東日本大震災から早い事で5年の月日が流れました。あの震災の時に改めて自然の恐ろしさを痛感し、同時に普段からの備えの重要性を身に染みて感じた方も多いのではないでしょうか?
自然は私たち人間だけでなく、あらゆる動物たちにも等しく牙を剥きます。それは私たちと共生している愛犬たちも例外ではありません。愛犬と共に被災してしまった時、救援が来るまでの約3日間を愛犬と生き延びるための備えをしていますか?
今回は愛犬の防災グッズについて調べてみました。
【必ず必要な物】
サバイバルに必ず要るものは、基本的に水と食料。愛犬の場合は、約1週間分のフードと水を用意しましょう。外でフードと水を与えるための折り畳めるボウルがあると便利です。
次に愛犬の排泄物を処理するためのビニールやゴミ袋や、ウンチを取るためのグッズも必要です。基本的に散歩の時に持ち歩いているグッズがあれば大丈夫でしょう。トイレシートも普段から多めにストックしておくといざという時に便利です。
そして、丈夫な首輪とリード。これは万が一避難所生活になった時、愛犬とはぐれないために必要なものです。役所で登録した際にもらった鑑札を首輪につけておくと、もしも愛犬を見失ってしまった時にもどこの子か分かるので安心ですね。
また、クレートも用意しておきましょう。避難場所では犬が苦手な方もいます。無用なトラブル回避のために役立つうえに、移動の際にも便利です。避難場所である体育館などにペットをそのまま連れ込む事が難しい場合もありますので、クレートの中でも落ち着いて過ごせるようにしつけておくことも大切です。
【あると便利な物】
愛犬のウンチやトイレシートのニオイを消してくれるビニール袋や消臭スプレーなどの消臭グッズを持っていると役立つと思います。人の密集した場所での避難生活の時にもニオイを気にすることなくいられますね。
あとは普段から愛犬が使っているおもちゃを持っていくと良いでしょう。もし避難所生活になった時、慣れない場所での生活は愛犬にとって多大なストレスになります。少しでもストレスを緩和できるように愛犬のニオイが染みついたおもちゃを与えてあげましょう。同様の理由から、普段食べているおやつを用意することも有効だと思います。
いかがでしたでしょうか?災害は突然起こるものです。慌てて用意することのないように、普段から愛犬の荷物を入れたリュックなどを用意しておくのも良いでしょう。
この機会にぜひ防災や防災用品について考え直してみてくださいね。