犬の飼い主さんでシャンプーを手に取り両手で泡立て、頭から尻尾にいっぺんにかけてゴシゴシ…っていう人、時々見ます!
小型犬は単にシャンプーの面積が小さいのではなく、各パーツが小さくなっているということを忘れないようにしましょう。
頭、耳、首、尻尾、オマタの周り…ほんの少しずつシャンプーを手に取って丁寧に洗ってあげて下さい。シャンプーはほんのちょっとで大丈夫です。
人間の手のひらってとても大きく見えるので、ガシガシ全体で洗おうとすると小さな小型犬には怖く感じられ、また苦痛になってしまい、シャンプー嫌いになる場合もありますよ。
【ゆすぎ、ドライのコツ】
- ゆすぎは丁寧に時間をかけよう
ざーっと泡がなくなったら…っていう人もいますが、犬は人間と違って毛が全身に生えているので、かなりシャンプーの成分が残りやすいです。
「フケ体質」って言われてたワンコが、実はシャンプーの洗い残しだった!…っていう場合も意外と多いです。
ゆすぎもパーツごとにお湯をかけながらよーく行いましょう。
特にゴールデンレトリバーなどの大型犬は時間もかかると思いますが、こればっかりは仕方ありません。愛犬の健康のために必ずゆっくり、丹念に行って下さい。 - 熱いドライヤーは要注意!
湿気が残ると皮膚病になりやすいからしっかりドライしよう!が定着していますが、ドライヤーの温風を何十分も当てながらドライする人がいたら、温風と冷風を交互に使って上げて下さい。
犬の身体は人間の頭と違ってたくさん皮脂が出るわけではないから、肌がとっても傷みやすいです。
スムースコートのワンコはそれほど気合いをいれてドライする必要はありませんから、タオルドライを十分にすればあとは自然乾燥で大丈夫だったりします。
今回はちょっとしたコツを書き出してみましたが、いかがですか?
「こんなコツ知りたい!」などありましたら、ぜひご意見お寄せ下さいね^^