昨日は、5月5日「子供の日」でしたね。
こんな日は、ペットにとっても嬉しい楽しい1日のようです。
アレルギーがないワンちゃんなら、ビーフジャーキーを多めに「おやつ」としてもらえたり、ご飯もお肉が多く入っていたりして嬉しそうです。
ワンちゃんは、自分ではこの日が何の日で、どうして今日はごちそうが食べられるのだろうとフシギで仕方がないのでしょうね。
子供の日に限らず、ひな祭り、クリスマス、お正月、バースデイと年に何日は、このようなごちそうが食べられる「特別の1日」があるということは、ワンちゃんも「家族」の一人としてわかっているのかもしれませんね。
犬はその家に家族として受け入れてもらえた時から、自分を一番下の存在に位置付け、いつまでも「子供」として位置づけています。
10歳になって、人間なら熟年?かという年齢になっても「こども」の存在として自分を考えています。
〈うちのこゆきはアレルギー犬〉
うちの「こゆき」は、2歳でアレルギーを発症してしまいました。
犬なら大好きなお肉などの動物性たんぱく質、大豆、小麦粉、チーズなどの乳製品に反応をしています。
こゆきが家族になった時に、「先輩犬」がいました。
そのため、ドッグフードはごく普通の肉類が入っているものを食べさせていたのです。
先輩犬はアレルギーを持っていませんでしたから。
そして2年が経ったころ、お腹の皮膚に赤いプツプツとしたものが現れ、脇の下や目の周りが赤くなり、痒がるようになりました。
かゆいので、手足を使いその部分をひっかくようになり、皮膚もただれて傷もつけてしまいました。
さっそく病院で診察してもらうと、アレルギー反応が出ているというのです。
その日から食べられるフードは、白米と白身魚だけが入っているドライフードや魚のパウチになってしまいました。
魚のパウチをドライフードの上にかけてあげるだけなんですが、こゆきは大喜びです。
〈白身の魚のタラでもアレルギー〉
アレルギーと診察された病院から、ドッグフードは「ポテト&フィッシュ」、「ラム肉」などと言われていました。
動物性たんぱく質はダメということだったので、「ラム肉はOKですよ」と言われても、実際食べさせたことはありません。
ドライフードではなく、実際の生身の白身魚なら私達が食べている魚でもOKということでした。
冬になり、鍋料理が美味しい季節となりました。
私達家族は、夕食に湯豆腐も何度か食べていたので、「タラ」の塩が入っていない切り身を買い、1日水につけた後にお湯でゆでたものを食べさせたりしていたのです。
初めのうちはアレルギー症状がなかったのですが、ある日食べさせたところ、やはりお腹の皮膚に赤い発疹が出てしまいました。
さっそく診察してもらったところ、秋から冬のタラには、パルブアミンというものが入っているので、そのアレルギーでしょうと言われてしまいました。
今まで数年は反応が出ていなかったタラで症状が出てしまったことに、とてもショックでした。
もう普通の魚では、何も食べさせられるものがなくなったということですから。
〈こゆきのおやつは茹でた野菜〉
そんなこゆきにとって「おやつ」といえば、果物と茹でた野菜なのです。
大好きな野菜は、さつまいもとカボチヤ、果物は莓とバナナがお気に入りです。
トマトも大好きで、私が食べているとおねだりしてきます。
先輩犬は見向きもせずにいたトマトが大好物というこゆき、肉類を食べていないので体が寒いのではないかと心配もします。
でも、ひどいショック反応を起こしては大変と思い、こゆきの頭の中から「肉」という存在を消してしまいました。
今のところ、食べている野菜、果物での反応は起こしていないのでホッと安心しています。
〈こどもの日のごちそうは〉
そのこゆきにとっての昨夜のごちそうは、ドライフードに魚のパウチをかけた主食に特別なデザートが付きました。
カボチヤ入りの寒天とトマト、じゃがいもでした。
ひな祭りの日にも同じようなデザートを付けています。
特にデザートを作っている時から、こゆきは気になってしかたがないのでしょうか、後ろ足で立って私が作っているところをじっと見ています。
そして、夕食の時間、主食とデザートのどちらから食べるのか見ていたら、主食から食べ始めて次にデザートに行きました。
内心、あんなに気になっていたデザートを先に食べるのではないかと心配でしたが、一安心でした。
そんな主食の中にも今は、通院中なので薬を混ぜています。
少しかわいそうかな~と思っていたのですが、薬をよけもせずにきちんと食べてくれます。
先輩犬は、外で飼っていたためでしょうか、年老いてもご飯の中に薬などが入っているとボケもしないで、避けていました。
家の中で飼うと、飼い主を100%信じているためなのか、出されたものは疑うこともしないで完食するということは、反面「怖い」とも思っています
アレルギーは、一生とのことです。
ペットの飼い主さんは、ワンちゃんがいつ発症するかわかりませんから、いつもと違う物を食べさせた時や、アレルギーを起こしやすいと言われている食材を使用する時は、特別によく観察した方がいいかと思います。
初期の段階で気がつかないと大事に至るということもあるそうです。
来年の子供の日も祝いたいですね。
薬とシャンプーのおかげで熟睡中です↓(笑)