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近くのペットショップでみつけた「オゾンシャワー」のトリミングセットとは?

投稿日:2016年8月1日 更新日:

やっと梅雨も明け、今日から8月ですね。

暑さもいよいよ本番となって、昨日は30℃を超えていました。

「東北の暑さは、涼しい方」と、よく言われますが、やはり暑くて困っている犬はたくさんいますね。

特に、皮膚が脂漏性、汗っかきの体質の犬は、アトピー性皮膚炎をおこしやすいので夏を乗り切ることが大変です。

こゆきも、皮膚炎をおこし病院で最初に診てもらい、「動物性食物のアレルギー症状」と言われた時、皮膚が脂漏性・汗っかきなのでマラセチアや真菌類にも弱い体質と診断されました。

その時から毎年、夏の暑さとの闘いとなっています。

 

たまたまペットサロンを見ていた時に、「オゾンシャワーは脂漏性の皮膚・マラセチアや真菌類のアレルギーに効果があります」という看板をみつけました。

自宅からは車で30分ほどかかりますが、毎年酷くなってきているこゆきの皮膚炎のことを考えると、試してみようかな? と思ってきました。

犬 オゾンシャワー

【オゾンシャワーとは】

オゾンとは、O3のことで、Oという酸素原子が3つくっついてできた同素体というものです。

ところが、酸素原子は3つ連なっていると不安定となり、2つの酸素原子から成り立っている酸素分子O2になろうとします。

この時、1つのO原子を放出するのですが、酸素原子Oは何かと結合する性質があり、この時に大きな力が発生します。

この結合する力は、酸化力と呼ばれて脱臭・殺菌・消毒の力が大変強いものです。

最も殺菌力が強いのが、フッ素ですがそれに次いで殺菌力が強いので、大都市の水道局ではオゾンを使用して水道水を殺菌しているところもあるようです。

もともと酸素原子Oから成り立っているオゾンは、数分で空気に自然に溶け込んでしまいます。

そのため、人間にも犬や動物にも無害となっているので、使用しても安心ですね。

 

水道水の殺菌には、塩素が多く使用されていますが、塩素は量を間違えると大事故につながるもので、危険と言われています。

プールの水には、飲料用の水道水より多い塩素が使用され、肌が白くなったりしていることをよくみかけますね。

 

 

【オゾンをどうやってシャワーの形にするの?】

シャワーをするためには、空気中の酸素を電気分解してオゾンの気体を作ります。

オゾン 機械

その気体を超微細気泡化したものが、ナノバブルオゾンと呼ばれているもので、通常の水を使用したシャワーでは届かない犬の体の隅々まで、ナノバブルオゾンという泡状のもので洗い殺菌します。

シャワー 1 シャワー 2

 

【オゾンシャワーの効果、どんな犬でも使用できるの?】

そんなに殺菌力が強いオゾンシャワー、どんな犬でもOKなのでしょうか。

効果が期待できるのは、脂漏性の皮膚を持ち、マラセチア菌などに感染しやすく、皮膚炎を起こしている犬のようです。

脂漏性の犬は、シャンプーして2~3日後には、毛がベトベトしてきます。

また匂いも強くなるので、オゾンの脱臭力で匂いが消えます。

でも、皮膚に全く脂分が残さないということは、乾燥しパサパサとなりますので、あくまでも余分な脂分を分解して落とすということになります。

 

アトピー性皮膚炎を起こしている犬は、マラセチア菌の他に、ブドウ球菌などのアレルギー反応を起こしている場合もあります。

ブドウ球菌や大腸菌などは、感染症にも繋がる場合もあるので、オゾンのシャワーの殺菌力で感染を防ぐという効果もあるようですね。

また、水道水には、塩素が入っているので水道水を使用したシャワーでは、毛が硬くなってしまいがちですが、オゾンは、水道水の中の有害な物質も洗浄できるので、ふっくらとした毛並みになるそうです。

そういう意味から、皮膚に炎症を持った犬や脂漏性の犬にだけ効果があるというわけではなく、異常のない犬でも水道水を使用するより、自然な洗浄効果が期待できそうですね。

気になる料金ですが、多くのペットサロンでは、トリミング料金+500円くらいでした。

 

 

オゾンシャワーを取り入れているペットサロンは、けっこうたくさんあるようです。

探してみると、意外にも近くのペットサロンでもみつかったり、車での移動でも15~30分程度のところにみつかることも多いので、皮膚に炎症を起こしている犬の飼い主さんには、オススメなのかもしれません。

また警察犬の訓練所でも、オゾンシャワーを取り入れているところもあり、意外でした。

 

http://sen-pd2-kunren.com/service/other/index.html

DSC_0467

でも、注意事項もありました。

病院での受診でアレルギー皮膚炎と診断された犬の場合は、ペットサロンの予約の前に動物病院の担当医にオゾンシャワーを使用してもよいかどうかの判断をもらってくださいとのことでした。

 

昨日、全身をシャンブーしたこゆきですが、翌日の今日には、毛がベたつき始めています。

今の皮膚炎の投薬がなくなったころ、病院で再診してもらいますので、その時に「オゾンシャワーを利用しても影響があるかどうか」を聞いてみます。

皆さんも関心があったら、オゾンシャワー利用してみてくださいね

 




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