2週間ほど前に、こゆきを病院へ連れて行って受診、投薬もシャンブーも処方されてきたんですが、ここ2~3日間、また痒がるようになってしまいました。
口の周りの赤く腫れていたところは、投薬を飲み始めてすぐに治ってきたのですが・・・最近、また赤みを帯びてきています。
また通院かな? なんて思っていました。
【薬の抗体の影響かな】
2週間前に受診した時の担当医師の話では、同じ薬を飲んでいると体の中に薬に対して抗体というものができてしまい、効かなくなるとのこと。
症状からすると、そんな気もしてきました。
その場合は、投薬を変えてみるという話でした。
確かに炎症を抑えて、マラセチア菌、真菌の力を抑える薬で一番効果の出ているのは、ステロイド系のものなんですが、こゆきは副作用が出てしまい、一回目に飲んだ時には、嘔吐、下痢の症状がでました。
また、肝臓や十二指腸、腎臓に負担がかかるということも聞いていました。
そのため、比較的副作用のない薬に変えてもらっていたのです。
消炎剤としての効力が薄い薬なので、体内に抗体ができてしまい、効かなくなったのでしょうか。
今年の春は、4月・6月中旬に同じ薬を飲んでいます。
毎年、この時期になると、同じような症状が出てしまっていました。
【有害な草には注意していたのですが】
散歩で知り合いの人も話していたことですが、毎年今頃になると「草」を食べるというのです。
その草も、先がとがっている葉の草で、食べた後に吐くということでした。
草を食べる理由は、胃の中にある毛玉や不要なものを外に吐き出すためという説もあります。
こゆきは、自分の毛が濡れているのを非常に嫌がり、なめて乾かしているので、きっと毛玉がいっぱいになったのだと思っていました。
また、春から夏にかけての季節は、道路沿いの雑草に除草剤をまく家庭もありますね。
除草剤がかけられた草を食べてしまったら、犬は「有害なもの」と判断してその草を吐いて出します。
犬を飼っていない家庭の人たちにとって、自分の家の前や横に他の犬の糞があったり、オシッコをしていかれると、「なぜ私が雑草を片付けなければならないかのか」という怒りの気持ちになります。
そのため、除草剤をまく人達の気持ちは、十分理解できます。
散歩の時には、草には近づかないように、また食べるということもないように注意をしていたのですが、なかなか完治というわけにはいきませんね。
それでも痒みは、半減しているようにみえます。
痒くてかんでしまい、毛が抜け落ちた部分の毛も無事回復していますから。
【アレルギーとの付き合いは気長に】
こんな様子のこゆきですが、痒みは半減、皮膚の様子も口の周り以外はほぼ完治に近い状態まで回復してきました。
口の周りだけは、まだまだ時間がかかるかもしれませんね。
症状を早く改善しようと焦って、効果の強い薬に替えて副作用がでる方が怖いのかもしれないと思うようになりました。
もともとのアレルギー体質、それも食物アレルギーということから、食事には十分気を付けてアレルゲンになるものを排除しています。
また、カビなどの真菌、マラセチア菌の繁殖予防のため、タオル、ふとん、シャンブー後のこゆき専用足ふきマツトなども、日光消毒し、万全を期しています。
私達が焦る気持ちが、こゆきにもわかり、ストレスになっているのではないかと思います。
焦って早く完治させようと思わないことが、こゆきにとって「一番の薬」かもしれませんね。
一日でも長くこゆきと一緒に過ごしたいです。