◆梅雨のじめじめした季節に注意することって何?◆

ここ数日は、暑く夏日を記録している地域も多いですね。

もうすぐ5月も終わります。

6月といえば、梅雨です。

沖縄では既に梅雨入りになったと聞きますが、本州でも今年の梅雨入りは遅いのでしょうか。

梅雨の間は湿気が多く、家中どんなところにもカビが生えたりします。

いやですね、タンスの中の衣類にもカビを発見! なんてこともあります。

カビは「食品」「物」だけではありません、私達の体にもワンちゃんの体にも生えます。

友達が経験したことなんですが、肺の中にカビが入り込んで肺炎を発症したそうです。

咳が止まらず、病院でレントゲン検査を受診したところ、肺の中が真っ白だったそうです。

原因を聞いたところ、なんと「カビ」だったとか。

一口に「カビ」と軽くみることはできませんね。

では、犬にカビが生えることで引き起こす病気はあるのでしょうか。

【真菌】

真菌とは、糸状菌というカビの一種で空気中に漂っています。

真菌によって引き起こされる皮膚の症状のことを、皮膚糸状菌症といいます。

顔の目の周り、耳、脚に大きめの円状の赤く発疹ができ、円形に脱毛し、その周りにフケやかさぶたができます。

犬の皮膚や毛、爪の中に入り込んで炎症を引き起こすことから始まります。

病院で受診すると、抗真菌の飲み薬、シャンプーが処方されます。

真菌は、犬から人へと感染するものですから、犬が発症したら、私達飼い主も気を付けなければなりませんね。

予防として、家の中の環境を清潔に保つことです。

ゲージの中を湿った状態にしない、家の中の空気の流れを作りカビが入り込まないようにすることも大切ですね。

犬によってですが、「汗っかき」「脂症」の犬は、特に気を付けた方がいいでしょう。

皮膚が弱い犬は、特に注意が必要です。

皮膚糸状菌症は、治ったように見えても「完治」するまでに時間がかかります。

根気よく治療を続けることが大事ですね。

jopa3

 

【マラセチア菌】

真菌と同じに、日常生活の中のどんなところにもいるカビの一種で「マラセチア菌」というものがあります。

マラセチア菌も、私達人間や犬に皮膚の炎症を起こす菌です。

人間の症状は、ニキビのような炎症です、ニキビと思って治療していたところマラセチア菌による炎症だったいうこともあります。

このような炎症のことを、マラセチア毛包炎といい、全身どんなところにも症状が出ます。

ニキビに似た赤い発疹で、痒みがあります。

 

犬の場合、犬種によってかかりやすいのは、シーズーやビーグルでしょう。

この菌は、脂漏を好むので、皮膚の脂分がごちそうとなります。

主に繁殖する場所は、耳の耳垢で、マラセチア菌が増殖し皮膚炎をおこし、全体にも広がります。

 

耳の中が、真っ黒になった経験はありませんか?

犬は、しきりに耳を振ったり、脚で耳の中をひっかくような動作をします。

耳の中が痒いのでしょうか、眠れずずっと落ち着きがありません。

よぼど辛いのでしょうが、犬は喋ることができないので、飼い主がよく観察することが大切ですね。

 

マラセチア菌は、脂分を好むので脂漏体質の犬は注意が必要です。

また耳についてですが、ピンと立っている耳より、垂れ下がった耳の方が繁殖しやすいということです。

マラセチア2

 

【予防と対策】

真菌もマラセチア菌も、日常生活の中で生存する菌です。

カビの一種ということで、家の中での環境も大事です。

カビの繁殖を抑えることとして。

①カビが繁殖しないような湿気を抑えた環境を作る

②空気の入れ替えを頻繁に行う

③除湿機を利用する、犬が利用するタオルなどは、日光に干す

④陽の当たる時はカーテン等を開け、部屋の中に日光を取り入れる、

⑤犬の洋服、リードなどは、こまめに洗濯し、日光で干す

⑥もし、真菌、マラセチア菌が繁殖したら病院で受診し、薬やシャンプーでこまめに洗う

シャンプーの後は、湿気が多いので、できるだけ早くドライヤーなどで乾かす(特に耳)

⑦耳の中にカビが繁殖し「真っ黒」になった場合、病院で耳を掃除してもらう。

この掃除は、両方の耳で約1000円くらいです。

 

病院での診察は、患部の組織をテープに貼りつけ、顕微鏡でみます。

すると、真菌、マラセチア菌が現れます。

 

ペットも人間にも共通のカビの真菌、マラセチア菌の繁殖を抑え、私達人間も、ペットも快適な生活をしたいですね。

ペットが健康なこと、それが私達をHAPPYにします。

 

この記事の著者

Yasutake

Yasutakeドッグライフアドバイザー

犬は、小さなころから大好きでした。今までに4頭ほど飼っていました。特に現在、飼っている犬は、アレルギー体質のため、フードはアレルゲンカットのもの、おやつには手造りの野菜で作って食べさせています。

病院での診察回数も多く、犬の病気の書籍やアレルギー対策の食事の本を参考にしながらの毎日です。子宮蓄膿炎で、手術も経験しそれなりに病気の初期症状の発見や対応の仕方もわかりました。

私達家族と幸せに暮らせるhappy lifeを目指していきたいと思っています。

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る