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犬のいろんなしぐさ  納得したり、え?!!と思ったりしますね 癒されるしぐさで心もホッコリ

投稿日:2016年11月16日 更新日:

ワンコのしぐさって、その犬を知れば知るほど「暖かなホンワリ」とした気持ちになりませんか?

せっかく毛布やタオルをきれいに敷いてあげたはず・・・でもすぐに手や口を使って丸くしてしまう、ふとんを脚で掘るなど。

 

 

【どうして穴を掘るようなことをするの】

そろそろ寒くなったので、新しいベッドを買ってあげようかな?

と思った去年の今頃です。

丸くて女の子らしく赤いベッドを買ってあげ、私達も満足していました。

でもそのままの形をとどめていたのは、わずか2日間でした。

うちの犬は、女の子なんですが、ベッドの周りを踏み固め、平らにしてしまいました。

すっぽりと入り暖かなベッドと思っていた私達は、唖然としていました。

うちのワンコは、自分の納得できる寝床にしたかったようですね。

 

この時も、ふとんを脚でかいて掘るようなことをしていました。

自分のお気に入りの厚さにしようと、タオルは口で移動して枕のように高くなっています。

この子は片足ずつ掘るようなしぐさでタオルを移動していましたが、先輩犬は外で飼っていたこともあり、よく両足で土を掘っていました。

その部分の芝生は無残にも枯れて跡形もありません。

人間のように、指で物をつまむことができないので口や脚を使用するのでしょうが、とても器用ですね。

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【掘ることの目的とは】

穴を掘ることの目的とはなんでしょう。

・オオカミの時からの習性で寒い時には、地面の中で寒さをしのぎ、暑い時には地面の中で内臓を冷やす

犬は、横になる時もオオカミがそうであったように、クルクルと周ってから腰から落として横になります。

オオカミの習性は、もう何世代経っても犬の習性として受け継がれているのですね。

 

・自分の宝物を隠すためにも穴を掘ります。

その中にそっとしまいこんでいるのです。

外飼いだった先輩の犬に、私達が外泊するのでエサをたくさんあげていきました。

すると、穴を掘り食べなかった分を穴に埋め始めました。

キレイに土がかけられて埋め戻されていましたが、ちょっとイタズラをしてみようと、わざとその穴の上に立ってみました。

すると、「うーー」と唸ったのです。

取られるのではないか?と 必死でした。

帰宅して、同じことをしてみましたが、今度は唸りません。

土をよけてみてみると、隠したはずの宝もの=食べ物がありませんでした。

まだあるうちは、唸り、なくなると唸らない、なんてわかり易いのでしょう。

また、お気に入りのおもちゃや大好きな飼い主の携帯などを隠す犬もいるようです。

 

これも、その祖先が野生で生きてきた時の習性のなごりです。

その時に食べられなかった食べ物や、大事な物を穴の中に隠し、イザという時に隠してあったものを食べます。

厳しい自然の中で生きるための「知恵」なのでしょう。

誰にも取られたくない隠し場所として穴を掘っているのですね。

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また、土中の中は低温です。

真夏の暑い時には、冷蔵の役目もはてします。

そのことを知っているのか、夏でも穴の中に食べ物を隠すことも習性として残っています。

 

 

・狩りのひとつとして獲物を見つけたように穴を掘る

これは、犬の種類によってちがいますが、もともと狩猟犬としての種類の犬は、土中のモグラなどの匂いを見つけると捕まえようとしてその穴を掘ります。

これも実際に見たことがあります。

先輩犬は、北海道のアイヌ犬と柴が入っていました。

昔住んでいた家の庭に時々、モグラが出てきたようです。

モグラが移動した後は、土の表面が盛り上がっていました。

すると、先輩犬は両足でその場所を掘り始めたのです。

そして鼻を真っ黒にして鼻の息も荒く、あちこちと真っ黒な鼻で嗅ぎまわっていました。

見ているとこっけいで、なんともいえないくらい可愛いかったことを覚えています。

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【病気の場合もあるので注意しなければならないしぐさとは】

このような場合とは、別に病気からのしぐさということもあります。

精神的な病気のこともあるので、観察を続け注意が必要です。

愛犬が1人でいることの不安やストレスを抱えている場合、ワケもなく穴を掘るようなしぐさをすることがあります。

お留守番が、何度となく続き不安がいっぱいになっている時や高齢になり精神状態が不安定になった時などに起こることがあります。

高齢で耳も遠くなり、目も見えなくなってしまうと心の中は不安がいっぱいです。

ちょっとした物音でも、「だれか入ってきた?」と思う事や、木の枝が風で揺れただけなのにあやしい人影と警戒する犬もいます。

高齢にさしかかり認知症の始まりであれば、その対応をしていくことが大切です。

 

 

【狭い空間から脱出したいだけ】

犬は、眠る時などは狭い空間を好みますが、狭い場所から脱出してみたいという願望もあるようです。

そのため、部屋の中から出たい時、ゲージの外に出たい時などその床を掘ってしまうという行動になってしまう犬もいます。

うちの犬も、私達が外出する時ゲージに入れていったら、ゲージの床を少し脚でけったような跡がフローリングについていました。

その時は、それだけで治まりましたが、その後はゲージごと力ずくで移動し、床と玄関の入口の間の狭い空間をみつけそこから「脱出」を成功させたようです。

この場合も、ゲージの狭い空間から出たかったというわけでしょう。

 

 

【運動不足から穴を掘る場合】

犬は散歩に出たり、公園など広い場所で走りまわることが大好きですね。

気分転換にも運動不足の解消にもなりますが、それが十分に取られていない場合、穴を掘るということもあるようです。

運動不足や気分転換不足は、精神状態によくありません。

また、歩かないでいると犬の脚の筋肉も衰えていきます。

この場合も、悪化すると精神状態が悪くなってしまいます。

適度に外に出て、筋肉が衰えないようにすることが大切ですね。

 

 

【犬はもともと穴を掘るのが好き】

犬の性格を調べてみると、食べ物を隠す以外にも、もともと穴を掘ることが好きなことがわかりました。

いわゆる「遊び」のひとつとして、自分で穴を掘り遊んでいることもあるのです。

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壁を壊すことや床を掘ることを「だめ!」と叱ってしまうより、遊びのひとつとして穴を掘ることをさせることも大切なことと思います。

家の中を壊されるくらいなら、庭の片隅でもいい、ワンコ用に開放してあげることも大事な解決策ではないでしょうか。

そこだけは、ワンコの「遊び場」として開放すれば、鼻を真っ黒にして土を掘り遊びストレスも解消されると思います。

 

その光景もきっと、飼い主に「ほんわかとした気持ち」をもたらすのではないでしょうか。

思いっきり外で遊べるワンコっていいよね!!!

 




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