学校も夏休みに入りましたね。
そして猛暑の日々が続いています。
犬の散歩は、朝は5時前、夜は18時を過ぎにしないと路面が熱く肉球がヤケドを負ってしまいます。
ご近所の飼い主の皆さんの朝は早いですね、私もですが。
今までの朝の8時台が散歩のピークでしたが、今週に入り早朝がピークとなってきましたね。
当然のことながら、早寝早起きの健康的な生活を送れるというわけです。
寝苦しい熱帯夜の夜もあるので、寝不足の人もいることでしょう。
こう暑い毎日では、人間の私達でさえも、外に出ることが億劫になります。
買い物もネット注文で配達がOKの時代ですから、一歩も出なくても用事も済む時代ですからね。
掃除機をかけただけでも、全身汗だくとなってしまいます。
室内は、朝から夜までエアコンの快適な世界となってしまいました。
犬は体温が高いので、体温調節が大変だと聞きます。
うちのワンコもエアコンの涼しい風が届く、フローリングの床をごろごろして眠ってばかりです。
体温が高いので、無理もありませんが・・。
【夏に注意しなければならない病気・室内でも】
・熱射病や日射病
ちょっと近くまでと思い、エアコンを消して30分ほど外出して戻ってくると室内の気温が上がり、犬の体温も上昇してしまったという話も聞きます。
熱中症・熱射病は息も荒く、呼吸数も速い、急に嘔吐する、ふらふらしていて立っていられない状態になるなどの症状です。
また、近所でも時々みかける光景ですが、たまにしか散歩に出ない、散歩に慣れていないお父さんたちに多いのが、日中の時間帯、それも11時から14時くらいの時間に散歩に出ているのです。
私達人間でも熱中症の危険がある時間帯の散歩、「犬だから大丈夫」と思ったのかわかりませんが、犬は私達以上に体温が上がり、熱が体内に留まってしまいます。
また路面近くの気温は「卵が焼ける位」とも言われていますね。
赤ちゃんの座るベビーカーの高さでもかなりの高温になっているのです。
連れているお父さん自身も危険なのに、犬はもっと危険なんですよね。
・熱射病や熱中症になった場合の対処法とは
全身を冷やして体温を下げるということにつきます。
体に水をかけたり、衣装ケースのような中に水を入れておき、全身を冷やすこと。
少し、呼吸が落ちついてきたら、かかりつけの病院が開いているなら連絡し、急いで診てもらう。
担当の病院が時間外となった場合、救急病院へ搬送し診てもらいます。
できれば、日常かかりつけで診てもらっていれば、通常の状態もわかるので、診療時間に間に合えばかかりつけへ連れていった方がいいでしょう。
搬送する時には、濡れたバスタオルなどで、全身をくるんで連れていくことが大事です。
【夏に注意しなければならない病気・庭や散歩の草むらなどでのケガ】
・虫刺され
春先まで桜が並木のようになって私のお気に入りの散歩道では、この時期は大きなハチの大群が飛んでいるので、近づけません。
秋口まで封印の場所となりました。
ミツバチ? かもと思っていますが、なにしろ私達の顔をめがけて飛んできます。
ミツバチ
クマバチ といって人を刺す
スズメバチ
胴体部分が黄色なので、スズメバチではなのかどうか・・・。
刺されたら、と思うと恐ろしいものです。
・犬がハチに刺されたらどんな症状
刺された箇所がおきく腫れ、痛がり痒がります。
毛におおわれた皮膚が刺されたということで、人間のようにすぐに刺された箇所はみつからないかもしれません。
・対処方法としてどうすれば?
ハチは一度刺すと、患部に針を残すと言われています。
刺さって残っている針には、まだ毒があるので、針を抜く方法として、小さな板条のもので針の周りから押し出すようにして、皮膚から針を抜かないといけません。
針を抜こうとして慌てて、ピンセットで針を抜いてしまうと、残っている毒が体内に入ってしまいますので危険です。
その後、患部を数回こすり毒を落とします。
この後は、人間と同様に、アンモニアを1滴だけかけて、患部にすりこむようにします。
そこまで終えたら、かかりつけか救急病院へ連れていきましょう。
余談になりますが、今の「こゆき」の先輩犬「くま」は、外飼いでしたが、何分の1の割合でアイヌ犬の毛が混じっているらしく、小さなころから勇敢でした。
ある日、小屋の掃除をした時に、なんと「ハチ」らしきものを発見したのです。
犬小屋に入ってきた「ハチ」と格闘し、くまはハチを真っ二つに食いちぎって殺したのでした。
なんて勇敢な犬なんだろうと、とても愛おしく嬉しくなった一日でした。
【道路で、庭で家の中で傷ができ出血した】
犬の皮膚は毛におおわれているので、皮膚が出血するほどのケガというのは、まれですが、それでも庭で遊んでいて、とんがったものがあり触れてしまい切れたとか、家の中でも私達がうっかり落としてしまった針や画鋲などを踏んでしまうという危険なこともあります。
・対処方法として
すぐに出血を止めなければいけません。
出血している患部にガーゼやタオルを巻いて出血を止めることです。
また、傷が大きくはっきりわかる場合は、周りの毛を切りとります。
これは、消毒などをしやすくするためです。
泥がついていたり、草の一部がついていることもあります。
この時は、濡らした綿で拭き取ります。
↑弱酸性次亜塩素酸水 なのであまり協力ではなく犬には適しているようです
そして、その後病院へ連れていくことになりますが、どこで、どのようにして傷を負ったのかを、きちんと説明できるようにまとめた方がよいと思います。
私達は、愛犬が出血すると、気が動転してしまい、あやふやになりがちなんです。
外出しなくても、病気やケガを負う事はあります。
私達飼い主は、どんな時でも、「冷静さ」を忘れないようにしたいですね。