こんにちは。桜の開花情報が発表され、ますます春らしい季節になってきましたね。
暖かくなって活動的になる時期。愛犬と遠くまで散歩に出かけたり、外でピクニックしたりと楽しい予定がいっぱいですよね。
外に出ると、室内とは違い、様々な刺激があります。聞いたことのない音、初めて会うワンちゃん・人、興味を掻き立てる匂い…外にはワンちゃんを興奮させる要素が沢山ありますよね。その全てに反応して興奮してしまうと、ひょんなことから事故に繋がることもあります。
そこで今日は外出先でもお利口に見られ、なおかつ安全なお出掛けに役立つトレーニングについてお話したいと思います。
【役立つトレーニング?】
どんな指示(オスワリ、マテなど)が理解できると良いのでしょう?
「オスワリ」
「マテ」
「フセ」
「オイデ」
だいたいはこの4つの言葉が理解できていれば、家の中だけでなく、外での活動もずっと楽になります。
オスワリやマテは愛犬が人間社会で共に生きていくうえで必要な指示ですね。外出先で落ち着いて待っていてほしい場面、例えば近所の人と散歩中に立ち話をする時に落ち着きがなくウロウロとされてはこちらも困るし、相手にも悪い印象を与えるかもしれません。
フセは店内に入った時や犬が苦手な人がいる場面で使えます。静かにフセで待っている姿はとてもお利口そうに見えますし、その状態で待てるようになるとお出掛けの幅も広がるかなと思います。
【トレーニングの時に覚えておきたいポイント】
指示語の統一
家族の間で指示語(オスワリ、スワレなど)は統一しておきましょう
最初の難易度は低く設定
愛犬へのトレーニングはとにかく失敗させないようにします。いきなり難しい事をさせるのではなく、最初は家の中などの集中できる環境で始めて、徐々にステップアップしていきましょう。
楽しくトレーニング
飼い主さん自身も楽しんでトレーニングしましょう。「しつけ」と思ってしまうと、どうしても肩に力が入ってしまうこともあるので、ゲームのような感覚でトレーニングするのがオススメです。
なるべく短時間で
長い時間続けると愛犬の集中力が落ちてきますし、トレーニングの時間を苦痛に感じてしまって、良い成果が出ないことがあります。一度のトレーニング時間はだいたい5~10分程度に抑えましょう。
リードを付けて始める
トレーニング中に愛犬がどこかへ行ってしまわないようにリードを付けておきましょう。
成功体験
練習の最後は必ず成功した状態で終えましょう。失敗した状態で終わってしまうと、愛犬にとって印象が悪くなってしまいます。次もやりたいと思えるように、終わり方にも気を付けましょう。
いかがでしたでしょうか。指示語は人間と愛犬の「共通言語」と言われています。同じ言葉を話せないからこそ、愛犬との間で共通言語が通じるようになると私たちも愛犬もきっと嬉しいですよね。指示語に従えた時のあの誇らしげな顔は、きっと愛犬も飼い主さんの言葉を理解できて嬉しいからだと思います。
まだトレーニングできていないものがあれば、この春に是非トライしてみてくださいね。