ワンコ用のケーキも出ているクリスマスケーキ、今が旬ですね。
多くの犬は、バナナが大好きなようです。
先週、近くのスーパーの前を通りかかったら、ご近所の犬の散歩友達が、ワンコをスーパーの前の鉄柱に結んで、中で買ったバナナを食べさせていました。
とてもおいしそうに食べていましたね。
バナナは、価格が安くいつも安定しているので季節感はありませんが、うちの犬にも以前食べさせていましたが、アレルギー体質で皮膚炎を起こし病院で受診した時に「バナナを食べさせてもいいか」を聞いてみました。
医師は、ちょっと首をかしげ「バナナですか・・・」と言う表情でした。
そして、人間の食べ物は、全部食べさせないようにと注意を受けてしまいました。
そういえば、バナナやいちごは、「注意」という事が本に書かれていたことを思い出しました。
【バナナの効果は?】
果物の中には、ぶどうなど絶対に食べさせてはいけないものと「様子を見てから」という注意のもの、食べさせてもいいというものまで様々あるようです。
たいていの犬が喜んで食べているバナナですが、栄養価は高く水分も多く含んでいるので、アレルギー反応がない犬にとって、とても栄養のある食べ物となります。
バナナには、カリウム・マグネシウムなどのミネラルとビタミンB、たんぱく質が多く含まれています。
なかなか取ることのできないミネラルやビタミンBを補充できる果物と言えます。
また食物繊維を多く含んでいるので、便秘しがちな犬にとり便通もよくなるので喜ばれていますね。
うちの犬も、サツマイモとバナナを食べさせた翌日は、大量の便をしました。
また約75%の水分を含んでいるので、散歩の途中での水分補給や脱水症状予防のためにはとても効果があります。
含まれているミネラルの中のカリウムは、塩分を排出するという良い効果もあります。
でも、糖質も多いので高カロリーとなってしまいます。
このように、果物の中でも王様のようなバナナですが、注意しなければいけないこともあります。
【バナナを食べさせる時の注意とは】
どんなことに注意したらよいのでしょう。
糖分が多いということは、食べさせる量に注意しなければ、太りすぎになります。
甘くて食べやすいバナナですが、食べることで便が緩くなるという犬もいます。
カリウムは、利尿作用があるので、オシッコの量が増え、おもらし状態の犬もいます。
高カロリーのため、すぐお腹がいっぱいになります。
食べ過ぎると食事の時には、もうおなかいっぱいという状態になります。
そのため、毎日「おやつ」としてあげていると、栄養バランスが偏り、偏食という結果につながります。
犬専用のフードには、偏らないようにバランスを考えたものが入っていますが、
バナナを食べ過ぎるとそれが偏ってしまうということですね。
うちの犬に食べさせていた時は、「くいしんぼう」のため、ちゃんと食事のフードも食べていましたが、振り返ってみると太っていたころもありました。
病院の医師から、やめた方がいいと言われてから食べさせないでいますが、体重は確かに1キロほど減っています。
やはり、そうだったのか・・・と納得しました。
【バナナのアレルギー】
美味しそうに食べてしまうので、スーパーで思わず買って食べさせていましたが、やはりアレルギー反応だったのか? ということがありました。
犬の中でも、本当にまれに反応が出ると言われているバナナのアレルギーとはどんなことでしょう。
うちの犬の例を見てみると、痒がり、口の周りやお腹の皮膚の部分が少し赤くなっていたことがありました。
特に、かゆみは酷かったことがありましたが、その時はまさかバナナ? と思っていたので他の食べたもののアレルギー?と思っていました。
口の周りは、すぐに反応が出ていましたね。
食べる時に付着したことが原因でもあったのでしょう。
その後、痒くてひっかいた部分の傷口からの真菌などの感染症になっていたようです。
後ろ脚の爪で引っかき傷ができ感染症が始まり、その爪でまた別の部分をひっかくとそこにも感染がうつっていたという悪循環のようでした。
あの時、医師からバナナの危険性を注意されていなかったら、今も前と同じような状態になっていたのかと思うと、すごく悪いことをしたと反省しています。
犬にとって、飼い主を100%信じて食べているのですから、まさか?と疑う余地もないのでしょう。
まして甘くておいしいバナナですから、とても喜んで食べていたのでしょう。
本当にかわいそうなことをしてしまいました。
【バナナの皮は特に注意】
食物繊維が多いバナナは、便通が良くなるという反面、リスクもたくさんありそうですね。
嘔吐、下痢などや消化不良という症状もあります。
また、皮の部分は硬く特に消化ができなく、ノドに詰まらせると危険な状態なります。
そういえば、見たことが貼る注意書きを思い出しました。
大型スーパーのトイレでの注意です。
「バナナの皮は絶対に流さないでください」というものでした。
その時は、意味がわかりませんでしたが、ノドが詰まるようにトイレも詰まるということだったのですね。
他にもバナナのように注意しなければならない食べ物がありそうです。
アレルギー体質の犬にとって、とても危険な食べ物のこと、これからも調べてみたいと思います。
愛犬を危険から救うために。