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アジリティーについて
アジリティーは1978年にイギリスで生まれた競技です。
今では日本はもちろん、ヨーロッパなど世界中で大会が開かれています☆
日本には「一般社団法人ジャパンケネルクラブ」が協議会を開いていますよ♪
興味がある方は問い合わせてみては?
どんな競技があるの?
犬と人間がペアを組み、障害物が置かれているフィールドを走りタイムを競います。
人間はハンドラーと呼ばれ、犬に指示を与えます。
また、犬の大きさで、S(スモール)M(ミディアム)L(ラージ)の3部門に分かれます。
小型犬と大型犬は同じ部門では出場できないんです。
障害物は決められた順番にクリアしないといけません×
障害物はトンネルやハードル、シーソーなど様々な種類が設置されています。
犬の得意不得意があるので、きちんと特訓しておかないと
怪我をしてしまう場合も! 練習あるのみ、なんですね。
主に用いられている障害物を紹介します☆
・ハードル
障害物の中で一番多用されているのが、このハードルです!
ぴょんっとハードルに当たることなく飛び越えましょう。
バーの数が2本になるとダブルハードル、3本になるとトリプルハードルと呼ばれます。
・タイヤ
これは初心者向けの障害です。
地面に設置されたタイヤの中心を走ってくぐり抜けましょう!
・シーソー
犬が片方からシーソーに乗り、地面に綺麗に着地すれば成功です☆
ただ犬は高い所が苦手な子が多く、怖がってしまう子も多いとか。
また、片方のシーソーが地面に着地する前にシーソーから飛び降りてしまうと
失敗と見なされる場合もあるので、急ぎながらも丁寧に☆
・トンネル
ぐねぐねと曲がったトンネルや、出口が布になっているトンネルなど、
様々なトンネルが用意されています。
・スラローム
一定間隔で並んだポールを左右順番に一本ずつくぐる競技です。
また、一本目は必ず左肩から入らないと失敗になり、
意外と難しい障害物なんですよ!
などなど…。
他にもたくさんの障害物があります☆
犬種によって得意不得意があるので、自分の犬が何が得意か、
何が不得意か見極めましょう☆
向いている性格とかあるの?
元気でオモチャが好きな子なら大丈夫☆
また、飼い主の言う事をよく聞かなければならないので、
ある程度のしつけが出来ている子じゃないと難しいかもしれません…。
オモチャにまったく興味ない子や、運動嫌いな子、
他の犬に対して攻撃的な子は向いていないかも…。
老犬や子犬の場合は、しっかり体調を見て、出来そうな場合のみにしましょう。
「うちの子はおバカだから出来ないかも…」と思っている飼い主さん!
それは違いますよ~。
活発な子ならどんな犬でも楽しめるのがアジリティーの良い所。
また、アジリティーを通してしつけを行う事も出来ます。
アジリティーをしてみたい!まず何をすればいいの?
いきなり「競技会」ではハードルが高い…と思ってしまいますよね。
でも大丈夫! 最近ではアジリティーの障害物が設置されているドッグランなどもあります。
まずはお試しで…どんな雰囲気か知りたいな、という飼い主さんは近くのドッグランを探してみては?
他にも、アジリティーの障害物(折り畳み式のハードル、
小さめのポールなど)が通販などで売られているので、
運動ついでに遊んでみるのもいいかもしれませんね♪
うちの子も本格的にアジリティーを始めたい!という飼い主さんは、
「一般社団法人ジャパンケネルクラブ」に申し込みましょう♪
また、一般社団法人ジャパンケネルクラブでは、競技会の見学も行えるので、
興味のある飼い主さんはぜひ一度、見学だけでも行ってみましょう☆
終わりに
アジリティーは、チワワでもダックスフンドでもシベリアンハスキーでも…
どんな犬種でも参加できる、大変人気のある競技です。
もちろん、大会でトップを狙うのもとても良いことですし、
速さを競うのもとても楽しいですが、
それだけではない楽しみ方もあります☆
アジリティーを通じて、愛犬との絆をより一層深める事が出来たり、
言う事を聞かなかった愛犬が、競技により飼い主の命令に従うようになったり…。
楽しいだけではない、嬉しい事もたくさん起きるかもしれません!
自分と愛犬の息をそろえて、障害物をクリアしていけば、
きっとゴールした時には、二人で満面の笑顔になっていますよ☆