昨日、やっと車が使用できたので、病院へ行ってきました。
特に左目の周りと口の周りが赤くただれて、かゆみを伴っていたので、前足でかくために傷ができていたのです。
唇も赤く腫れあがっており、見るからに痛々しい感じでした。
他に脚の肘の内側が酷くなって、赤く皮膚が硬くなっていました。
その動物病院は、評判が良く、午前中は凄く込んでいます。
番号券が発行され、現在○番、自分の順番がくるまではあと○○分という表示がでます。
以前は、この機械がなかったので、ずっと待合室で待っているしかなかったのですが、1時間~2時間も待つ時間があると、銀行や買い物を済ませてから病院へ戻ってちょうど良い時間ということもありました。
画期的な機械もあるんですね、おかげで無駄な時間がなくなりました。
【何かの草や花粉からのアレルギー反応】
診察してもらった結果、顔の左目の周りと頬、口の周りは、触れるとアレルギー反応が出る犬もいるという危険な草に触ったためだったようです。
散歩では、他の犬のマーキングの匂いを確かめるために、「クンクン」といろんな草花に近づいていきます。
その中のどの草なのかということまでは、担当医師はわからないということでした。
私も、有害な草花を調べて画像を確認していますが、見るとどれも道端にあって咲いているような草花なのです。
スイセンの花が散った後の葉の部分も有害、よく見かける背丈が低くて黄色の小さな花を咲かせている「トウダイグサ」という可愛らしい花も危険でした。
「タケニグサ」という、一見雑草のような花は、どこからか飛んできて庭に咲いていました。
今朝の散歩中では、葡萄のような、ブルーベリーのような紫色の「実」をつけている「ヨウシュヤマゴボウ」というものを見かけました。
この草は、実が珍しくキレイということで、去年までは私自身もこゆきと一緒に眺めていたものでした。
気を付けないといけませんね。
また、医師の話では、直接花や草、葉っぱに触れなくても、その花の「花粉」が飛んでいれば、アレルギー反応を起こすということでした。
【処方された薬とは】
初めは、草花でアレルギー、アトピーの皮膚炎を起こし、皮膚が発疹を出すとかゆみのため、爪でひっかき傷ができ、その傷口から「真菌」「マラセチア菌」が入り込み、感染し炎症を引き起こしているというのが、こゆきの症状と言われました。
この症状は、4月末から5月にかけての比較的暖かい日々が続いた時に発症した症状と同じです。
やはり、湿気と暑さも関係しているのでしょうね。
カルテを見ていた医師は、毎年この季節から同じような症状が出ていますね、とうなずいていました。
処方された飲み薬は、皮膚の消炎剤のプレドニゾロン、抗生物質のハロスミン、抗真菌剤の抗生物質トラコナ錠とマラケトシャンプーでした。
シャンプーは、散歩から帰り、浴室で脚を洗う時に脚の甲の炎症を起こしている部分、わきの下などにつけて、10分ほど放置して洗い流すというものです。
こゆきの嫌な時間は、シャンプーをつけて放置される10分間のようですね。
浴室にひとり、放置されるとなんとかドアを鼻で押しあけようと必死な様子です。
ひとり置いていかれたこと、不安でしかたがないのでしょう。
そして、10分待って軽く洗う時には「よく頑張ったね、えらかったよ」と声がけを忘れずにしています。
この言葉で、ホッと安心するようです。
処方された薬は2週間分、飲み終わると治ったように皮膚も炎症が治まり、キレイになりますが、その後は梅雨の湿気と真夏の暑さとの闘いが勝負です。
なんとか、秋がくるまでこのまま良い状態が続いて欲しいと願うばかりです。