こんにちは。寒くなって来ました。
湿度は日ごとに下がって、昨日は30%代まで下がり、今シーズンで初めて加湿器をつけました。
真冬にかけてどんどん空気が乾いてくると、人間同様、ワンコの肌荒れに要注意です。
犬の皮膚病、肌トラブルの兆候に気をつけよう。
で、犬の肌トラブルをご説明していますので、まだ読んでない方は一度目を通しておいて下さいね。
今回は「冬の乾燥肌」についてご説明します。
【とにかく犬は肌が弱い!】
犬ってすっごく敏感肌なんだ!って思って上げて下さい。
犬のお肌は毎日お手入れ。健康チェックもできますよ。
こちらの記事で触れているように、犬の皮膚は被毛で覆われている前提なので、人間の1/3程度の厚さしかありません。
そして特にスムースコートやシングルコートの犬種は肌がむき出しになっていたりします。
そうなると、犬の肌のケアは人間以上に神経を配る必要があることが分かります。
もちろん、ワンコは頻繁に手を洗ったりとかお化粧したりとかしないので、そこまで神経質になる必要はありません。
でも、とっても荒れやすいということは覚えておいて、定期的にケアして上げて下さい。
【冬を乗り切るワンコのお肌ケア】
犬のお肌のケアはとにかく「保湿」です。以下はきちんと考えておいてあげましょう。
- 部屋の湿度が40〜60%を保つように加湿器で調整する
できればワンコが一日で多くの時間を過ごす場所、ワンコの高さに「温湿度計」を設置して、そこの湿度を確認して下さい。
湿度が40%以下になったら加湿器をつけるタイミングです。
ちなみにこの「湿度40〜60%」というのは人間も犬も一緒。よかったよかった。 - 肉球クリームを使う
冬場はどうしてもバリバリに乾燥してしまう肉球。人間の肘やかかとと同じだと思って下さい。
当然肉球クリームは欠かせません。
乾燥して放置していたら、血が出てしまった…なんてことも少なくありません。
肉球をちょっと湿らせてから薄ーく塗るだけでOK。毎日のお散歩帰りについでにやっちゃいましょう。 - お肌に優しいシャンプーを使う
安価な洗浄力の強いシャンプーは被毛はもちろん、皮膚へダメージを与えてしまうのでできるだけ避けましょう。
(ちなみに私自身も敏感肌なので、普通のシャンプーが使えません…)
犬のシャンプーの洗浄成分(界面活性剤って言いますね)については以前の記事で触れていますのでぜひ読んで下さいね。
【界面活性剤についてのおさらいです】
とっても大切なことなので、以前の記事から引用していますが、元の記事もぜひ読んで下さい。
犬用シャンプーの界面活性剤について。
「洗浄力が高いほどいい」と思ってる方、意外とたくさんいるのかな、と思います。
上記の「硫酸系」などはとても高い洗浄力を持っており、高音でたくさんの油を使う台所等を洗浄する時など、その力を発揮します。
だからといって、皮膚や被毛が「食器や鍋のように油汚れがあるか」?違いますよね。
ふだんの皮脂や、日常のお散歩の際についた汚れなどを洗い流し、キレイな状態を維持する。それが犬用シャンプーの役割です。
ただでさえ人間より薄い皮膚を持つ犬には、硫酸系での洗浄は肌に過酷なストレスを与えるだけなのです。
ということで、洗浄力が穏やかで、被毛を艶やかにする効果のある界面活性剤を使ってます。
シャンプー方法はこちらを見てね!
【犬のシャンプー方法】自宅ででラクラク!
本当に手早く乾くので、犬もストレス激減!シャンプーが楽になりますよ!
アリールアンドシー:ノンシリコンシャンプー
【ワンコのスキンケア裏技】
皮膚がむき出してる部分があって「どうしてもお肌が荒れちゃう」ワンコいますよね。はい、うちのさくらがそうです。
でも、あることをやり始めてから肌荒れが激減しました。それは何かというと…
「肉球クリームを薄く肌に塗る」これだけです。
肉球にクリームを塗った後の指ですうーっと撫でて上げる。ついででいいんです。
これで皮膚が適度にコーティングされ、湿度を保てる状態になるのです!
さくらの肌荒れに悩んでいた頃、ふと肉球クリームが目に付き、「肉球に使えるんだよね?」と思いやってみたらバッチリでした。
みなさま、お試し下さいね!
アリールアンドシー:肉球クリーム
さくらの超必須アイテムです。
大型犬など、あまり寒がらない犬も肌は乾燥します。
注意してあげて、毎日お手入れしてワンコの健康を維持しましょうね!
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