今回は、初めてワンちゃんを迎えようと思っていらっしゃる方に向けて、《お世話》についてお話させて頂きます。
ワンちゃんが大好きな人にとって、一緒に生活することを考えるとワクワクしますよね。
その楽しいワンコライフを充実させると共に、楽しいことばかりでなく、《お世話》という面倒な事もあります。いくつか、あげていきます。
◎ご飯・・・1日に1~2回の方が多いようです。
(それぞれの体調や飼い主さんの生活スタイルによりますが、犬種や体重、体調、年齢に合わせた1日の量には気をつけてあげましょう。必要な量やフードの種類は、動物病院やペットショップでも教えてくれますし、フードの袋にも目安の量が記載されていますので、参考になさってくださいね)
◎トイレ・・・室内でのみする場合は、トイレ用のシートを用意してあげましょう。 そして、汚れたらマメに取り替えてあげてください。
(外でしかトイレ出来ない子もいますので、最低1日5回くらいは、雨でも雪でも嵐でも外に連れ出してあげている知人も少なくないです)
◎散歩・・・犬種にもよりますが、1日に1~2回の散歩はさせた方が良いようです。
時間は、15分~1時間の方が多いようです。
◎掃除・・・室内でも屋外でも、ワンちゃんが使用する食器やトイレ、ゲージなどは清潔にしてあげましょう、ノミやダニが付いてしまうと強い痒みに加え、皮膚病や様々な病気になってしまい大変です。
◎飲み水・・・飲み水は、いつでも飲めるようにしてあげてください
◎お風呂・・・お風呂やシャワーは、汚れを落とすだけではなく、ノミやダニの予防にもなりますし、皮膚病にも効果があります。月に一度はサッパリさせてあげてくださいね。その際に使用するシャンプーは人間用のものですと刺激が強すぎたり、必要な脂分まで落としてしまう恐れがあるらしいので、犬用シャンプーなどが良いようです。
◎ブラッシング・・・抜け毛の予防にもなりますが、皮膚のためにもマッサージがてら優しくマッサージしてあげると、コミュニケーションにもなりますし、病院やトリミングの際に体を触られる事に慣れてくれます。
◎歯磨き・・・歯槽膿漏から病気になってしまう子もいるようです。特に小さな犬種や短頭種の場合は、奥歯が見えずらいので、歯石が溜まりやすくなります(うちの愛犬もそうなんです)
病院にもよりますが、ある病院の先生によりますと、「犬の歯石は、だいたい3日で付いてくるので、最低3日に一度は、歯磨きしてあげて」と、言われたことがあります。うちでは、犬用の液体歯磨きを犬用歯ブラシにつけて磨いたり、ガーゼを指に巻き付けて磨いたりしていますが、キュウリ、キャベツの芯、ダイコンなどを生のまま食べさせるのも良いそうです。
上記は、一例ですが、更に色々なケアを毎日なさっている方もいらっしゃるでしょう~
次に、上記を踏まえ、必要なグッズなどをご紹介したいと思います。
●オレンジX
これは、ネットでもペットショップでも購入出来ますが、多目的に使用出来るのでお勧めです。
◎希釈して、ワンちゃんのゲージやトイレ掃除に使用してます。
◎効果はハッキリしてませんが、多少虫除けも出来ると期待し、お散歩前にスプレーし、お散歩後には、全身を拭いています。
◎ワンちゃん用の食器洗いに使用出来ます。
◎お散歩中の、マーキング後に洗い流しに使用しています。
●APDC
これは、ワンちゃん用のシャンプーなのですが、ティーツリー(虫除け効果のある植物)を使用しており、ノミ・ダニ予防のために使用しています。
●お手入れ
お手入れ用のスプレーは、オレンジXも使用しますし、ひば水なども利用していますが、兎に角毎日のボディケアはコミュニケーションの為もありますが、体毛をとかしたり、マッサージすることで皮膚の状態、そしてオデキやシコリなどの早期発見にもなります。言葉が話せないワンちゃん達は、飼い主がいち早く異変に気づいてあげないといけませんので、面倒ではありますが、テレビを観ながら、寝ながら、ヨガをしながら、等々、空いた時間は沢山触れてあげましょう。
ワンちゃんを迎えるということは、一緒に居るだけで楽しく安らぎを与えてもらえます。
然し、毎日のお世話は、
「遅くなるからレトルトご飯でも食べて」
「ちょっと忙しいから、お散歩一人で行って」
「大きくなったんだから、一人で髪とかしたりお風呂に入ったり出来るでしょ」
なんて事は一生ありません。
ワンちゃんは、ご飯も散歩もシャワーもブラッシングも、何も一人では出来ません。私たち飼い主がしてあげないといけないんです。
もちろん、体調が悪かったり、嫌なことがあって何もしたくなかったり、忙しくて時間がなかったり、時には夜遅くまで遊んでいたい時もあるでしょう。
でも、大切にする家族を受け入れた責任があり、飼い主が全てのワンちゃんは、ただただ私たち飼い主を待っているんです。
自分の都合で、トイレも行かれない、水も無い、ご飯も無い、お散歩も無い・・・もしも、自分が犬の立場だったら・・辛すぎますよね、ですから、体調が悪くても二日酔いでも、飼い主が頼りのワンちゃんの為に、私は這ってでも最低限のお世話だけは欠かさないと決めたのです~
皆さんも、可愛い可愛いワンちゃんは、一生赤ちゃんと同じで何も一人では出来ず、飼い主だけが頼りだと覚悟して、楽しいワンちゃん生活してくださいね~
手はかかっても、その何千倍もの幸せをくれるのもワンちゃんですから。。