こんにちは。季節はすっかり春に変わって、日中は半袖で過ごす人も見かけたりするこの頃です。ワンちゃんは地面に近いので、私達よりもっと暑く感じています。汗こそかきませんが、気温が上がると独特のワンコ臭がしてくる子もいますよね。
そこでシャンプーをしよう!となるわけですが、シャンプー苦手な子、多いのではないでしょうか。うちも子犬の頃から慣らしていたにもかかわらず、シャンプーはちょっと苦手なようです。
今日は簡単なシャンプーの方法をおさらいしながら、シャンプーが苦手な子も少しは大人しくなるシャンプーの工夫をご紹介していこうと思います。
【用意するもの】
シャンプー リンス
ドライヤー バスタオル
ブラシ・コーム オモチャやおやつなど
シャンプーする前に脱衣所やお風呂場に置いておくと、シャンプー時に慌てないで済みます。
また、シャンプーが苦手な子の場合、オモチャやおやつで気を紛らわせるのも手です。
例えばお風呂場でシャンプーする場合、お風呂場に入れたらご褒美におやつをあげる。お湯を掛けて逃げなければおやつをまた一つ、と少しずつ進めていくことがオススメ。「暴れなければおやつがもらえる♪」という経験を積むことで、いつの間にか嫌がることなくシャンプーができるようになると思います。
【シャンプーの手順】
ここでシャンプーの手順を軽くおさらいしておきましょう!
- お湯で体を濡らす
シャワーのお湯を直接かけるのを嫌がる子もいます。その場合、湯桶からゆっくりと体にかけたり、手でお湯をすくってかけてみてください。
- シャンプーで愛犬の体を洗う
手のひらにシャンプーを取って泡立ててください。直接シャンプー液を体にかけると、洗い残しの原因になります。
- シャンプーを洗い流す
手順1、と同じようにゆっくりお湯をかけます。洗い残しがないようしっかり洗い流しましょう。
- リンスをする
リンスインシャンプーでない場合、シャンプー後に軽く水を切ってから愛犬の毛にリンスをつけていきます。つけ過ぎには注意しましょう。
- 体に付いた水気を切る
後のドライヤー使用時間を少なくするためにも、しっかりと水気を切りましょう。愛犬が「ブルブル」して水を飛ばすのが一番手っ取り早いです。
何度かブルブルさせた後に、タオルで残りの水分を拭き取るとバッチリです。
- ドライヤーで乾かす
ドライヤーは音が大きいし、恐がる子もいますよね。恐がる子には温風が出て、かつ一番風量の少ないモードを使用しましょう。
この時、バスタオルを愛犬の体に掛けたままで、タオルの外側や内側からドライヤーをかけると熱が逃げにくく、乾きやすくなります。
【シャンプーの回数やシャンプーの選び方は?】
以前は「皮膚に負担が掛かるため、シャンプーの回数は少なく」とよく言われていました。実はそれ、品質の悪いシャンプーのせいだったのです。
私たちも低品質のシャンプーを使うと、髪がゴワゴワしたり、枝毛が増えたり、フケが出たり…そういったトラブルが増えますよね?それと一緒で、愛犬も低品質のシャンプーを使うと皮膚炎を起こしたり、毛にツヤがなくなったりとトラブルが起こります。
なので、シャンプーやリンスを選ぶときはなるべく原材料を確認して高品質の物を使用することをオススメします。中でも体質や毛質に合った物があると思うので、色々と試してみてくださいね。
でも品質が良いからといって毎日シャンプーしては愛犬の体力が心配です。特に小型犬は疲れやすいので、週に2、3回程度にしてあげてくださいね。
いかがでしたでしょうか。トリマーさんにしてもらうのが一番だけど、毎週毎週通うのはちょっと…という場合もありますよね。
お家でシャンプーができたら毎日清潔でいられるし、皮膚病も防げるし、一石二鳥以上の効果が期待できます!
今まであまりお風呂にチャレンジしたことが無かったワンちゃんも、この春から是非チャレンジしてみてくださいね。