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ドツグセラピーの効果とは?

投稿日:2016年8月26日 更新日:

先週のことですが、ある書籍のことを偶然にも知りました。

自宅は、ここ10年間に開発された住宅地、周りに本屋さんがありません。

そのため気になった本は、通販で買うか、最寄りの本屋さんに注文するしかありませんでした。

昨日、注文していた本が無事届き、昨夜一気に読んでしまいました。

セラピー犬のことを書いた本です。

「犬の職業」みたいなものですね。

警察犬・盲導犬・介護犬・救助犬など最近では犬もいろんな「仕事」に就いています。

 

その職種によって犬種の適正が違うようです。

セラピー犬に必要なことは、第一にアイコンタクトを上手くとれるかどうかということのようでした。

障害を持つ人やお年寄りの心の「癒し」となるわけですから、相手が何を望み、その時自分がどうすればいいのか、ということを判断する必要があります。

 

【ドッグセラピーとは?】

ドッグセラピーは、3種類に分けられます。

AAA.  AAT. AAEに分けられており、それぞれが目的とすることが違っています。

 

AAAとは動物介助活動のことで、医療的な治療を目的としていません。

動物と触れ合うことで情緒が安定するレクリエーション的なことを目的としています。

犬との触れ合いで心理状態が良くなるということを狙いとしています。

老人ホームなどの施設を訪問し、お年寄りを孤独から救い笑顔を取り戻すという効果があります。

ドッグセラピーとして活動している団体のほとんどが、ここに入るようですね。

また、施設内で犬を飼っており、いつでもお年寄りと触れ合うことができる老人ホームも多くなってきました。

 

以前、私の母親がこのような老人施設に入所していた時、施設の入り口にいつも1頭のセラピー犬がいたことを記憶しています。

入口で飼うことは、どんな人が通っても入ってきても威嚇したり吠えないということが条件ですね。

私は犬が大好きなので、訪れるたびにその犬に触れていました。

おとなしいゴールデンレトリバーでしたが、触れ合っているだけで確かに穏やかな気持ちになります。

その気持ちにさせてくれるのがセラピー犬の役目ということを、後で知りました。

②

AATというものは、動物介助療法に基づいて、医療現場で行う専門的な治療を目的としています。

その意味で、AAAとは大きく違っています。

また治療の対象となる人は、犬が大好きであり、身体的心理的に介助が必要な人に限定されています。

そして一番違っている大事な点は、精神科医師、理学療養士などの医療従事者の指示が必要となる点でしょう。

AATを受ける人には、個人それぞれに合わせてプログラムが作成されています。

3種類に分けられていますが、アニマルセラピーと本当に言えるのは、このAATだけとなります。

また精神科医師、理学療養士などの医療従事者のことをハンドラーといい、犬はセラピードッグと呼ばれています。

セラピードッグになるためには、約2年間訓練されることが必要となっています。

 

AAEとは、動物介在教育と呼ばれており、AAAと同じように動物と触れ合うことでの情緒教育を指しています。

AAAと同じように訪問して行いますが、訪問先が幼稚園や保育園となっています。

犬と触れ合うことで、命の大切さや尊さを学んでいきます。

小学校のなかには、総合学習として取り入れているところもあります。

 

 

【セラピードッグになるには】

犬種の区別は、特にないようです。

血統書の必要性もありません。

雑種でも不格好な犬でも、アイコンタクトを上手く取れる犬であれば、訓練でセラピー犬になれます。

病気・ケガ・お年寄りなどと触れ合い心の傷を癒すことが目的です。

性格がおとなしく従順な犬が選ばれて、教育を受けることが多いようです。

セラピー 1

【ドッグセラピーを受けた効果】

効果として一定の期間、ドッグセラピーを受けると「記憶」を失ったり、認知症の人が言葉などを思い出すという事が認められています。

また、歩行が困難だった人が犬と一緒に立ちあがり歩行可能になったり、言葉や記憶を失った人がセラピー犬に対して積極的に話かけることで、自分から話ができるようになるなどの成果があります。

 

写真を見てみると、お年寄りがセラピー犬に触れて笑顔になっているものや一生懸命にセラピー犬に触れよう、そして一緒に歩くことを始めようとしているものがありました。

 

私達一般の飼い主でも、自分の飼っている犬に触れていると優しい気持ちになり穏やかな感情になりますね。

その効果なのだと思います。

 

 

犬を飼い、日常的に触れ合うことで自分が穏やかに癒されるということは、とても幸せなことです。

犬に感謝の気持ちがいっぱいですね。

③

これからも犬と一緒の生活が長く続きますように。




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