似たもの夫婦とか、飼い主が犬にそっくり、犬が飼い主そっくりなどと言われますよね。
長年一緒に生活していると、似てくるのでしょうか。
犬は、飼い主一筋なので、心変わりはしないと思いますが。
ある興味深いことを聞いたことがあります。
【飼い主があくびをしたら愛犬にはうつるのか?】
ということだったんです。
研究実験した人がいて、飼い主のあくびの声と他人のあくびの声を聞かせたところ、飼い主のあくびにつられて犬はあくびをしたそうです。
まあ、長年付き添っている間柄、飼い主のあくびや咳の音は聞き分けられますよね。
そして人のあくびが他の人にもうつってしまうのと同様に、犬もうつってあくびをしたらしいのです。
そういえば、うちの犬が手術、入院した時のことです。
食物アレルギーのため、アレルゲンカットのフードを、入院直後に病院の受付に持参した時のことでした。
犬が、入院しているところから受け付けカウンターは見えない場所になっていました。
声を出すと、私が来たことがわかってしまうので、メモを渡したのですが、奥の入院しているところから、犬の「くーーーん、キャン、キャン」という泣き声が聞こえてきたのです。
「私」ということがわかったらしく、「帰れるのかな? 私のことお迎えにきたんじゃないの、忘れないで」と言っているかのようでした。
やはり、気配を感じていたわけですね。
その翌日は手術の日でしたので、私は無事を願い、泣きながら「大丈夫だよ、忘れてなんかいないよ、後でお迎えにくるからね」と心の中で伝えていました。
あの時ほど、せつなく辛い気持になったことはありませんでした。
【犬は飼い主の喜怒哀楽がわかるって本当?】
何頭か多頭飼いをしている飼い主さんなら経験があるかもしれませんが、愛犬は飼い主の喜怒哀楽がわかるそうです。
例えば、そのうちの1頭が亡くなった時、飼い主が泣いて涙を流していると、残った犬が近寄り慰めるように寄り添うという経験はないでしょうか。
うちには先輩の犬がいましたが、17歳という高齢で老衰で亡くなりました。
その時、家族が涙を流していると後輩の犬は、先輩犬の様子を見に行き息をしていない事を察しました。
その後、私たちのそばに来て慰めるようなそぶりで、じっと見つめていたのでした。
「おにいちゃんがいなくなって、今度は私が家を守るからね」と言っているかのような表情でした。
そして、私が流した涙をそっと舐めてくれました。
その犬も来月には、10歳になります。
あと何年、一緒にいられるのかと不安になってしまいます。
毎朝、「おはよう!!」と言うと私の隣で起き上がる事、これが当たり前の生活と思っていましたが、それがとても幸せな事なんですね。
毎日毎日が貴重な「時」のようです。
【犬も夢を見る】
不思議なことに犬も夢を見るらしいのです。
眠っている時、よく観察してみると脚を動かし、まるで歩いているかのようですよね。
人間のように何日も前の記憶が残っているかどうか、わかりませんが。
その当日の散歩の楽しかったこと、好きなあのワンコと会えたことなどを思い出しているのかもしれませんね。
夕方も好きなワンコに会えるといいね。
【辛い乾燥する冬がやってくる】
前に肉球の話をした時、肉球はある程度の潤いを保っていないと良くないということでしたね。
いろいろな犬の本を見てみると、肉球のお手入れ用のクリームなども発売されているとのことでした。
人間の女性並みだなぁ~と思いながら、参考にしています。
こんなかわいいクリームがあるんですね。
肉球もお肌も乾燥するとカサカサになり、ひび割れを起こします。
ひび割れがあると、散歩の時に路面でケガをする可能性が大きくなってしまいますね。
初めから外で飼われていた犬は、ある程度肉球の肌が丈夫になっているらしいのですが、室内で飼われていると柔らかいままで皮も薄いのだそうです。
薄い分、ひび割れを起こす確率も高くなり最悪の場合では、出血し感染症にもかかってしまうということでした。
うちの犬は、アレルギー性の皮膚炎を起こしているので、特に感染症になるような傷は避けたいと思っています。
主に真菌類などに感染するのですが、痒さも見ている方が辛いほどです。
これからの季節、年齢を考えて肉球を保護してあげるようなクリームを塗り、マッサージも欠かせなくなりそうです。
今夜から肉球をマッサージしてあげようと思います。
明日の朝も「おはよう!!」と元気でいられるように。