お散歩中に不注意でリードを放してしまった、愛犬が玄関から飛び出してしまった…!
”迷子犬探しています“という貼り紙、よく見かけませんか?
「うちの子は大丈夫!」なんて思っていませんか?
普段はおとなしい子でも、何か大きな音などにびっくりして逃げ出してしまう…など思ってもみない行動に出てしまうものです。
ノーリードで散歩をさせたり、公園で放して遊ばせている飼い主を見るとヒヤヒヤ。
うちの子だけは大丈夫だなんて、他人事ではありません。
愛犬が逃げ出してしまった、いなくなってしまったら
さて、大切な愛犬が逃げ出してしまったとします。
考えただけでも怖いですよね。
突然のことにパニックになってしまうかと思います。
ですが、まずは冷静になってできることを考えましょう。
1.まずは、自力で探す
どちらの方向へ走って行ったか分かる場合は、とにかく探しに行きましょう。
すぐに遠くに行ってしまうことは考えにくいです。
とくに小型犬でしたらあまり遠くには行けないでしょう。
時間がたってしまう前に自力で探してください。
離れてしまった場所がいつものお散歩コースであれば、自宅に戻ってくることも考えられますが、ワンちゃんは知らない場所でパニックになってしまっている場合があります。
よく慣れたお散歩コースよりも、普段行かない場所で迷子になっている可能性もあります。
また、よく立ち止まるところなども思い出して探してください。
この段階で見つかった時、大通りなどの交通量が多い場所は注意です。
飼い主を見つけたワンちゃんが喜んで走ってきてしまったり、怒られる!とさらに走って道路を横断してしまうことも考えられます。
最悪の事態にならないよう、落ち着いて呼び戻しましょう。
2.警察・保健所へ連絡する
マイクロチップや迷子札等など、身元の分かるものが付いていないワンちゃんは保健所で預かってもらえる期間が一週間ほど。(場所によって異なるようです)
万が一「処分」なんてことになってしまわないためにも必ず警察・保健所へ連絡を入れましょう。
・犬種、毛の色、特徴
・服やリードなど身に着けていたもの
・名前
・いなくなった場所 などを詳しく伝えます。
見つかったという連絡が必ず来るとは限りません、何日置きかに連絡を入れて確認してみましょう。
我が家でも一度、迷子犬を保護したことがあります。
恐怖からか威嚇し、つかまえ損ねてワンちゃんがさらに逃げてしまったので警察の方が一緒にそのワンちゃんをつかまえてくれました。
その後自宅で保護するかどうかという話もでましたが、うちにも犬がいたことと、日中仕事で不在になるので警察で引き取ってもらうことになりました。
その後がどうしても気になったので聞いてみたところ、警察署で預かれるのは1日(保護したのは夜で、翌日の朝には保健所へ連れていかれる)とのことでした。
そして保健所で預かってもらえるのは1週間、という事でした。
保健所へ行って飼い主が見つからなければ引き取ることも考えましたが、運良く飼い主が見つかったためワンちゃんは無事飼い主の元へ帰ることが出しました。
※警察は365日対応してくれますが、保健所は土日祝、時間外は連絡が付きません。
休日に重なってしまわないよう早めに連絡しましょう。
保健所や動物愛護センターのHPで公開しているところもありますので、こまめにチェックしてください(掲載期間が短いので注意)
3.近隣のペットショップや動物病院にも聞く
保護してくれた人が警察へ届け出(ペットは遺失物扱い)を出してくれていればその後保健所で再会できる可能性はありますが、ワンちゃんがケガをしていて親切な方が動物病院などに連れて行ってくれた可能性もあります。
4.市区町村の清掃事務所
これは考えたくない最悪のパターンですが、万が一事故にあってしまった場合、こちらに回収されている可能性もあります。
5.SNSの活用
TwitterやFacebook、インスタグラム等SNSの拡散の早さには驚きますね。
実際、この方法で見つかりました、という投稿もあります。
また、迷子犬掲示板やアプリなどもたくさんありますので、インターネットを積極的に活用していくのも良い方法です。
ただ、発信したままではいつまでも拡散され残ってしまい、ほかの迷子犬の情報が埋もれてしまいますので、見つかった場合は報告し、元のツイートや記事を速やかに削除しましょう。
6.ポスターを貼ってもらう
愛犬を探しに行けない夜などにポスターを作り、翌日には貼り出せるよう準備します。
愛犬の特徴やわかりやすい写真、いなくなった日や場所を載せます。
好きなものやどうしたらつかまえやすいか、また逆に「こうされると嫌がってつかまえさせてくれない」なども載せておくと見つけてくれた方がつかまえやすいと思います。
実際に「落ち着いて」なんて言われてもパニックになってしまうものです。
愛犬が迷子になってしまってからではなかなか落ち着けないと思いますし、脱走や迷子ではなく「盗難」という可能性も十分考えられます。
うちの子は大丈夫とは思わずに知っておくことも必要ですね。
そして一番大事なのが、探す方法ではなく「迷子にさせないこと」
おとなしいからノーリードでお散歩なんてもってのほかです。
愛犬に万が一のことがあったら、それだけでなく他人やほかのワンちゃんに迷惑をかけてしまっていたら。
責任をとれますか?
愛犬の管理、もう一度見直してみましょう。
「今回は愛犬が迷子になってしまったら」という内容でした。
次回は「迷い犬を見つけた場合」の記事を書かせていただきますね♪