昨日は台風が心配な一日でしたが、無事それてくれて一安心しました。
朝は晴れていましたが、一時雨という予報なので、散歩も終わり本を読んでいました。
「仔犬を迎える」という書籍でした。
その中で、興味深い内容のものを発見しました。
名づけ方しだいで、犬の性格に影響があるというものでした。
うちは「こゆき」ですが、近所に「こはるちゃん」「こなつちゃん」というシーズーがいます。
「こはるちゃん」「こなつちゃん」たちは、とても穏やかな性格なんです。
それに比べてうちの「こゆき」は、女の子なのに平気でケンカを売り、売られたケンカも買います。
逆に男の子の方が、「見なかったことに、会わなかったことにしよう」と、目を合わせないのです。
【犬は母音は聴き取れるけど子音は苦手】
母音=あ・い・う・え・お→a. i. u. e.o
子音=例えば「カ行」だと→ka. ki. ku. ke.koの「k」にあたる発音が子音と呼ばれています。
kが子音、aが母音という組み合わせだと、犬にとってはkは聴き取りにくく「あ」と勘違いするかもしれないのです。
こゆき=koyukiとなり、最後のkiが聞こえない時もありました。
「こゆ~」って呼んでも、走ってきますから。
そして意外な事実もわかりました。
私達は、犬の名前を呼ぶ時、初めの1音に力が入って呼んでいるようです。
それで、犬は「こ」というところで、呼ばれたと気が付くということみたいです。
先輩犬は「くま」でしたが、「く」ではなく「ま」のところで反応を示しました。
【使用される母音によって性格が違う】
一文字目の発音に「あ~お」までの母音が入った名前では、母音の発音によって微妙に性格が違うということです。
「あ」=明るい、元気、おちゃめなど
「い」=テンションがいつも高く、興奮しやすい
「う」=大人しく落ち着きがあり、冷静
「え」=わがままにふるまうけど、元気
「お」=あわてんぼ、おっちょこちょい、のんびりやさん
などといった具合に、わずかですが、違ってくるというのです。
このことは、私達人間の名前でも共通して噂されていましたね。
「い」と「え」が入る名前の女子は、勝気だとか、男勝りとか・・・などでしたが。
【連なってくる音によって全体の印象も変わるという説】
男の子の「ムサシ」「バッカス」「タロー」「アトム」など強い印象の名前の男の子は、確かに散歩で会っても「強い」という印象です。
こんな風に言われてみると、納得しますね。
男の子でも「ハッピー」「ピース」「ミルキー」という犬は、優しく接してくれますね。
実は、この強そうな名前の犬を呼ぶ時に謎があるそうなんです。
「バッカス」「タロー」と呼ぶ時、私達飼い主は無意識に強く力を込めているという説があります。
そのため、呼ばれた男の子は「より強い性格の男子」となってしまうという説なんです。
女子では、「わかな」「ココ」「こはる」では、優しく「わ~か~な」なんて呼ぶかもしれませんね。
そこへいくと「こゆき」の「き」は、iが入っているので、気が強いのでしょうか。
よく女優さんの「小雪さん」と思われがちですがね。
犬にとっても、人間にとっても名前は大切ですね。