可愛い愛犬といつでも一緒に居たいけれど、仕事や家庭の事情でどうしても家にお留守番させられない時もありますよね。それが1泊なら友人や知り合いにお願いして預けることもできますが、2、3日や1週間にもわたる場合はさすがにお願いするわけにもいきません。
そういう困ったときに頼れるのが、ペットホテル。
ホテル専門に営業しているところ、ペットショップや動物病院に併設しているところなど色々な種類のペットホテルがあります。トリマーさんが営業されているペットホテルも多く、預けたついでにトリミングしてもらう事も出来ます。
【ペットホテルの探し方】
インターネットや地元の情報誌などを使って探してみましょう。インターネットの場合、ホームページを見てどのような所なのか確認することができて安心です。実際に足を運んで愛犬を安心して預けられる環境かどうか確認するのも良いと思います。
【利用に必要な条件】
- 一年以内に混合ワクチン・狂犬病の予防接種を済ませている(病院で発行される証明書が必要な場合もあり)
- 噛み癖などのある子や発情中の子はNG
- 生後半年未満の子犬はNG(ペットホテルによっては半年未満でもOKな場合あり)
- 高齢の場合は断られる場合もあり
預かってもらう際は普段食べているエサを持参する必要があります。またお泊り中に体調を崩した場合には病院に行く必要があるので、かかりつけの獣医さんの情報を伝えておきましょう。
【ホテル選びのチェックポイント】
- 実際に預かっている場所を見学させてくれるか
- 環境が清潔か
- 24時間人が在中しているか
- 犬好きな人が営業しているか
- ワクチン接種を義務づけているか
- 他に預けられている犬が健康か
- 犬の性格や病歴、排泄方法など犬の情報を事細かに聞いてくるか
- 犬の性格を考慮して他の犬との接触方法を変えてくれるか
以前、夜間に誰もいないペットショップで火災が発生し、預けられていた犬たちが死んでしまうという恐ろしい事件がありました。そのため、我が家でもペットホテルを選ぶ際に一番重視したことは24時間人がいるペットホテルという点でした。
また、内向的な子の場合他の犬と離れた場所で見てもらえるなど、性格に応じた配慮をしてくれる所がベストです。
稀に営利目的で犬が好きでないにもかかわらず営業している悪徳なペットホテルもあるので、飼い主さんは評判を調べてから預けるなどよく吟味したうえで預ける必要があると思います。
実際に私が預けたペットホテルはお泊りの前に必ずショートステイ(日帰り預かり)を義務付けているホテルだったので、見学も兼ねてショートステイしました。その時に、ご飯の回数や散歩時に排泄をさせるか、性格や散歩の回数など沢山の質問が書かれた紙を渡されました。あとは飼い主の身分証明書やワクチン証明書、登録番号などのコピーを取っていました。それを見て「安心できるホテルだな」と思えました。
実際スタッフの方は皆犬が大好きでとてもよく遊んでもらえたみたいで、お迎えに行った時うちの子は「もう帰るの?」っていう顔をしていました。飼い主としては複雑ですが、良いホテルだったんだなと安心しました。
【お泊り料金】
5kg未満 約3000円~
5kg~10kg未満 約4000円~
10kg~15kg未満 約5000円~
15kg~20kg未満 約6000円~
駅からの距離や周辺環境によって値段は変動するので、ホームページなどを参考にしてくださいね。中には完全個室やVIPルーム、SWEETルームなどを完備しているペットホテルもあるので、大切な愛犬に特別なサービスを、と思っている方は必見です。
ペットホテルを上手に利用して、愛犬との生活をより良いものにしたいですね!