乾燥注意報がでているくらい乾燥している毎日ですね。
ワンコの肉球も乾燥して、ひび割れができてませんか?
私達女性の指先も乾燥して、そろそろアカギレやひび割れができて痛い思いをする季節です。
実は、うちの犬の肉球マッサージをするのは、今年が初めてなのです。
昨夜、寝る前に肉球をマッサージしてあげようと触れたら、とても嫌がり困っていました。
そこで、うちの場合と同じように悩んでいる飼い主さんもいるのではないかと、少し解決策を聞いてみました。
近所の飼い主さんの多くは、肉球のマッサージをしていないという答えが返ってきました。
散歩に行った後でも、手足を軽く水で洗い泥などを落とす、お尻周りは除菌ティッシュで拭くという人達が多かったようです。
意外にも、ひび割れを気にかけている人が、少ないということもわかりました。
逆に、手足を軽く水で洗い泥などを落とすという方法が肉球にとって良いのかもしれませんね。
私は、浴室でシャンプーを使用して手足の肉球とお尻周りを洗っていたのです。
かなり神経質になり過ぎていたのかもしれませんね。
外から家の中に入れるたるめには、汚いものを完全に落とさなければと思っていたのです。
また、すぐに皮膚炎をおこし肉球が赤く腫れてしまうので、細菌は落とさなければと思っていました。
シャンプーを使用した肉球の間は、蒸れないようにとタオルでゴシゴシと完全に乾かしていました。
アレルギー性皮膚炎と脂漏性の皮膚のため、病院でも手足は完全に乾かしてくださいと言われていたので、どの方法が良いのか?と少し悩んでいます。
【前脚の肉球は危険なくらい重要なところとは?】
ある人は、前脚の肉球は犬にとって内臓と同じくらい重要な場所なので、急に触れると驚いてしまったのではないかと言っています。
確かに、昨夜は急に前脚の肉球を触ってしまいました。
これでは、びっくりしますよね。
犬は、眠る時、横になっている時はお腹を下にしたり、顔をシッポにつけるくらい丸くなっていませんか?
特に冬は、体温を奪われないよう、シッポをマフラーのようにしていますよね。
私達人間は、こんな格好では安眠できません。
体中がとても痛そうです。
でも犬にとって、この姿勢が敵から自分を守る手段として最も良いようです。
こうやってみると、かわいいものですね。
また、お腹を上にして眠ることもあります。
これには、夏の暑さからお腹を冷やす意味もあるようです。
よく、飼い主に「服従する」意味にもなっていますね。
【肉球の果たす役割】
犬が怒るほどの肉球とは、どんな役割をしているのでしょう。
犬は暑くても汗をかいて体温を下げる役目をする汗腺を、人間のように多く持っていません。
汗をかける場所は限られています。
お腹の毛が生えていない皮膚、脇の下、後ろ足の付け根、肉球など数カ所しかありません。
その重要な汗腺が、肉球にはあります。
そのため肉球の間は湿っており、体温が異常に上がることを止めているのです。
犬の体温は、通常でも人間より高く37~38度です。
そのため、暑い夏は非常に苦手です。
その重要な役割を持っている肉球、それも前脚の肉球を触れられることを嫌がる犬も多いのです。
【肉球マッサージを克服するためには】
急に触ってしまうと、驚いてしまい、その後はなかなか触れさせてもらえないのが現状ですね。
無理やり押さえつけてマッサージをしても、逆に嫌いになってしまうだけでしょう。
体のどこを触れられてもいい犬と、体に指一本でも触れさせたくない犬、箇所によって嫌な場合がある犬がいます。
特に前脚の肉球は、驚くことが多いようですね。
①急に前脚を触れるのではなく、顎→おでこ→背中全体→お腹などを、軽く触れてみることも重要です。
そこで、触れることに嫌がる様子が見られない、だんだん慣れてきた場合に、そっと後ろ足の肉球からマッサージしてみます。
②後ろ足の肉球をマッサージしても嫌がらなくなったら、前脚の肉球を毎日少しずつ触れてみます。
嫌がり苦痛と感じるようになると、逆効果なのであくまでも短い時間、毎日様子をみて徐々に慣れさせることが大切ですね。
克服するためには、嫌がらないようにすることが一番大切なことになります。
犬によっては、肉球マッサージが大好きというワンコもいます。
触れてあげるだけで、すやすやと寝息をたてて眠るという犬もいるようです。
羨ましいと思いながら、私も今夜から「遊びのひとつ」として前脚の肉球に触れてみます。
厳しい乾燥した冬がやってくる前に間に合うといいのですが。
がんばりましょう!!