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ワンコの歯医者さんあるのかな? 虫歯にならないためにはどうすればいい

投稿日:2016年9月5日 更新日:

ワンコの歯磨きは、していますか?

病院の話を聞いてところ、毎日が理想ですが、2日に一度でも歯磨きしてくださいとのことです。

でも、ご近所の飼い主さん達に聞いてみると、噛まれたり口をあけなかったりという具合で、歯磨きすることはなかなか難しそうですね。

そういえば、うちの先輩犬は、小屋のそばに歯が落ちていました。

もう17歳という高齢で、男の子ということもあり、庭で外で飼っていたので、あまり歯のことまで注意してあげられなかったかな~と、反省しています。

それにしても抜けるまで放置していて、痛くなかったものか・・・

痛かったんでしようね、でも犬はガマンの動物なんですね。

 

 

【犬の乳歯と永久歯】

そもそも犬を飼っていても、歯磨きの時以外は口の中をあまり見ることは少ないと思います。

まして、乳歯の時は何本、永久歯は何本あるか、というところまで知っている飼い主さん、どのくらいいるのでしょう。

実際、私も数えたことがありませんが。

 

そして人間同様に、生後4カ月ころから乳歯が抜け始めその後に永久歯が生えてきますが、最後の奥歯の生え変わりまで8カ月くらいかかります。

なかには、犬の種類により短頭の種のチワワなどは、乳歯がそのまま残ってしまうケースもあります。

乳歯が残っても、食事をする上で支障はないようですが、残ってしまったことにより歯垢が付き易く歯周病の原因にもなってきます。

 

そういえば、抜けた乳歯はどこに行ったか?  わかりますが?

きになりますよね。

こゆきの場合、ゲージの自分の眠っている毛布の上に1本ありました。

見つけたので、すぐに取り除きました。

でもその1本だけで、抜けた他の乳歯はどこに消えたのでしょうか。

食べてしまう場合もあると聞きました。

食べても歯なので害はないのでしょうか。

 

 

【犬の虫歯】

犬にも虫歯というものはあるようですが、虫歯より歯周病になる場合がほとんどです。

食事の後の歯垢や歯石をそのままにしておくと、雑菌からの毒素によって歯茎が炎症を起こします。

炎症を起こした歯茎は痩せ細くなり、そこに歯石がつくと歯茎は、またやせていきます。

最後に、歯の根が見えるところまで歯茎が小さくなり、最後に抜けてしまうというわけです。

さして、恐ろしいことには、1本の歯がこのような状態になると、すぐ隣の歯へ同じことが起きてしまい、伝染するかのように最後に全ての歯が抜けてしまいます。

人間のような、「虫歯」という歯本体が侵されるというものではないようです。

犬の場合は、歯そのものより歯茎など、周りの組織に異常が現れるのですね。

 

【症状】

歯と歯茎の境目が赤くなっている、口臭がキツイ、歯が長く見える、歯に歯石がついているので黄色の歯をしているなど。

歯石

【原因】

歯周病の原因として、以前では、缶づめが普及したころでは、柔らかいものを与えたのが原因と言われいていたそうです。

でも、今では、歯周病の原因は細菌であり、日常的に口の中にいる細菌が多ければ歯周病になる可能性が高いと言われています。

この細菌を持たない犬は、歯磨きをしなくても歯周病にはならないのです。

歯州病 1

【他の病気を併発する危険】

歯周病を発症した歯によって、併発する病気が違ってきます。

 

・犬歯は、根が深いので根元まで病気が進むと、歯槽骨という骨の部分を溶かしてしまい、鼻孔にまで貫通してしまうということにもなりかねないのです。

そのため、最悪な場合では、食べたものが鼻の穴を通して鼻から出てきてしまうという事態にもなります。

膿

・臼歯(奥歯)は、症状が進行して根の部分が化膿した場合には、膿瘍という膿が溜まった袋状のものができ、目の下が腫れてきます。

膿が排出されることもあり、顎が溶かされて顎の骨が骨折するという事態にもなりかねません。

 

ごくまれに起きることとして、日常的に雑菌が血流にのり、心臓の内部の膜で炎症を起こし、心疾患を起こした例もあるそうです。

また、雑菌を退治しようとする抗体ができ、雑菌と抗体がくっついた複合体ができ、そのことから腎不全を起こすこともあります。

歯も全部抜け落ちて、腎臓病になってしまう犬も出てくるということですね。

 

 

【なりやすい犬の種類の傾向】

外で飼われている犬より、室内で飼われている小型犬の方が遥かに発症する率は高いようです。

その理由として、歯周病菌は飼い主の私達人間からうつるということです。

接している時間が長い分、人間の生活とほぼ同じサイクルですね、そして私達が食べているものを「口うつし」であげることも多いからです。

大型・中型でも室内で飼われている以上、その危険性は同じでしょう。

 

 

【予防】

歯磨きすることです。

また濡れたガーゼで歯ぐきと歯の間を拭いたり、ハブラシはなるべく毛の部分が長い方が、歯肉と歯の間まで入り込めます。

可愛そうですが、人間の食べ物を、むやみに与えないことも大切です。

はみがき

【犬の歯医者さん】

犬や動物の「歯」だけを専門に診る「動物歯科」として独立した病院というものは、少ないようでした。

「動物歯科」となっている、このような歯科は、主に関東周辺に多いようです。

歯に関しては、一般の動物病院の診療科目に入っているようですね。

動物病院の医師は、歯のことまでしっかりと頭に入っているということでしょう。

 

こゆきのかかりつけの病院を調べてみたら、歯も診てもらえるとわかったので、一安心しました。

散歩では、元気に歩いていますが、もう9歳のおばあちゃんシニア犬です。

歯のことは、真剣に考えておかないといけませんね。

私達にできることは、犬に甘く接しないで、しっかりとしていなければいけません。

その場の雰囲気で、食べ物を与えたりすることがいけないことなんですよね。

 

幸い、こゆきは就寝前の歯磨きは、日課となり抵抗もしないで、させてくれます。

それが救いでしょうか。

 

食欲の秋、食べ物が美味しい季節ですが、その前に歯も検診してもらった方が

さらに美味しく食べられますよね。

 

今夜の夕食後の歯磨き、きちんとしようね。

 




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