こんにちは。今回は実践編、「我が子の歯石を取ってみる大作戦」第二弾です!使っているのはゼオライト配合の、その名も「ゼオライトハミガキ」。そのまんまやん!って感じですね。
ゼオライトって何?良く知らないんだけど。っていう方は、前回の記事を先にご覧下さい。
犬のデンタルケア、噂のゼオライト歯磨き購入!【始めました編】
そして月日は流れ…というか、前回の投稿から一週間しか経ってないんですが。
【大作戦!の流れ】
今回の大作戦の期間は、約10日前にゼオライトハミガキを購入したので、10日程度使ってみたことになります。
使い方は前回の記事で説明した通り「毎日の歯磨きの後に、ゼオライトハミガキを歯ブラシにつけて、歯石のある部分だけごにょごにょー」ってします。読んでない方は前回の記事から読んでね!
犬のデンタルケア、噂のゼオライト歯磨き購入!【始めました編】
ちなみに効果の現れ方は、ワンコの年齢や歯石、歯の状態によっても異なって来ます。また大型犬の方がついている歯石が大きい分、取るのに物理的に時間がかかります。
我が家のちび犬さくらのスペックは以下。
- 犬種:ミニチュアピンシャーとチワワのmix
- 年齢:3歳4ヶ月
- 体重:1.8キロ(標準体型)
- 歯石:前臼歯に少々歯石あり
- 歯磨き:ほとんど毎日(飼い主が寝込んでいる時以外)
- その他、身体に疾患なし。乳歯遺恨なし
さて、効果あったかな?見てみましょう!
【10日の実証結果】
使用前の歯石の状態がこれ。前回の記事の写真が分かりづらいので、同じタイミングで撮った別な写真です。
黒いゴミ粒は歯石ではなく、このゴミ粒の左の歯が前臼歯、その上周辺がうっすら茶色くなっているのが歯石で、「歯茎には影響を及ぼさないので大丈夫ですよ」と獣医さんに言われているものです。
だけど、あるよりはないほうが良いわけで!というのと「ゼオライトってどうなんだろう」という興味から今回使用してみました。
↓使用前の写真です。さくらが小さいので分かりづらくてごめんなさい。
↓そして今日、10日目の写真。できるだけ同じ条件で撮っていますが、今日はお天気だったので写真全体が明るくなってます。
分かりますか?ほんの少しの違いなのですが…ちょっと茶色いものが減ってきているような…。写真だと分かりづらいかもしれませんが、実際に見ると少し白っぽくなってきてます!
これからも毎日続けてみて、また進捗をご報告しますね!
※さくらはとても小さな犬で、ついている歯石もちょっぴりなので、効果が分かりやすかったのだと思います。
頑固な歯石がたくさんついているワンコはなかなかすぐに効果が見えるとは限らないので、根気よく続けてみて下さい。
【ゼオライトについての注意】
前回の記事でも記載したように、ゼオライトは様々な物質吸着効果があります。
特に「カルシウムの吸着効果」は非常に高く、そのためアクアリウムでのゼオライト使用では「サンゴの飼育には適さない」とあります。(サンゴの生育に必要なカルシウムをゼオライトが吸着してしまうためです)
この性質が、歯石の主な成分であるカルシウムに影響して、吸着効果が期待できるということです。
また、歯石以外にも様々な効果が標榜されているので、ゼオライトの粉末も販売されています。
でも、ゼオライトは様々な効果があるということは「そのままだと大変刺激が強い」物質です。例えばゼオライトの使用上の注意については以下のようなものがあります。
- 水分と接触すると発熱する
- 吸湿性が非常に高い
なので取り扱う場合は手袋等を装着することが注意書きにあったりします - 強いアルカリ性である
強アルカリ性はタンパク質などを溶かす性質があり、その性質を利用して同じ強アルカリ性である重曹を使って掃除したりします。
ですがタンパク質を溶かすということは、人間やワンコの肌、粘膜にも同様の影響が出るということです。
「ゼオライトでワンコの歯磨きをしたら歯茎から血が出た」という話を聞いたことがありますが、ほとんどの場合ゼオライトの粉末を購入し、直接歯ブラシにつけて…というケースでした。(中には単に「歯茎が膿んでた」という場合もありましたのでそういう場合は獣医さんに診て頂いて下さい)
ですので、ゼオライトを使用する際は「そのままの粉末」を購入するのではなく、目的に合った製品を購入して下さい。
(今回のハミガキも「犬のハミガキ」という専用の目的で作ってあるので安心して購入しています)
ここで買ってみました→ゼオライトハミガキ (犬 猫 歯磨き デンタルケア ジェルタイプ)
お口のケアはワンコの健康維持に必要不可欠です。少しずつでいいので、毎日ケアしてあげましょうね。
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