外出から戻ると玄関で愛犬が待っている…。
筆者は毎回帰宅時には、こっそり音を立てないようにして玄関まで行き、愛犬達をビックリさせようとワクワクしているんです…が!!
なぜか毎回愛犬たちが佇んでいるのです!!
なんで!?どうして!?と思っちゃいますよね~。
犬を飼っている方ならこんな経験ありますよね!実は、この行動には犬の聴覚が関係していたのです!!
犬の聴覚は人間の6倍!
犬の聴覚は人間よりも発達しており、その差は6倍もあるのです!
犬は、野生時代には、獲物が出す小さな音を敏感に拾い、狩りをしてきた生き物です。
よって、小さなネズミが出す、草花をかき分ける音。木の葉が風に揺れる音。雨が滴る音。
そんな些細な音にも犬は反応できるのです。
ですので、小さな音でも聞き分けることのできる、犬のハイスペックな耳は、飼い主さんの「靴の音」や「足踏みの音」を聞いて覚えているのです!!
そして車の音も、同じ車種でもエンジンから聞こえる些細な違いも分かっているのです!
よって、内緒話も犬には丸聞こえなんです…笑。
どんなに静かに外出しようとしても「今お外に行くって言ったよね~?」と陽気にやってきてしまうのはこのためです!笑
モスキート音で調査!
犬の聴覚が優れていることはわかりましたが実際、どの程度なのか我が家のポメちゃんとポメチーちゃんにテストしてみました!
一般的に人間が聞こえる音は、20~20000ヘルツと言われており、その中でも17000ヘルツの音は20代前半~20代後半までしか聞こえない高周波のようです。
日常会話で最も使われる高さの音は1000ヘルツ、鈴虫の鳴き声程度(人が出せる声より高い音)は4000ヘルツのようです。
ちなみに、筆者は30代前半ですが16000ヘルツから無音になりました…。
年齢的に聞こえない周波数と言えばそうなのですが、なんだか残念な気持ちです…笑
テストした愛犬達は…と言うと25000ヘルツを流すと頭を傾げていました。
…と、いうことは聞こえているんですね!
ちなみに、救急車や消防車、パトカーなどのサイレンの音は760~970ヘルツです。そして遠吠えの音も同じ周波数なのです!
どうりで、犬の遠吠えがサイレンの音に反応するわけですね!
↓遠吠えについてはこちらをご覧くださいね☆↓
画期的なしつけの方法☆犬笛
犬の聴力が、どれほど素晴らしいものかわかっていただけたと思います。
この犬の聴力を利用したしつけの方法が「犬笛」です☆
牧羊犬などのコマンドとして使われることの多い犬笛は、人間には聞こえない音を出して、犬に指示を与えているのです。
これなら声を出して、しつける必要もないので、ご近所さんからの苦情などにもいいかもしれません!
ですが、犬笛を吹くにはちょっとしたコツが必要なんです。
筆者も昔持っていましたが、長い練習の日々が必要でした…。
比較的安価なものもあるのですが、音が割れたり、空気が漏れてしまうのであまりおすすめしません。
購入するなら、出来れば1000円以上のものを選びましょう♪
愛犬の聴力のまとめ
犬の聴力はとてもよく、ビックリしてしまいますね!
我が家の旦那さんの口癖の、愛犬達に小声で「ちょっと最近太ったんじゃない…?」って言う言葉も減りそうです笑
モスキート音のテストも、あなたの愛犬にもしてみてください★
もしかしたら、面白い表情を見せてくれるかもしれませんよ☆
↓こちらでモスキート音を聞くことが出来ます♪↓
飼い主さんの聴力テストにもどうぞ☆