うちのこゆきは、日本犬とのミックス(たぶんチワワ?)なので、純粋な洋犬のように毛が伸びるということは、殆どありません。
その代わり、季節の変わり目の春と秋には、毛が抜けて入れ替わります。
夏の毛から冬に備えての綿毛も入るフカフカの毛に代わるという具合に。
それでも外で飼われている犬のように、大量に体全体に近いような毛が抜け代わるというわけではなく、主に首から下にかけてと背中の毛の密度が薄く抜けてきています。
真夏の暑さ対策なのでしょうね、動物は自然に対して上手く適応しているものだと感心します。
『グルーミングだけでもいい?』
グルーミングという意味は、「毛づくろい」という意味があるようですね。
私は、毎朝、夕方の散歩から帰ると、玄関先でブラッシングをすることが日課になっています。
私の考えでは、つけてきたダニや、ノミを落とす、それから余分な毛が抜けることを手伝うためにしているのですが。
それでも、けっこうな毛が抜けていきます。
ブラッシングするだけでも、犬の皮膚を刺激するので血行が良くなり、また皮膚に異物ができていないかなどのチェックにもなります。
犬の側に立ってみると、飼い主からブラシをかけてもらったり、触れてもらえるだけでも「愛されてる」と思う時間なんですね。
こんな触れ合いの時間を大切にすることで、犬も嬉しいものですね。
こゆきの毛質は柔らかいので、シャンプーしてよくドライヤーで乾かさないでおくと、「毛玉」になりやすいのです。
特に耳の毛から首にかけての部分は、毛が絡み合って毛玉となって固まってしまっていることも多いのです。
数年前まで、こんな状態で毛玉ができてしまい、ハサミでその部分を切っていました。
でもブラシでグルーミングしていれば、毛玉にならずに済んでいたんですね。
今更ですが、後悔しています。
『トリミングサロンへ預けるのは心配』
柴犬などは、毛が伸びるということも少ないようで、近所のおうちの柴犬はカットするために、ペットサロンへ連れていくことはしていないそうです。
こゆきもそんな感じですね、伸びることはなく抜けていくので抜けた毛の処理に苦労します。
それでも、脚の後ろ部分など気になるところは、私がカットしています。
トリミングサロンでは、柴犬を断っているところも多いそうです。
洋犬は、他人に慣れているので、噛んだり暴れたりすることも少ないようですが、柴犬は、特に家族以外の他の人に触れられるのがキライという犬も多いそうで、カットの途中で暴れることもあるため、ペットサロンの外に「柴犬お断り」と最初から看板に出ているものを見たこともありました。
柴犬は短毛ですし、「カットしてサッパリした~!」ということはないのかもしれませんね。
こゆきの場合は、散歩で仲が良いお母さん以外には、手を差し伸べても触らせようとさせません。
あまり、顔見知りではないお母さん、お父さんには、唸ってしまいます。
でも動物病院は、大好きで担当医師や看護師のお姉さんには、噛みついたり唸ることもなく、血液検査でダッコされても平気なんですが。
そんなこゆきを、誕生日の前にサロンでキレイにさせてあげたらという意見が家族の間ででました。
でも、私は心配なんです。
いつもの慣れた病院のお姉さんたちと違う人に噛みついてしまうのではないかと思います。
飼い主さんたちに聴いてみたら、やはり柴犬を飼っている人は、連れていったことがないという人達が多かったのです。
『私がトリマーになるしかない』
そんなわけで、現状維持のまま、週に1度のシャンプーも私、カットやブラッシングも私、私がトリマーになってこゆきの毛づくろいをしてあげることに決定しました。
その方が、体の異変にも気づいてあげられますよね。