今日も肌寒い1日となりそうで、家の中ではしっかり暖房でワンコと一緒に暖まっています。
昨日近所で火事があったようです。
今は空気が乾燥しているので、アッという間に燃え広がる危険がある季節です。
この季節のワンコのお留守番は、どうしていますか?
夏と違い、ストーブやヒーターを付けっぱなしで外出できませんね。
真夏の時期は、エアコンを弱く除湿にしてタイマーをかけて出かけた飼い主さんも多かったのではないでしょうか。
私もその一人ですが、犬は夏は苦手、体温が上がり熱中症になってしまいますから。
冬の外出時には、エアコンの暖房をタイマーを「何時間後に切る」という設定をして出かけます。
私達がいる時には、ヒーターやこたつを利用しますが、犬だけのお留守番の時は、この方法です。
【家の中の危険なもの】
今、うちのワンコは9歳なので物をかじったり、咬んでしまうというイタズラはしなくなりました。
そのため、家の中ではゲージに入れることはしないで、自由に過ごさせています。
でも1歳までは、何でもかじり、ボロボロにしていましたので、ゲージに入れての外出でした。
ところが2歳になると、だんだん知恵がついて私が帰宅するとゲージに入れて外出したはずのワンコが脱出していたのです。
それが数回繰り返されたと同時期から、このような「イタズラ」はなくなっていました。
まるで人間の子供の、イタズラからの卒業のようでした。
油断すると、いけないので改めて外出時の危険な箇所と物をチェックしました。
ヒーターやこたつの電気コード、くず箱、おもちゃの中のプラスチック、壁のコンセント入口周りのホコリなど。
床や床から50センチくらいの高さの位置の壁にあるコンセントに差し込まれている電気コードは、抜いて出かけること→「切」の状態でも犬がコードに足をひっかけたはずみでストーブのスィッチが「入」になり加熱される可能性があります。
この時に「入」と同時にヒーター等を倒す危険もあります。
くず箱の中のもので水ものがある場合、倒して水ものが床に流れ、電気コードと接触すると感電する危険があります。
また、コンセント入口の周りにホコリが溜まっていると、犬ではなくても自然発火する危険があります。
植木鉢のお皿の中の水が溜まっていると、植木鉢を倒したはずみでお皿の水が床にこぼれ、かじった電気コードがある場合は感電、ショートをおこします。
【犬の咬む力ってスゴイ】
まるで人間の赤ちゃん対応のようですが、犬とはいえ危険は予知しておいた方がよさそうです。
こたつをかけるとワンコは、もぐって暖まっていませんか?
もぐった時に、コードをかじってしまったら、電源を入れた時、火災になってしまうかもしれません。
犬は、かじることが好きです。
でも電気のコードをかじられてしまうと、火事につながります。
その犬の咬む力ってどのくらいの力になるのでしょうね。
ある調査があります。
人間の咬む力は、58kg。
ライオンは、313kg。
オオカミは、184kg、犬は149kg
とのことでした。
人間の私達の約3~4倍ということになりますね。
オオカミには劣りますが、それでも十分衣類やコードは咬むことができます。
【対策として】
では、寒い時のお留守番はどのようなことに注意したらよいのでしょうか。
一番気になるのが、いろいろな物をかじること、これにより火災の発生にもつながるからです。
また、プラスチックが入っているおもちゃは、かじり中のプラスチック片が出て、喉に詰まるということもあります。
エサやおやつなど、食べ物は犬の届くところに置いて外出しないこと。
飲み水の容器は、床におかないタイプにすること→こぼれた水が、かじり電線がむき出しになったコードにかかり、コードを濡らしてしまいます。
後で、コードを指し込んだ時にショートとして火災の原因になります。
第一に、かじられて危険なものは、別の部屋に移す。
火災だけではなく、地震のことも考えて、倒れて危険なものは、そばにおかない。
エアコン使用の暖房は、最小限にすること。
コンセントの周りに、犬の抜け毛が溜まらないように掃除をしておく。
犬は雷がキライです、外出している間に雷でパニックになるという可能性もあります。
その時のことを考えて、犬が安心していられる空間(例えば好きなテーブルの下など)を確保していく。
寒さに対して強いと思っている愛犬でも、お留守番させる時には、暖房器具のお掃除を徹底しておかなければいけませんね。
夏には使用しない熱を発する暖房器具、これが原因の火災になってしまうということにならないように、いつもの掃除と外出時の確認を忘れないでしなければなりません。