愛犬が食糞するのを見てしまった時、愛していながらも固まってしまいますよね…。
衛生的にも良くないし、排泄物を口に入れてしまう行為にびっくりしてしまいますよね…!
今回は、愛犬の食糞症にお悩みの方必見!食糞の原因と対策をご紹介いたします☆
①栄養不足からの食糞
犬は本来、肉食動物ですね。
生肉には多くの酵素が含まれており、通常のフードではなかなか摂取することが出来ない栄養素です。
糞にはこの酵素が含まれており、栄養補給のために食してしまうことがあります。
他にもビタミンが欠乏している時も食べてしまいます。
この場合は、フードを質のいいものに変えてあげたり、新鮮な生肉を与えてあげましょう。
生肉は、冷凍で小分けされているものも販売されていますので便利です。
また毛ヅヤにも良いのでおすすめです。
②母犬の真似
母犬は産まれたばかりの子犬の糞を、外敵に見つからないようにするために食べてニオイを消そうとします。
これは本能的による自然な現象ですね。ですが、それを見ていた子犬が母犬の真似を覚えていて食べてしまうことがあります。
この場合は、糞をしたらなるべく早急に片付けることが大切です。
③飼い主から隠すため
決して、大切なものだから隠すわけではありません。
例えば、愛犬がトイレを失敗した時に叱ったりしていませんか?
実は犬は、叱られることが嫌なあまり「隠してしまおう!=食べてしまおう!」となってしまっている時があります。
いわゆる、証拠隠滅タイプですね!
この場合は、犯行現場を見ても、絶対に叱らない事が大切です。
④トイレを片付ける真似
食糞は、飼い主さんがトイレを片付ける真似をしていることもあるのです!
「どこに片付けるといいのかな?お腹に片付けちゃえ!」と言う心理です。
こう考えると可愛いと思ってしまいますが、ここはやっぱり冷静にダメなことはダメなことだと教えてあげましょう。
普段捨てている現場を見せることも効果的です。
⑤消化器系の異常や未発達
食べたものが消化され、必要な栄養を体に取り込んだ後に排出されるのが糞ですね。
ですが、消化器系の異常などがある時は、必要な栄養素を取り込めてないまま排出されてしまいます。
それを再び体内に戻すために食糞をしてしまう犬もいます。
余りにも食糞が治らない場合は、病院に行って検査をしてもらいましょう。
他にも、愛犬の食糞の原因にはストレスや認知症などもあります。
中には、飼い主さんの気を引きたいために食糞してしまう子も!
健康な犬が、自分の糞を食べても体に悪影響があるわけではないのですが、他の犬のものまで食糞をしてしまうと、やはり寄生虫などの病原体の感染も考えなければいけません。
確実に食糞を止めさせる方法は、糞をしたらすぐに片付けることです。
ですが、なかなか現実には難しい話ですよね…。
ですので、愛犬の心理を読み取り、なぜ食糞をするか考えて対策をしてみましょうね!