こんにちは。寒い日が続いてますね。Aliel&C。代表の岡田麻衣子です。
さて、今回はワンコの体重を支えるとっても重要な、肉球ケアのお話です。
このサイトのコラム「犬と生活するHAPPY LIFE!!」で幾度も取り上げられている肉球ケア。それだけ重要な部分なんですよね。
特に最近は肉球、足回りケア集中セミナーみたいになってます^^
この記事の最後に参考記事のリンクを入れましたので、気になる記事を読んでみて下さいね。
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さて、みなさんはワンコの肉球ってケアしてますか?
(トリマーさんはお仕事でやってらっしゃいますよね…^^)
ワンコの家族のみなさまでもし「あまりケアしていないなあ」という方がいたら、ちょっと今、ワンコの肉球を触ってみて下さい。
- 表面がしっかりして滑らか
- 押すとゴムのような弾力がある
- ささくれていたり傷がついていない
このような状態が理想ですので、確認してあげて下さい。
【肉球は固くなります】
肉球は絶対に固くなる運命にあります…。
- 肉球は加齢と共に固くなります。
経年変化でどうしても生まれた時の状態は維持できませんし「足を地面から支える・守る」という役割がある肉球は、使って行くとともに必ず固くなります。
でも、肌と一緒で肉球も柔軟性が非常に大切です。人間の肘やかかとを想像して下さい。
人間の肘や膝、かかとも赤ちゃんの時はプニプニですが、数年経つとすぐにしっかり固くなり、大人になるとガサガサになることも…。
固くなってざらざらしてくるとどうしてもひび割れしたりしてきますよね。 - 肉球は環境で強化され固くなります。
外飼いのワンコは地面の過酷な状態にいつも肉球をさらしているので、必然的に固くなります。
これが本来の犬の自然な状態ですが、室内にいるワンコは人間と同じ過ごしやすい環境にいるので、肉球が常に弱い状態なのです。
これについては後で詳しく述べたいと思います。
肉球が固くなるということは表面の角質層が固くなるということ。
そのため、万が一傷ができてしまうと、治るのに結構時間がかかってしまいます。
【肘、かかとクリームみたいなもの!】
上記にも書いた通り、ワンコの肉球は人間の肘やかかとのような状態。
みなさん、お風呂上がりに保湿クリームを塗っていますよね?…私もそうですが。
特に冬はやっぱり空気が乾燥するので、毎日の必須アイテムですが、犬も実は同じなんです。
肉球クリームは決して贅沢品でも特殊なものでもなく、犬にとって必要不可欠なものだと考えて下さい。
【室内犬と室外犬の肉球の違い】
もちろん、自然界に肉球クリームは存在しませんし、外飼いのワンコは必要としない子も多いです。
なぜなら常に、地面という過酷な状態に、そして外気に肉球を晒しているので、肉球はどんどん強化されていきます。
必要以上に厚くなってしまっても、ざらついた地面ですり減るという効果もあります。
でも、今のワンコは外を歩くのはお散歩位で、ほとんどが室内で暮らしています。
つまり、私たち人間の足の裏とあまり変わらない環境にいるのです。
だから、必要以上に肉球は強化されませんし、そのために実はとてもデリケートな状態になっているのです。
「肉球は、本来は強化されるべき部分が強化されないので環境の変化にとても弱い」
ということを頭に入れておいて下さい。
次回は、アリールアンドシーの肉球クリームについてお話させて頂きます。
では、世界中のワンコがいっそう輝きますように!
↓肉球・足裏関連記事はこちらです。参考にどうぞ。
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肉球ケアの基本を学びましょう。
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※犬には個体差がありますので、すべての犬の皮膚に適合しているとは限りません。
※疾病を持つ犬、外傷のある犬は、必ず飼い主さんに医師の診断を仰ぐようにお願いして下さい。