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愛犬の「脱毛」どうして?!どうしよう?!

投稿日:2018年3月20日 更新日:

愛犬が、ある日突然「脱毛」してしまったら、ショックで心配で、何が原因なのか…悩んでしまいますよね。今回は、そんな「脱毛」の原因と対処法をお話させていただいます。

脱毛と言っても、全身が抜けてしまう、部分的に抜ける、円形脱毛の様に綺麗に剥げる、全体的に薄くなる…等々、症状は異なります。それによって原因も色々考えられます。

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《考えられる原因》

⭕クッシング症候群

⭕ノミ・ダニによる感染

⭕アレルギー

⭕ストレス

⭕季節

⭕その他病気

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上記に記載しました(アレルギー)ですが、色々な種類に分類されるそうです。

◎アレルギー性皮膚炎

皮膚バリアの低下が原因とも言われておりますが、アトピー性皮膚炎などハウスダストやダニなどの物質て的なものからくるものや、食べ物による食物アレルギーなどに体が過敏に反応してしまうと、赤みやかゆみが酷くなります。

◎膿皮性

ブドウ球菌の増殖によって発症すると言われていますが、他の皮膚病から併発することもあるそうです。かなり強い痒みを伴い、激しく掻き壊してしまうので脱毛してしますのです。そして、化膿してしまい、発熱、痛み、痒み、悪臭がするようになります。

◎ホルモン性皮膚炎

ホルモンの異常が原因となるのですが、甲状腺ホルモンの異常の場合は、左右対称性に脱毛し、副腎皮質ホルモンの分泌異常の場合は、胴体から脱毛し頭や四肢の毛は残りやすいそうです。ホルモン、オメガ3、

◎皮膚真菌

皮膚糸状菌というカビ菌が原因と言われています。円形脱毛にハゲが出来るのですが、痒みが少なく掻きむしったりしないので、気づきにくいです。ただ、感染が広がりやすいので多頭買いの場合には完治するまで、隔離などして注意しましょう。

◎脂漏性皮膚炎

激しい痒みと鼻をつく悪臭、肌のべたつき、フケの症状がみられます。二次的に膿皮症やマラセチアなどを併発することもあります。皮膚と毛が乾燥する乾性脂漏症と全体がベタベタして酷くなるとフケもでだし、外耳炎を併発することもある油性脂漏症があります。

◎アカラス(毛包虫症)

アカラス(毛包虫症)とは、人間にも犬猫にもいるダニ(またの名をニキビダニ)なのですが、犬の場合子供の頃に母親から感染し、通常は発症しないのですが、極端に抵抗力が弱い場合にダニが大量繁殖し肌に悪さをします。そうなると、肌の激しい痒みとかさぶた、掻き壊しによる出血、そして悪臭がします。

◎ヒゼンダニ

ヒセンダニ(または疥癬)は、非季節性で強いかゆみを伴う伝染病です。犬同士から感染し、人や猫などにも感染します、感染するとかさぶたを伴う丘疹が出来広がってきます。重症になると紅斑、牡蛎殻様と言われる厚みのあるフケが出来、激しい痒みに加え体重減少や衰弱などが起こることもあるそうです。

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余談ですが、上記の原因で記載した中の[ストレス]も侮れない要因となります。

私の知人で、2頭のオーストラリアンシェパードと暮らしている方がいるのですが、そのうちの1頭が、犬の競技大会のアジリティー世界大会に出場することになり、1頭をペットホテルに預け海外へ向かいました。1週間くらいして帰国しペットホテルに迎えに行くと、預けられていた子のフワフワだった毛がゴッソリ抜け落ち痩せ細ってしまっていたそうです、慌てて病院につれて行き色々調べてもらったところ、診断はストレスによるものだったそうです。

犬だって人間と同じように心があるし気持ちもあるんですよね(T0T)、もともと群れでいきる生き物は尚更、独りぼっちがとても寂しかったのでしょう。ストレスから来る脱毛もありますので、愛犬の気持ちに寄り添ってあげましょうね。

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《ホームケア》

ホームケアでは、食事やボディケアに気を配ってあげましょう。例えば…

◎アマニ油やエゴマ油(免疫力を高めてくれます)

◎サーモンやマグロやサンマやイワシ(オメガ3を含むので免疫アップに)

◎サツマイモ(ビタミンA、C、E、ミネラル、ベータカロテンが豊富)

◎ココナッツ(坑炎症、細菌増殖を抑える)

◎ブロッコリー(ビタミンが豊富)

◎ヨーグルト(腸の調子を整える)

上記以外でも、愛犬に合う食材があると思いますので、自分の大切な愛犬の体調を確認しながらぴったりのものを与えてあげることが大切です。特に食物アレルギーがある場合は注意が必要です。

✳肌と毛の健康には、オメガ3脂肪酸、肌バリア機能サポート、腸を整える、免疫力アップ

◎「脱毛」を治してあげよう!

「脱毛」の原因を判明するのは素人判断では難しいので、先ずは病院にいくことをお薦めします。病院で目視や触診、病理検査などで、原因が判明したら治療開始です!病気によっては治療が長引くこともあるでしょうが、根気よく治してあげましょう。病院の指示にしたがった治療を行い、ホームケア(マッサージ、豆な入浴、ブラッシング、運動、食事、アロマ、サプリなど)を行ったり、出来ることは色々あります。入浴剤やフード、サプリなど皮膚や皮毛に良い商品が結構あります、勿論速効性のあるものではないので、直ぐに効き目が出ることは少ないでしょうが、試す価値はあると思います。

辛い思いをしている愛犬が一日でも早く回復しますように!

 

 

 




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