今日は成人式ということで、各地でお祝いの行事が行われています。
そのうち、犬の世界でも犬の年齢での成人式なんてことが行われるかもしれませんね。
女の子は、振袖に見立てた着物、男の子は羽織と袴かな? なんて想像するのも楽しいものです。
【おせち】
食物アレルギーを持つ犬にとって、「おせち料理」と言われても、普通のご飯にデザートをつけるくらいが精いっぱいなんですよね。
ちなみに↓これが今年のうちの犬の「おせち」でした。
デザートとして食べさせてあげましたが・・・ちょっと貧弱でかわいそうな気もしますよね。
初めは、肉・乳製品・大豆・そば・小麦粉などにだけ反応を示してしたのですが、年を追うごとに反応の出てしまう食品が増えてきたようです。
秋から冬の定番の鍋料理、私達が美味しそうに食べているのを横目で眺めて羨ましそうにしていたのです。
湯豆腐に使用する「たら」、これなら白身の魚なので反応しないだろうと思い、無塩の生たらを1日水に浸してから茹でて食べさせたのですが、見事にお腹に赤い発疹が出ました。
さっそく病院で受診したところ、この時期の「たら」にはアレルゲンとなる物質のパルブアルビミンが含まれてしまうとのことで、それに反応したのでしょうとのことでした。
「え、白身の魚もダメなのか・・」と肩を落として帰ってきました。
そしてこのパルブアルビミンという物質は、たいていの魚の筋肉に含まれているそうです。
人間の私達でも、青光のするイワシ・サバ・サンマなどで蕁麻疹を起こす場合がありますね。
病院では、動物性たんぱく質はダメとのことだったので、魚の白身ならと気をつけて注意していたのですが、ついにたらでも反応してしまいました。
当然、かまぼこも反応がでるのは間違いないでしょう。
でも、まさか白身のたらで反応が出るとは思ってもみませんでした。
もう魚も食べさせられないと思うと、辛い気持になってしまいました。
【ワンコのおせちで人気なのは】
今のご時世、クリスマスケーキ、バースデイケーキ、そしてお正月用の「犬用のお重」まで、豪華になりましたね。
犬用とは思えないほど、私達も食べたくなるような美味しそうなお料理が並んでいます。
これでは「お犬さま」と言われても仕方がないのかな?
晴れ着の着物のようなお洋服まであります。
でも、家の中ならきれいでしょうが、外の散歩に着せて行くには、ちょっと「もったいない」かもしれませんね。
人気のおせちは、やはり肉類や魚が主流になっていて、見た目にも豪華ですね。
アレルギーの犬にとって、羨ましいものでしょうが、逆にその美味しい味を知らないで育った方が幸せなのかもしれませんね。
肉の味を知っていれば、美味しそう、でも自分は食べられないものというストレスが溜まります。
そして、アレルギーを持つうちの犬は、自分が食べてもOKなものとダメなものがわかるらしく、私達の夕食のテーブルに肉類などが並んでいるとわかると、見ないように目を伏せて眠ってしまうのです。
見えてしまえば、食べたいという誘惑に襲われるのでしょうか。
私達が難しい話をしていると、あるいは険悪な雰囲気になると犬はどこかへ隠れてしまいませんか?
イヤなものは見ないで済むようにと、姿・気配を隠すのです。
言葉のひとつひとつは理解できなくても、その場の雰囲気で私達の心を察する「犬」という生き物、なんてすばらしく利口な友達としての動物ですよね。
犬を飼って一緒に寝起きして人生を共に過ごすという素晴らしさを、改めて認識しています。
言葉はしゃべれない、思ったことも言えない、それでも飼い主と家族の全てを知って家族といる時が一番幸せだなんて、純粋なものですね。
ありがとう・・・・